(2025年)プロ野球の1年の流れ(開幕・交流戦・CS・日本シリーズなど)

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プロ野球1年の流れ

どうも、鬼のインドア派のたご作@tagosaku881)です。

2025年となり、今年もプロ野球が開幕します。

今年もまた開幕から各チーム143試合を戦ったのちにクライマックスシリーズ、そして、10月下旬の日本シリーズへと長きに渡り、続いていきます。

この記事では、プロ野球における1年間の流れをわかりやすく説明していきます。

たご作

ちなみに、メジャーリーグの開幕戦(ドジャース対カブス)が日本プロ野球の前に東京ドームで行われます!

目次

プロ野球1年の流れ

プロ野球1年の流れ
 プロ野球1年の流れ 
  • 2月    春季キャンプ
  • 2月下旬~ オープン戦
  • 3月下旬  レギュラーシーズン開幕
  • 5月下旬~6月中旬 交流戦
  • 7月下旬  オールスターゲーム
  • 10月上旬  クライマックスシリーズ
  • 10月下旬  日本シリーズ

春季キャンプ(2月1日~)

リーグ優勝、そして日本一を目指して、この日から1年が始まるといっても過言ではありません。
プロ野球全12球団が2月1日から一斉に各地でキャンプインします。

このキャンプの様子は、実際にキャンプ地へ観に行ったり、テレビ・ネット中継で練習風景等を視聴することで確認することができます。

基本的に九州や沖縄といった冬でもある程度、温暖な気候の場所で行われることが多いです。
また、球団によっては、前半と後半で時期を分けて、キャンプ地の場所を変えて練習するところもあります。

なお、チームとして動き出すのは、2月1日からですが、1月には各個人では自主トレを行っています。
チームメイト同士であったり、近年はライバルチームの選手同士でも自主トレを行うケースが増えてきています。
スポーツニュースなどで報道されることがありますので、お気に入りの選手はチェックしておくとよいでしょう。

オープン戦(2月22日~3月23日)

オープン戦とは、キャンプで鍛えた結果の出来であったり、中堅選手などは実践感覚を取り戻すといった具合にシーズン開幕前の調整といった形で行われます。

前半は若手中心、後半は開幕に向けたメンバーが登場するケースが多いです。
若手選手は、このオープン戦で如何にアピールするかが重要となります。

2025年のオープン戦は、2月24日から1ヶ月くらいかけて行われます。
2月中は、キャンプ地付近の沖縄での試合が多く、3月に入って各球団の本拠地へと移っていくのが特徴。
なお、東北楽天は、本拠地が仙台ということもあり、前半は、静岡をメインにしてオープン戦が行われます。

球団ごとでオープン戦の試合数が異なることに注意!

ソフトバンク、ロッテ、西武、オリックスの4球団は、オープン戦前に「球春みやざきベースボールゲームズ」を経てから、オープン戦に参戦することになっています。
今年は、2月26日~3月2日にて行われる予定です。

球春みやざきベースボールゲームズ

2015年に創設された宮崎県でキャンプを行う野球チームによる練習試合シリーズ。
2025年は、ソフトバンク、ロッテ、西武、オリックス、ロッテ(韓国プロ野球)、斗山ベアーズ(韓国プロ野球)の5チームで行う予定。

プロ野球開幕戦(3月29日)

球春の桜

2025年は3月28日(金)セ・パ両リーグが開幕します。

ここからレギュラーシーズンが始まります。
今シーズンのレギュラーシーズン(ペナントレースともいう。)は、通常通りの143試合で行われます。
なお、2020年は、新型コロナウイルス感染症の影響により、120試合制でした。

レギュラーシーズンの内訳は、リーグ内対戦125試合交流戦18試合、合計143試合となります。
下記の交流戦が始まるまでは、同一リーグ内での試合を行っていくことになります。

注目の開幕カードは、このようになっています。
開幕戦は、どの試合もエースが投げるため、最も見応えのある試合と言っても過言ではありません。

セ・リーグ開幕戦(3月28日)

巨人-ヤクルト(東京ドーム

DeNA-中日(横浜スタジアム)

広島阪神(マツダスタジアム)

パ・リーグ開幕戦(3月28日)

西武-日本ハム(ベルーナドーム)

オリックス-楽天(京セラドーム大阪)

ソフトバンク-ロッテ(みずほPayPayドーム福岡)

日本生命プロ野球セ・パ交流戦(6月3日~6月22日)

他リーグのチームと対戦することになる日本生命プロ野球セ・パ交流戦が始まります。

ホームゲーム9試合、ビジターゲーム9試合の合計18試合が組まれています。
流れは以下の通りです。

日 程本拠地
6月3日~5日パ・リーグ本拠地
6月6日~8日セ・リーグ本拠地
6月10日~12日パ・リーグ本拠地
6月13日~15日パ・リーグ本拠地
6月17日~19日セ・リーグ本拠地
6月20日~22日セ・リーグ本拠地
6月9日、16日には予備日

セ・リーグ本拠地では指名打者制(DH)なしパ・リーグ本拠地では指名打者制(DH)ありで行われる。

パ・リーグの投手が打席に入るように普段、見ることができない交流戦は、交流戦の順位がレギュラーシーズンの順位との相関性が非常に高いことで有名。

たご作

2022年は、ヤクルトが交流戦1位でそのままセ・リーグ制覇したぞ!
以前はソフトバンクの草刈り場でもあり、パ・リーグが圧倒していた時代も。

交流戦は、セ・リーグとパ・リーグ、どちらのリーグが強いのかという天秤にかけられることの多い期間でもあります。
よって、過去にはこんな出来事も。

交流戦でパ・リーグ球団に大きく負け越し、セ・リーグの全球団が勝率5割以下(貯金なし)という史上初の出来事などもあった(2015年6月23日)。
この出来事は、「セ界恐慌」とも「セ界の終わり」などと呼ばれるなどで有名。

交流戦終了後は、再び同一リーグ内での対戦カードで戦うことになります。

オールスターゲーム(7月23日、24日)

オールスターゲームは、セ・リーグから選抜された選手とパ・リーグから選抜された選手による対抗試合です。
ファンによるネットや郵送での投票、選手間による投票、そして前年リーグ優勝した監督からの推薦によって選ばれます。

オールスターゲーム

第1戦 京セラドーム大阪

第2戦 横浜スタジアム

なお、7月25日(金)が予備日として設定されています。

オールスターゲームが終了し、7月26日(土)から再び同一リーグでのレギュラーシーズンが始まります。
この時期以降は、前半戦の疲労と夏場の暑さによるバテから不振になる選手が出てきたりします。
シーズンも終盤へと近づき、順位にも注目されてくる大事な時期といえよう。

なお、7月31日が「トレード・支配下登録期限」となっています。
トレードや新外国人獲得や育成選手などの支配下登録ができるのはこの7月31日までとなります
8月から新戦力の獲得ができず、各球団とも現有戦力で戦うことになります。

9月後半から10月にかけては、セ・パそれぞれで優勝チームが決まることになります。
下記のクライマックスシリーズの関係上、上位3位までのチームは日本シリーズに出場できる見込みがあるので、レギュラーシーズンの最後まで応援の熱が入ることでしょう。
さらに、引退する選手の引退試合などもあり、意外と順位が決まっていても見逃せなかったりする時期となります。

マジック1のソフトバンクの優勝を食い止めた山川穂高選手の1発
たご作

2022年のパ・リーグは、この1打によりソフトバンクの優勝を阻み、オリックスが日本一となったので、最後までペナントレースは見逃せない!

クライマックスシリーズ(10月11日~)

クライマックスシリーズ

10月中旬からはレギュラーシーズンでそれぞれのリーグで上位3位になったチームで、日本シリーズ出場をかけてのクライマックスシリーズが開催されます。
クライマックスシリーズには、ファーストステージ(10月11日~)とファイナルステージ(10月15日~)があります。

まず、ファーストステージにて、2位チームと3位チームがそれぞれのリーグで対戦します。
先に2勝した方がファイナルステージへと駒を進めることになります
なお、開催場所は、2位チームのホーム球場となります。

ファイナルステージでは、リーグ優勝チームのホーム球場で全試合行われます
さらに、リーグ優勝チームには1勝のアドバンテージが与えられ、先に4勝したチームが日本シリーズへ進出します

ファイナルステージは、ファーストステージの直後に行われるため、リーグ優勝チームは初戦からエースを登板させることができるという利点があります。
一方のファーストステージ勝利チームは3、4番手の投手を登板させざるを得ません。
さらに優勝チームには1勝のアドバンテージを有しているため、リーグ優勝チームが有利と言えます。

ウマタロー

2024シーズンはDeNAが3位からファイナルステージまで勝ち抜いて、日本シリーズへと進んだぞ!

たご作

2018、2019年とリーグ優勝したのに日本シリーズに行けなかった西武ライオンズ…

日本シリーズ(10月25日~11月2日)

クライマックスシリーズが終わると、いよいよ日本一を決める日本シリーズが始まります。

セ・リーグのとパ・リーグのクライマックスシリーズを勝ち上がったチーム同士で、7試合をし、先に4勝したほうが日本一の栄冠に輝きます

たご作

2024年の日本一は、セ・リーグ3位の横浜DeNAベイスターズの下克上からの日本一でした!

2試合開催→移動日→3試合開催→移動日→2試合開催といった流れで進んでいきます。
西暦の奇数年がパ・リーグの本拠地、偶数年がセ・リーグの本拠地から開幕します。

日 程 本拠地
第1戦 10月25日(土) パ・リーグ本拠地
第2戦 10月26日(日) パ・リーグ本拠地
移動日
第3戦 10月28日(火) セ・リーグ本拠地
第4戦 10月29日(水) セ・リーグ本拠地
第5戦 10月30日(木) セ・リーグ本拠地
移動日
第6戦 11月2日(土) パ・リーグ本拠地
第7戦 11月3日(日) パ・リーグ本拠地

日本シリーズが終了し、日本一が決まると、1年かけて戦ってきたシーズンが終了します。

オフシーズン

ここからは、プロ野球の全日程が終わった後の流れを簡単に説明します。
オフシーズンとなりますが、注目すべきイベントは多く存在します。

ドラフト会議

来季以降の戦力もしくは未来のスター候補となる高校生、大学生、社会人といったアマチュア選手を獲得するイベントです。

甲子園で活躍した高校生の野球選手などが指名されるので、アマチュア野球にも視野が広がるチャンスともいえます。

たご作

ここで着目した選手を追うというのもプロ野球観戦の楽しみの1つ!

秋季練習・秋季キャンプ

クライマックスシリーズに出られなかったチームなどは、早くから秋季練習を行います。
大体、秋季練習→秋季キャンプといった流れとなり、シーズンオフになってから始まる練習またはキャンプのことを指します。
よって、例年だと10月下旬から11月上旬にかけて行われることが多いです。

春季キャンプと大きく違うのが、球団の全選手が参加せず、若手選手を中心として、来季に向けたトレーニングを行います
ベテラン選手などはシーズンの疲れを取るために参加することはめったにありません

春季キャンプ同様に、一般公開されており、見学やネット配信でも視聴ができたりしますので、球団の公式サイトでチェックするのも良いでしょう。

戦力外・12球団合同トライアウト

上記のドラフト会議で新たに入団してくる選手がいるならば、実力不足でチームを退団せざるをえない選手もいるのが悲しい現実といったところ。
そういった選手は、球団から以下の期間内で戦力外通告を受けることになります。

  • 第1次通告:10月1日からクライマックスシリーズ開幕前日まで
  • 第2次通告:クライマックスシリーズ全日程終了翌日から日本シリーズ終了翌日まで。

※ ただし日本シリーズ出場チームは日本シリーズ終了の5日後まで

戦力外通告を受けた選手はプロ野球選手を引退するか、現役を続行するかの選択をしなければなりません。
現役を続けるのであれば、12球団合同トライアウトなどを経て、新たな球団に獲得してもらうようアピールをしなければなりません。

12球団合同トライアウト

12球団合同で行う戦力外通告などの自由契約選手を対象としたトライアウトのこと。
かなり狭き門ですが、現役を続けたい選手にとっては真剣の場です。
毎年11月末から12月上旬くらいに行われます。

ファン感謝デー

11月23日あたりを中心に各球団でファン感謝デー(通称:ファン感)が行われます。
日頃の感謝を名目に、野球だけはないトークイベントやバラエティー番組のような、笑いのある企画が行われるイベントです。
普段の姿からは想像できないような話を聞けたり、グッズがもらえたり、引退する選手のセレモニーが行われたりします。

ファン感謝デーの実施の様子も球団公式SNSやネット配信で楽しむことができます。
ちなみに僕がこの間のファン感の様子はこの記事で!

たご作

イチロー・スズキを20年ぶりくらいに西武ドームで観る衝撃のファン感!!

契約更改

オフシーズンの話題の1つと言えば、選手たちの契約更改
選手たちは今季の評価を聞いたうえで、来季の年俸や契約を行うことになります。

FA取得が近い選手の複数年契約や、結果を残した選手の年俸などの予想を楽しむのも一興です。

たご作

西武ファンなので、FA取得前年の選手の契約更改が怖いっす。
今年は、山川穂高選手の動向が最も気になるところ。

新人選手入寮・新人合同練習

年が明けると、選手は自主トレを始めますが、新人選手たちも球団の寮に入り、そして新人合同自主トレが始まります。

こちらも近年は、各球団のYoutubeなどで様子を見ることができますよ!

プロ野球のスケジュールのまとめ

以上、プロ野球の1年間の流れを今年の日程と合わせて、ザっと紹介してきました。

今年もどんな野球を魅せてくれるのか今からとても楽しみです。
この記事である程度の日程の感覚を掴み、野球観戦を楽しんでもらえると幸いです。

なお、この記事を作成して思ったこととしては、プロ野球選手はシーズン中は当然のこと、オフシーズンもそんなに休めていないのではなかろうか。
そして、プロ野球というコンテンツは、シーズンが終わっても私たちファンを1年中、楽しませてくれるエンターテイメント性の高いものであることを実感させられます。

プロ野球の1年の流れを知れば、より野球観戦を含め、野球の面白さに取り付かれることでしょう。
本記事を参考に野球を好きになってくれれば幸いです。

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この記事を書いた人

鬼のインドア派。
当然、仕事もインドア派を望むも、叶わぬ毎日の現実に嘆息している。
本ブログでは、鬼のインドア派にふさわしいパソコンの紹介やパソコンを使ってできるゲームやデジタルイラストなどを紹介している。
唯一のアウトドア派の趣味である野球観戦・競馬観戦を踏まえた写真撮影方法なども記している。

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