西武ライオンズ LIONS THANKS FESTA 2021に行ってきました!

当ページのリンクには広告が含まれています。

埼玉西武ライオンズのファン感謝イベントである『LIONS THANKS FESTA 2021』(ライオンズ サンクスフェスタ 2021)』に行ってきました!

埼玉西武ライオンズのファン感謝デーとしては、新型コロナウイルス感染症により、3年ぶりのメットライフドームでの開催となりました。
ただし、今年については、有料での開催となり、事前にチケット予約が必須との改悪でもあった。

僕自身、30年以上ライオンズを応援していますが、ファン感謝デーに行くのは初となりますが、目的は、例のあの人の引退セレモニーが行われるからです。
彼をデビューから観てきた身としては、最後の姿も目に焼き付けたいと思い、厳しいと思われる抽選をパスし、冬のメットライフドームまで行ってきました!

目次

ファン感謝デー

プロ野球ファンには、すでに定着していると思いますが、「ファン感謝デー」を知らない人のために一応、お話させてください。

プロ野球のファン感謝デーとは

日頃の感謝を名目に、野球だけはないトークイベントやバラエティー番組のような、笑いのある企画が行われるイベントです。
ちなみに、ファン感謝デーは、ファン感謝祭とも呼ばれており、共に略称「ファン感」という言葉が定着しております。

プロ野球においては、12球団がそれぞれ開催されており、大体、11月23日設定されていることが多いです。
また、開催場所は、それぞれの本拠地球団の球場が多いです。
しかし、新型コロナやオリンピックの影響により、プロ野球の公式日程が終了するのが11月中旬くらいになることにより、ここ2年くらいは、12月初旬に行っている球団が多いです。

そう、シーズンを終え、野球がないと暇の連中が集まる場と言っても過言ではない。

また、現地に行かなくとも、動画配信サービスを利用することで、視聴することができることがほとんどです
今年のファン感謝デーは、すでに終了していますが、来年こそは行ってみたい、ファン感の様子を視聴してみたいと思う方は、11月くらいに好きな球団のHPをチェックしましょう。

埼玉西武ライオンズのファン感謝デーとは

ライオンズの場合は、比較的、ファン感謝デーの歴史が浅かったりする。
1980年に行われて以来、全く開催されず、2005年から毎年、開催されることになっています。

この頃のライオンズは、お客さん、入ってなかったですしね。
今では考えられないと思いますが、土日の当日でもチケットを購入することができ、外野の芝生を寝ころびながら観戦できたものです。

料金

基本的に無料で入場できます
しかし、今年に限っては、事前に予約して座席を確保するという、基本的にはシーズン中の座席確保とほとんど変わらないシステムが取られました
さらに、有料でした

コロナの関係上、ソーシャルディスタンスを取る必要があるので仕方ないかも。

場所

場所は、西武ドーム(現:メットライフドーム)で行われます。
基本、場内を自由に移動できるのですが、今年に限っては、先ほど言った通り、事前予約のうえでの指定席制でした。

埼玉西武ライオンズの場合

昨年は、オンラインのみ。
2019年は西武園ゆうえんちで開催という例があるぞ!

動画配信等

2021年については、「パ・リーグTV」と「ニコニコ生放送」にて動画での視聴ができました。

「パ・リーグTV」であれば、他のパ・リーグ球団のファン感謝デーの視聴もできますし、過去のライオンズのファン感謝デーの映像もアーカイブされているので、野球の試合がない暇なオフシーズンも入会を継続して、チェックしてみてもいいかもしれませんよ!

パ・リーグTVについての詳細は、記事にもしているので、参考にしてみてください。
パ・リーグ主催試合を1軍だけでなく、2軍の試合もカバーしているのは、パ・リーグTVだけです!

[sitecard subtitle=関連記事 url=https://tagosaku88.com/baseball-paleaguetv/ target=]

LIONS THANKS FESTA 2021の様子

『LIONS THANKS FESTA 2021』の目玉イベントは、松坂大輔投手の引退セレモニーでしょう!

普段なら映像で観るだけで満足の僕。
しかし、今回は、有料でも観に行きたいと思った次第です。
わざわざ遠い所沢まで、足を運ぼうと思ったのは、ファン感謝デーの中で、松坂大輔投手の引退セレモニーも開催するという発表があったから。

松坂ラスト登板は、観に行けなかったですし、「平成の怪物」を目に焼き付ける最後の機会を逃してはならない、という気持ちが強く、胸の高鳴りを抑えきれずチケット予約を行うのであった。

松坂大輔の最後の雄姿をみたいんだ!

到着

11時30分よりオープニングとのことであったが、呑気に13時頃に西武球場前駅に到着。

10月19日の松坂大輔投手のラスト登板の際にも話題になった西武球場前駅に駐車する「#ありがとう松坂」の列車。

#ありがとう松坂 西武鉄道
ワインドアップ松坂

松坂大輔のワインドアップの姿は、いつみてもカッコイイ!!
今のプロ野球でワインドアップで投げるピッチャーがかなり少なくなってきている。
このようなピッチングフォームだけでも胸が熱くなるピッチャーって、いないと思うのは僕だけでしょうか。

松坂記念乗車券

西武球場前機の改札を出ると、『松坂引退記念乗車券』が1セット1,000円で販売されていた。
『栗山巧2,000本安打記念乗車券』は、スルーした僕ですが、こちらは即購入してしまいました。
松坂大輔投手の僕への影響力は、栗山巧選手よりも凌ぐのがこの衝動的な買い物でわかる瞬間であります。

松坂引退記念乗車券

やっぱり、カッコいいぜ!
ワインドアップのピッチングフォームは。

乗車券は、3枚です。

  • 池袋から310円区間
  • 所沢から150円区間
  • 西武秩父から540円区間

と、見事に1,000円分の乗車券となっています
上2つはともかく、一番下の西武秩父は使い道なさそうな気がする・・・秩父まで行かないもん。
といっても、3枚とも一生使わない気もしますけどね。

混雑具合

メットライフドームは、かなりの盛況でした。
今シーズンの試合よりも、このファン感謝デーの方が混んでいたのではないだろうか。

コロナ禍における2シーズンの中で、こんな長蛇の列、見たことないんだが・・・

もうら食堂

小腹が空いたので、1塁側の焼き肉丼を販売する「もうら食堂」に並んでみました。
ちなみにこの店では、選手コラボ弁当として「外崎のにんにく塩豚カルビ丼(890円)」が販売されています。
ここ2年打撃不振の外崎に対して、来季の期待を込め、買ってみました。

白飯の上に、豚肉のバラともやし、ネギ、紅ショウガが乗っております。
しっかりと焼いてあるバラ肉の食感は、カリカリとまではいかないが、しかっりとした歯ごたえがあり、塩だれとよく合います。
白飯が一気に進めるメニューとなっています。
来シーズンもこの店に行ってみたい!」と思ったお店です。

イベント

グランド内では、トークショーやらチーム対抗のクイズなどイベント盛りだくさん。
育成選手も参加しているので、普段、馴染みのない選手の素顔が見られるのがファン感謝デーの魅力の一つといえます。
そんな中でも○×クイズのこの人の笑顔がたまりません。

〇の中の中村剛也

前日の契約更改で2年契約を結び、「チームを引っ張るのは若手、自分はマスコットキャラクターでありたい」と発言した中村剛也選手。
この日もしっかりとその役割を果たしていましたよ!

また、来季は、ヘッドコーチとなる松井稼頭央とのトークも良かったね!
チームメイトであり、お互いメジャーリーガーとなり、ワールドシリーズで戦ったという2人。
今後は、この2人がライオンズの若手育成と優勝する姿を見てみたいと思った瞬間でした。

松坂大輔と松井稼頭央のトークショー

僕的には、今のコーチ陣であれば、豊田清投手コーチ、西口文也2軍監督や小関竜也野手総合兼打撃コーチなどからも話を聞いてみたかったんだけどなあ。
また、赤田将吾2軍外野守備・走塁コーチ、上本達之2軍打撃コーチ、長田秀一郎2軍投手コーチらの同級生トークも聞いてみたかったですね。

どうやら、パ・リーグTVにて、別途、松坂を含む上述のメンバーの何人かの座談会が観られるらしいぞ!

正月の暇なときに加入して観ようと思ってます!

松坂大輔、引退セレモニー

本日のメインイベントは、この松坂大輔の引退セレモニーです。
松坂大輔投手の現役最後のユニホーム姿です。

このライオンズのユニホームもいいけど、全盛時のユニホームも着用してほしかったなあ。
あのポリバケツブルー時代のユニホームの方が、「これぞ、西武のエース・松坂」という感じがするのだが。

花束贈呈

妻夫木聡と松坂大輔

花束贈呈には、俳優の妻夫木聡と入団時のライオンズの監督であった東尾修の2人がそれぞれ行われました。
前者は、松坂と同い年かつ友人として、後者は松坂入団時のライオンズの監督として花束を渡していました。

東尾修と松坂大輔

東尾修とは、入団時に自身の200勝のボールを渡し、松坂が200勝したときにボールを返すという約束をしていたため、その約束が果たされていないことを指摘してました。
現役での達成は不可能となってしまったので、ライオンズの監督として達成するような言葉を投げかけていました。

ただ、「(監督就任については)僕の意思だけで、決められるわけではないので・・・」と冷静な返しをする松坂でしたが、僕を含めてファンは近い将来、ユニホームを着てくれることを信じています。

最後のスペシャルゲスト

最後にメットライフドーム内を1周し終わって、3塁側のベンチに戻った後、これで引退セレモニーも終わりかと思いきや、最後の最後にサプライズを用意されていました。

Lビジョンに映し出される映像は、イチロー・スズキからのスペシャルメッセージであった!

イチローが発するメッセージが短いだけでなく、彼の引退に対して、心がこもっていなかったので、何だかモヤモヤした気分になってしまっている自分がいました。

と、思っていた矢先にざわつく球場。
Lビジョンからバッターボックスの方を目をやると・・・
そう、何と、イチロー本人登場!!
引退する松坂に対して、花束を渡すシーンがありました。

イチローがいるその光景は、花束贈呈後の記念撮影的なモノに応じるわけでもなく、妻夫木及び東尾両氏のように西武ファンに対してメッセージを発することもない。
松坂に一言二言の声をかけて颯爽と帰って行くその姿は、本日一番の出来事をすべて掻っ攫っていったのであった。

時間にして、わずか2分・・・

松坂がグランド1周し始めるくらいで、客席を立ち、帰路につこうとしたお客さんがチラホラいました。
このシーンこそ、本日のハイライトでしたので、帰ってから悔しい思いをしたのではないでしょうか?

いったい誰が依頼したのだろうか。
マジでGood Jobなんだが!

注意事項

最後に、この時期にメットライフドームへ行かれる方への注意事項です。

『LIONS THANKS FESTA 2021』は、12月4日(土)に開催されました。

夏はクソ暑く、冬はクソ寒い」に定評があるメットライフドーム。
12月開催のため、真冬を想定し、上は長袖の上にフリース、さらにジャンパーを着て、下はタイツ(いわゆる股引)を履いたうえでのジーパンという服装で行きました。
ちなみに、この日の都内の最高気温は17℃。

15時くらいまでのメットライフドームは天気も良く、行楽日和の良い心地でした。
寒くなく、僕自身、防寒に対して用心しすぎたかとさえ、思いました。

しかし、15時30分くらいから肌寒さを覚え、暗くなった16時30分には、底冷えしてきました
特に足元から来る冷えは、半端なかったです。
毛布などの足元でも暖がとれるものが必須です。

みなさんもメットライフドームの急な気温変化にはくれぐれもご注意くださいね!

まとめ

平成の怪物・松坂大輔は引退しました。
松坂の最後の言葉が印象的でした。
トレーニングと身体のメンテナンスにお金をかけてあげてください。
この言葉は、スポーツ選手ではないですが、僕の心に響きました。

自身も中年ジジイ。
年齢のせいか、最近は向上心といった意欲もなくなってきました。
しかし、引退する松坂の言葉の中の「トレーニング」を「自己研鑽」という言葉に置き換えて、お金をかけて磨き続けて、いろいろなものにチャレンジしていこうと思いました。

また、20代の頃に比べ、身体も無理がきかなくなっている年齢に差し迫り、ポンコツ化していることを実感します。
健康面においてもしっかりケアしていきたいと思いました。
自身のこれからのスキルアップと若くない身体のメンテナンスを大事に生きていきたいと肝に銘じて、生活していきたいと思っています

デビューしてから日本一やWBCでの活躍で僕を感動させ、そして、引退する最後の最後まで僕の人生に影響を与えてくれた平成の怪物・松坂大輔。
ここ10年はケガとの闘いで本当にお疲れさまでした。ゆっくり休養して、再びユニホームを着てくれることを期待しています。

さて、埼玉西武ライオンズの今シーズンは、所沢移転初年度以来の42年ぶり最下位という屈辱を味わいました。
来シーズンは、今年のヤクルトスワローズやオリックス・バファローズのように最下位からの悔しさをバネに優勝をしていただきたいと思います。

さて、最後に素朴な疑問を。
引退セレモニーの最後の最後のイチロー登場のサプライズには、とても驚きました!
25年ぶりに優勝した旧所属球団のオリックスのファン感謝デーよりも、わざわざ所沢まで出向き、松坂大輔の引退セレモニーを取ってくれたのはなぜだろうか?
ライオンズファンにとっては、大変、ありがたいですが、オリックスのファンの方々はどう思っているのでしょうか?

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

鬼のインドア派。
当然、仕事もインドア派を望むも、叶わぬ毎日の現実に嘆息している。
本ブログでは、鬼のインドア派にふさわしいパソコンの紹介やパソコンを使ってできるゲームやデジタルイラストなどを紹介している。
唯一のアウトドア派の趣味である野球観戦・競馬観戦を踏まえた写真撮影方法なども記している。

コメント

コメントする

目次