どうも、鬼のインドア派のたご作(@tagosaku881)です。
EA(エレクトロニック・アーツ)とコーエーテクモがコラボした新規ハンティングゲーム『WILD HEARTS(ワイルドハーツ)』が発売されました。
ハンティングゲームは、モンスターハンター(モンハン)シリーズの独壇場の中で楔を打ち込むことができるかが焦点となると思うぞ!
新規タイトルにもかかわらず、広報費を削っていたのか、あまり情報がない中で、発売された本作品でした。
購入して遊んでみて、モンハンとは異なる新鮮さがあり、とても楽しめました!
ハンティングゲーム(いわゆる”狩りゲー”)で最重要であるカメラワークに大きな不満があるものの、次回作等の期待を込めて個人的な評価は満点だ!
- 狩りゲーなどのアクション性の高いプレイをやりたい人
- 中世日本のような和風の雰囲気を楽しみたい人
このゲームを購入し、遊んでみましたので、レビューしていきます。
ゲーム概要
タイトル | WILD HEARTS |
対応機種 | PS5、Xbox Series X|S、PC |
ジャンル | ハンティングアクションゲーム |
プレイ人数 | 1~3人 |
発売日 | 2023 年2月17日 |
『WILD HEARTS』は、ハンティングアクションゲームです。
いわゆる”狩りゲー“というやつ。
巨大かつ強敵なモンスターを倒すことでゲットできる素材を集める。
↓
武器・防具を新たなに作成強化する。
↓
さらに強いモンスターを狩っていく。
といった、サイクルで行われるゲームのこと。
本作を開発するコーエーテクモのω-Forceは、無双シリーズで有名ですが、過去には『討鬼伝』シリーズで狩りゲーを手掛けた実績を持っています。
しかし、『討鬼伝2』以降、続編がない中で、本作の登場ということになります。
討鬼伝シリーズも面白いからおすすめだぞ!
舞台は中世の日本風な「あづまの国」
舞台は、架空の世界ではありますが、中世の日本を舞台にした「あづまの国」
巨大獣により自然が蹂躙された世界の中で、主人公は「からくり」を扱う獣狩り(ししがり)として、巨大な獣を倒して、平和に導いていく。
中世日本の雰囲気の狩りゲーということで、日本人にはたまらん、世界観のゲームです。
装備品も日本風の甲冑や衣装が取り揃えられています。
用意されているマップ、いわゆる大型獣を狩るための狩場は4つ。
それぞれのマップには、季節の名前が入っています。
季節名どおり、日本の四季を感じることができるようなフィールド内では、和風の建築物をチラホラと見かけることになります。
日本人ならワクワク感を感じることでしょう。
ジブリの『もののけ姫』とかなりリンクしたのは僕だけだろうか?
本作独自の「からくり」
モンハンシリーズと大きく異なるのが「からくり」であり、本作の1番の魅力であると言っても過言ではないでしょう。
マップ上で自由に「からくり」を設置することでプレイヤーを様々な有利な展開を引き出してくれる高システムです。
例えば、敵の攻撃を防ぐための壁や敵を拘束する罠の設置に加えて、目的地に向けて、空を飛んだりと高速移動できるようなマップ内のインフラ整備、そして、好きな場所にキャンプ地を作ったりなどの拠点づくりなど、「からくり」には本ゲームの魅力として遊びたい要素がふんだんにちりばめられています。
ストーリーを進行したり、大型獣から得られる獣珠を使って、スキルパネルのような画面で多種多様なからくりを生み出すことができます。
「からくり」は大きく分けて3つの種類を使っていくことになります。
基礎からくり
マップ内のフィールド探索中や戦闘中に使える本ゲームの基本となる「基礎からくり」。
フィールド探索にもよく使用するため、最もプレイヤーがお世話になるからくりだろう。
ゲーム序盤では、主に4つのからくりがあり、「天つ糸」という素材が必要となり、無限大に持てるわけではないため、建築できるからくりも制限されます。
フィールド中にある木や岩を破壊することでゲットすることができるが、狩りの戦闘においてはこの「天つ糸」の素材が切れてしまい、ここぞというときにからくりが設置できないこともしばしば。
からくりの設置には、「天つ糸」の管理をしながら、ここぞというときに設置していきたいところです。
- 「匣」
- 「発」
- 「灯」
- 「羽」
※ストーリー進行によりさらに使える”からくり”が増えていきます
崖などを登らなければならないときに、「匣(ハコ)」を積み上げて高台を作って補助してくれます。
「発」はプレイヤーを瞬時に押し出して高速移動が発動します。
戦闘中は、回避行動としても優秀なからくりです。
「灯」は、明かりを灯すかがり火で、周囲を見やすくするだけでなく、武器に火属性の追加ダメージを与えることができます。
「羽」は、上空に飛行することができるからくり(上の画像参照)。
ドラえもんのタケコプターのイメージがピッタリだと思います。
上空からのたたきつけ攻撃は、敵に最もダメージを与えることができるので、上空への回避だけでなく、攻撃面でも使っていきたいところ。
後述の「連結からくり」は、この「基礎からくり」の応用という位置づけなので、こちらをしっかりマスターしておきたいところですね。
連結からくり
基礎からくりの応用として「連結からくり」を発動することができます。
例えば、匣を同じ場所に6個設置し続けると、「壁」を生み出すことができます。
敵の突撃をブロックしやすくなります。
あわせて、匣と同様に高台としての利用もできる優れもの。
発を3つ設置し続ければ、高威力で攻撃するピコピコハンマーのような「仕掛け槌」もできます。
このように狩りをする際の戦闘において、プレイヤーを優位に助けてくれるのが「連結からくり」なのです。
拠点作りのからくり(龍脈からくり)
「龍脈からくり」とは、簡単に言うと、マップ内で拠点を作るために使用するからくりのことです。
「龍脈からくり」により、設置できるものを例として挙げるとこんな感じです。
龍脈からくりの例 | できること |
---|---|
獣狩の焚火 | クエスト受注やマルチプレイ お供となる「つくも」の調整 |
幕屋 | 時間帯(朝・昼・夕・夜)の変更 ファストトラベル |
獣探しの櫓 | 獣の位置などがわかる |
飛蔓 | ジップラインを設置できる |
食材箱 | 食料を保管できる |
一輪馬 | 移動速度の乗り物に乗ることができる |
姿写しの鏡 | キャラクリができる |
以上のような龍脈からくりを設置するためには、マップ内には点在する「龍穴」と呼ばれる穴に必要となる素材を用いて開放します。
見つけたら必ず開放するようにしましょう。
龍穴を解放したら、さらに龍穴の強化を目指して、さらに素材を集めましょう。
この龍穴を強化することで、龍脈コストを増やすこととなり、「龍脈からくり」をたくさん作ることができるようになるからです。
この龍脈からくりを作り込むことで、オリジナルの拠点作りができるようになります。
本作は、大型獣にダメージを与えると、別の場所へ逃げていきます。
結構の頻度で逃げるので追いかけるのダルい!
大型獣をそのまま追いかけるのではなく、予め「飛蔓」でのショートカットや「幕屋」のファストトラベルを設置しておくことで、逃げる大型獣にすぐ追いつき、討伐する時間を大きく短縮することができるようになります。
オンラインを利用することで、ほかのユーザーのフィールドに降り立つことができるので、どのように整備されているのかを参考にすると、効率的な自身のオリジナル狩り場を作ることができると思います。
オンラインで他人のマップを参考に作り込むのもアリ
武器は8種類
1つの武器を携えて、獣を狩る本ゲームの武器の操作性は、モンハンよりもサクサクで俊敏な動きをします。
同じコーエーが手掛けているだけに『仁王』シリーズと近い、スピーディな動きをする印象を受けました。
からくり要素を組み合わせることで、さらにスタイリッシュさを増すといった具合です。
そして、プレイヤーが使用できる武器は、8種類用意されています。
- からくり刀
- 野太刀
- 槌
- 傘
- 弓
- 飛燕刀
- 変形棍
- 大筒
最初に使用できる武器は、「からくり刀」、「野太刀」、「槌」、「傘」「弓」の5種のみ。
物語の進行により、8種類へと解放される。
どの武器も癖があります。
初めて狩りゲーで遊ぶ方は、素直に「からくり刀」を選ぼう。
唯一、操作性にクセがないと思います。
自分は、「飛燕刀」で遊んでます。
唯一、高所まで飛ぶことができ、忍者のように飛び回りながら、トリッキーな攻撃が気に入っています。
その他、「弓」や「傘」でも遊びましたが、特に「傘」は受け流し(パリィ)を狙って、攻撃力を高めるという変わり種です。
使いこなせれば、めちゃくちゃ楽しいでしょう。
下手っぴは、ただやられるだけの武器…
このように8種の武器には、それぞれ特徴があるので、自分に合った武器を選ぶことは、当然として、プレイスタイルが飽きたら他の武器に挑戦するというのもアリでしょう。
難易度は? ⇒ ゲロ難です
大型獣(大型モンスター)は20種類ほど。
大型獣は、突撃してきたり、モノを投げてきたり、周囲を凍らせたりする属性攻撃を繰り出すなど獣によって様々な攻撃を仕掛けてきます。
しかも、でかいだけでなく、素早い…
これらの攻撃をプレイヤーが受けると、体力をごっそりと持って行かれるため、相手の動きを観察し、プレイスキルの向上を図るのが肝要です。
あわせて、相手の動きを止めたり、大ダメージを与える機会をうかがうためにも、「からくり」を駆使することも大事でしょう。
もはや、プレイ感覚的には「狩りゲー」というよりは「死にゲー」みたいなのものです。
「死にゲー」との違いは、プレイキャラのレベルアップの概念がなく、大型獣以外の動物の脅威が皆無といったところだろう。
なので、大型獣に耐えられるだけのプレイヤー装備を整えることも大事になってきます。
場合によっては、使用する武器を変えることも必要かもしれません。
大型獣の中で「ジゴクサル(強)」「アマテラス」「シラヌイ」あたりは超苦戦しました。
その強さは、ゲームを投げ出すくらいでしたよ!
このような難敵をどう対処すべきなのか?
ズバリ、オンラインでのマルチプレイである助太刀要請を使うのです。
他力本願とまでは言いませんが、かなり難度が下がるはずです。
個人的には、ソロプレイだと相手の動きを交わし、隙を見て攻撃といったプレイスタイルで死にゲー感が強く、繰り出したいからくりを考えているうちにダメージを受け、死亡というパターンが多かったです。
まさにからくりを自在に操るというよりはヒットアンドアウェイの窮屈なプレイを強いられるという印象でした。
一方で、マルチプレイは自分含めて、最大3名で遊べ、大型獣も自分以外のターゲットを攻撃してくれるので、覚えたてのからくりをガンガン使用できて、とても楽しく遊ぶことができました。
複数人いることで難易度もかなり下がった印象を受けるので、プレイに詰まったときはマルチプレイ(ゲーム内では「助太刀」)をやってみるといいでしょう。
プレイ難度は、オンライン共闘のほうが低い
やり込み要素は? ⇒ 結構ある
先述とおり、プレイ難度が個人的には、ゲロ難でしたので、武具と防具はしっかりと整える必要がありました。
よって、苦戦する大型獣の特徴を捉えた装備品を用意するために、素材集めのために、とにかくマップを走り、大型獣を狩りまくっていました。
さらに、プレイキャラをお助け、お供となる「つくも」の強化も必須となるため、各マップに50体(計200体)いる「つくも」探しも行っていました。
主人公のお供となる物体で、スターウォーズ(EP7~9)に登場するのBB-8胴体だけみたいな見てくれをしているやつ。
敵の注意をひきつけたり、プレイキャラを回復したりしてくれる頼める相棒。
各地にいるつくもを仲間にすることで、つくもの能力を強化することができる。
このように、苦戦する大型獣のための素材集めに加え、ショートカット作りをはじめとするマップ内の拠点作りや一時的な能力アップが図れる食材集めなどの拠点作りにも精を出す必要があり、結構なやり込みが必須でした。
さらに、公式からは、無料アップデートにより毎月何かしらの新要素を追加すると言っています。
- 獣「焔魔獸ナラクザル」の追加
- 獣「カグツチ」の追加
- 高難度クエストの追加
- 新エモートの追加
- 新チャットスタンプの追加
アップデートがいつまで続くの不明ですが、遊べることはかなり多いと言えるでしょう。
良い点・悪い点
ここから遊んでみての『WILD HEARTS』の良いところと悪いところをお伝えしたい。
それぞれ3点挙げているが、総合的な評価は、実に面白い!
ということでこの記事を読んでいる皆さんに是非ともプレイしていただきたいところです。悪い点を挙げているのは、意味合い的には改善点といったところです。
良い点
- 豊富な武器製作
- 自由度の高いキャラクタークリエイト
- 難易度高すぎ
豊富な武器製作
武器を製作する際の武器製作ツリーがスゴイです。
これにより同じ武器でも性能の異なったプレイヤーオリジナルの武器を創ることが可能となります。
大型獣を狩り素材を集め、新たな武器をを製作するときに武器製作ツリーから武器を作り出すわけですが、その際に継承技能として以前使っていた技能を新たに製作した武器に引き継ぐことができます。
この武器製作の特徴から、ツリーを辿るルートによって、得られる技能が異なるため、同じ武器を作ったとしても全く異なった技能を持つ武器を誕生させることができます。
また、武器が8種類用意されているため、その武器にあった技能を考えるのも面白いと思います。
各々が考える最強の武器を作って、狩場を荒そう!
自由度の高いキャラクタークリエイト
主人公は、プレイヤーが自在にキャラクターを作ることができます。
かなり細かく調整することができるため、納得できるまで自身の分身や美男美女などを作り込めるのが素晴らしいです。
同じコーエーから提供されているということで『仁王2』に近い、キャラクタークリエイトとなっています。
12種類の体格
6種類(顔、髪、ひげ、化粧、体、身上)の細かな設定
ただ、『仁王2』や『Wo Long: Fallen Dynasty(通称:ウォーロン)』の方が細かく調整できることに加え、これらのキャラクリコードが非常に便利でした。
しかし、このキャラクリコードが本作には付随していません。
よって、他のプレイヤーキャラがいいな、一度作ったキャラでもう一度プレイしたいな、と思ったときにコードがあれば簡単に作れる『仁王2』や『ウォーロン』とは異なり、本作ではゼロから自力でつくる必要があります。
キャラクタークリエイトで作ったキャラは、ゲーム途中でやり直すことができます。
しかし、最初に設定したキャラの容貌は、ゲームを開始してからしばらく使うことになるので、最初から満足できるキャラを作ることをおススメします。
「姿写しの鏡」を作るまで(中盤くらい)は、最初の設定のキャラでプレイすることになる
難易度高すぎ
先にも述べましたが、難易度がかなり高いと思います。
モンハンシリーズよりも難しいという意見をチラホラと見かけます。
僕も『モンスターハンター:ワールド』しかこのシリーズを遊んだことはありませんが、確かに本作の方がクリアまで時間がかかりました。
ただ、しっかりと強い装備を整え、必要となるからくりを用意していけば、クリアできるようになっていたため、ハスクラ要素がかなり強いと感じました。
攻略に詰まったら、必要となる武器・防具に必要となる素材集めのため、過去に倒した大型獣退治などに余念がなく、あわせて、効率的に狩りができるように龍脈からくりにより拠点作りにも精を出すといった具合で、決して飽きさせることはありませんでした。
ひとえに、本ゲームの難易度が高いことから来るメリットだと思っています。
また、本作のみどころである「からくり」も大型獣ごとに有利に戦うことができる、使える「からくり」と使えない「からくり」があるため、どの「からくり」が討伐対象の大型獣に使えるかを見極める必要があり、戦術性が求められます。
「連結からくり」は、大型獣を倒すには必須であり、その活用が本作の魅力となっています。
しかし、繰り出すのに多くのボタンを押す必要があるため、よく押し間違いによる想定外のからくりを作ってしまったり、でこぼこした地形でうまく設置できなかったりと、若干、ストレスが溜まるところが見受けられます。
そこは、ショートカットキーの割り当てなんかがあるとありがたいと感じました。
マルチプレイの共闘も方が効率的に大型獣を倒すことができるので、素材集めの際はマルチで遊んだほうがいいと思います。
ストーリーは、マルチが集まらない傾向がある(長いムービーを強制的に鑑賞させられる場面がいくつかあるからだと思う)ため、ソロで実力をつけることも大事だと感じました。
悪い点
- カメラワークが悪い
- 移動が面倒
- 食糧の管理がだるい
カメラワークが悪い
オブジェクトがたくさんあるところでは、プレイヤーキャラが壁や岩などのオブジェクトに重なり、見えなくなることがあります。
特に、マップの隅に追いやられるとこの現象に遭遇しやすいです。
また、大型獣が空中から突撃する際に、ロックオンしているにもかかわらず、カメラの追随が甘く、遅いせいか、画面から切れてしまうため、避けるタイミングが全く分からないことが多々あります。
一度の攻撃で半分近く、体力を削られるゲームです。
カメラワークが悪いと、やられてしまう可能性が高くなるため、ストレスがかなり溜まります。
この辺りの解消をしてもらわないと、致命的ですよね。
この辺りの解消をしてもらわないと、狩りゲーとしては致命的ですよね。
移動が面倒
モンハンシリーズと同じく、大型獣はダメージを与えると別のエリアに逃げこむ仕様となっています。
逃げる頻度がかなり多いように感じられ、それを追いかけるのが面倒です。
一応、龍脈からくりで「一輪馬」といったバイクのような乗り物を作ることができますが、操作性及びスピードもそこまで速くない、そしてなによりも、設置に「龍脈コスト」がかかるため、他の施設を優先させたいがため、利用したいという気持ちが全く起こりませんでした。
「一輪馬」以外に早く追いかけるためには、普段からマップのインフラを整備として「幕屋」や「飛蔓」を設置すればよいのかもしれませんが、こちらも龍脈コストもかかることから、装備品の整備の方が優先してしまいがちで、整備がどうしても後回しにしがちになってしまいました。
よって、ゲーム序盤は、本当に大型獣を追いかけるのに、ウンザリすることでしょう。
また、マルチプレイの共闘になると、サーバーの関係なのか、大型獣やプレイヤーたちの全体の動きがスローになる現象があり、プレイに支障をきたす現象も見受けられました。
(この現象については、3月2日のアップデートでかなり解消されたようですが…)
カメラワークやアクションの遅延は、狩りゲーにおいての生命線なので、スムーズになることを祈るばかり。
食料の管理がだるい
モンハンシリーズ同様、食材を集めて、集めた食材を干したり、漬物にしたりすることで、新たな食糧へと生み出し、プレイキャラの能力を一時的により向上させることが本作でもできます。
大型獣を狩る前には、必ず食糧を食し、能力アップを図りたいところ。
所持できる食材や食料には限りがあるため、余剰分を龍脈からくりである食材箱を作って保管することになります。
ただ、この食材箱は、ドラえもんの四次元ポケットの如く、いつでもどこでも取り出せる仕様とはなっておらず、マップごとの管理となっています。
食材となる素材は、各マップにでゲットできる種類とその得られる効能が異なり、さらに食材箱も設置したマップに保管したものを管理することになっているため、必要時にわざわざそのマップに行って食材箱から食材を得て食さなければならないという手間が生じます。
食材となる種類やそれに伴う効能が様々あるため、4つもあるマップに何を保管したのかは覚えきれるものではありません。
龍脈コストがある程度負担しても良いので、そこはすべてのマップの食材箱は、無限共有にしてほしかったかな、と思いました。
まとめ
以上が『WILD HEARTS』のレビューとなります。
不満点があるものの、”からくり”という新たな要素を加えた”狩りゲー”の登場は、新規タイトルとしては、十分な面白さがある作品だと感じました。
ぜひとも『WILD HEARTS』をシリーズ化していただいて、更に面白い続編を作ってほしいという期待を込めて、個人的には満点の評価です。
- 狩りゲーなどのアクション性の高いプレイをやりたい人
- 中世日本のような和風の雰囲気を楽しみたい人
ゲームおすすめ度:
また、本編だけでも結構、ボリューミーに感じましたが、しばらくはアップデートで大型獣や武器や防具も追加される予定とのことですので、まだまだハンティングを楽しめますので、気になった方はぜひ遊んでみてください!
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