どうも、鬼のインドア派のたご作(@tagosaku881)です。
2021年の競馬においては、新型コロナウイルス感染症の影響により競馬場の入場制限がかけられ、現地で競馬観戦する際は、これから紹介するインターネットによる事前予約で購入する「指定席ネット予約」が必須でした。
この状況は緩和され、現在では、「指定席ネット予約」、「入場券ネット予約」、「当日現金発売入場券」の3つの方法によりJRAの競馬場へ入場し、競馬観戦ができるようになっています。
この記事では、指定席ネット予約についてをできるだけわかりやすく説明していきます。
「入場券ネット予約」においても、この記事で紹介する「指定席ネット予約」の会員登録を済ますよう案内されますので、競馬場に行きたいと思う方なら登録は必須と考えてください。
指定席ネット予約についてのメリットや手続きを教えてくれ!
おまかせあれ!
指定席ネット予約の概要
「指定席ネット予約」とはあらかじめ、JRAで用意された指定席を予約してから競馬場へ入場して、観戦を楽しむもの。
指定席を予約することで、ゆったりとまったりと競馬観戦を楽しむことができます。
1度の申込みの中で4席までの抽選申込みが可能です。
予約できる指定席の種類
新型コロナウイルス感染症が流行して以後の競馬場における指定席は、「指定席」と「スマートシート」の2つに分かれています。
東京競馬場の例を挙げるとこんな感じ。
指定席 ・・・屋内 価格は高め(2,000円弱~10,000超の席も)
スマートシート ・・・屋外 価格は安め(400円~1,000円くらい)
指定席
指定席は、屋内にあるため、雨に濡れることがありません。
また、一般客と隔離されており、JRA職員さんに指定席予約がわかる配布されたリストバンドを見せて、入場することになります。
この指定席エリアでは、モニターやコンセントが席に付いているところもあり、じっくりとパドックやオッズとにらめっこしながら馬券購入の検討をじっくりと取り組めるようになっています。
一般客がいないため、券売機もそこまで混むことなく、スムーズに券売機で馬券を購入ができるという側面があります。
大きな窓から競馬場全体を見渡す景色は正直、リッチで偉くなった気分です。
2,000円しか払ってないのに調子に乗っているな!
中山競馬場においての指定席で観戦した感想等を述べた記事もあるので参考にどうぞ~♬
スマートシート
コロナ前では、自由席として扱われていた席です。
なので、その辺のベンチと何ら変わりがありません。
コロナ前のGⅠ開催日の朝などではこの席をめぐって、開門と同時に熾烈な争いが繰り広げられていました。
スマートシートは、2022年9月現在も「指定席ネット予約」の対象です。
価格もレースの大小によって異なりますが、400円~1,000円となっており、競馬場の入場料200円もこの中に含まれるため、そこまで高くはないといえるでしょう。
写真を撮る身としては荷物置き場としても最適!
レースの写真を撮るのに夢中で、ごはんを食べる時くらいしかいないもんな。
この記事では、東京競馬場のスマートシートから撮った写真たちを紹介しているぞ。
指定席のメリット・デメリット
競馬場における「指定席ネット予約」のメリットとデメリットとなります。
指定席のメリット | 指定席のデメリット |
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メリット
なんといっても最大のメリットは自分の席を確保できるという点です。
人混みのある大きなレースでは荷物を置いたり、休憩するための座る場所の確保をしたいところ。
しかし、確保にかなりの苦労をすることになるでしょう。
確保できない場合は、立ち見での観戦となり、他の人に押されたりされて疲労困憊は必須です。
あらかじめ予約しておくことで、明日以降の自分の体をいたわることができるという安心感を得ることができます。
また、あらかじめ予約した決められた席に行くだけですから、自分の観たいレースの時間帯に合わせて慌てることなく競馬場に赴くことができるため、余裕を持った行動をすることができます。
つまり、指定席を予約しているため、朝早くに並んで、以下の動画ような『開門ダッシュ』を敢行して座席確保する必要はありません。
デメリット
コロナ流行前や「入場料ネット予約」であれば200円で入場できる競馬場。
この「指定席ネット予約」で予約できる席は、席種によって400円~12,000円と幅広く設定されています。
GⅠなどの大きなレースなどがあると指定席の価格が高く設定されている。
「競馬場指定席・スマートシート 料金表・マップ」にて確認しておこう!
あわせて、「指定席ネット予約」を行う際は、これから説明する会員登録を行ったうえで、販売スケジュールに沿って予約手続を行う必要があるため、少し面倒であるという点は否めません。
指定席の多くは、スタンドの建物の上位階に位置しており、「近くで競走馬の走るカッコイイ姿を観たい」という人には向いていません。
ただし、自由に競馬場内に移動は可能なので、休憩場所として使うことはできますよ。
指定席ネット予約の手続き
それでは、競馬場に指定席ネット予約の手続きについて、具体的に説明していきます。
まずは、会員登録を行うことになります。
一般会員またはJRAカード会員を行う
「指定席ネット予約」を行う際は、事前に「一般会員」または「JRAカード会員」の登録を済ませる必要があります。
「一般会員」は無料で登録できるけれども、一般抽選からの参加となるため、指定席の予約に若干の不利が生じます。
一方、「JRAカード会員」は会員による来場ポイントの加算などの特典に加え、先行抽選が申し込むことができる反面、JRAカードによる年会費(1,375円(税込))が発生します。
まとめると以下の通りです。
一般会員 | JRAカード会員 | |
対象競馬場 | 全競馬場 | 全競馬場 |
対象開催日 | 全開催日 | 全開催日 |
抽選販売 | 一般抽選のみ | 先行抽選・一般抽選 |
ポイント特典 | なし | あり |
年会費 | 無料 | 1,375円(税込) (初年度:無料) |
決済方法 | 各種クレジットカード (JCB、Master、VISA、Diners Club) |
JRAカード |
先行抽選から申し込むことで、指定席の確保する確率がグッと上がるのがJRAカード会員の魅力と言えよう。
なるほど!
それでも悩むなあ~
初年度は無料なので、試しにJRAカード会員になるのも良し!
特典等については、以下の記事を参考にされたし。
発売スケジュール
「指定席ネット予約」のスケジュールは以下の表の通りに行われます。
先ほど説明した一般会員とJRAカード会員の違いがこの表からもわかると思います。
先行抽選(JRAカード会員) | |
---|---|
抽選申込 | 利用日の3回前の金曜12時から2回前の日曜23時まで |
当選確認 | 利用日の2回前の火曜17時から2回前の木曜23時まで |
一般抽選(JRAカード会員・一般会員) | |
---|---|
抽選申込 | 利用日の2回前の火曜17時から2回前の木曜18時まで |
当選確認 | 利用日の2回前の金曜17時から前週の日曜23時まで |
たとえ、上述の抽選に敗れたとしても、諦めてはいけません!
競馬観戦する当該週において、残席・キャンセル席発売がありますので、どうしても観戦したいレースがあれば諦めずにチャレンジしましょう!
残席・キャンセル席の販売は先着順なので、逐次、残席があるかチェックすることが大事となります。
残席・キャンセル席(先着)(JRAカード会員・一般会員) | |
---|---|
残席・キャンセル席発売 | 利用日の当該週の月曜17時から利用日当日15時まで |
会員登録
ここから「指定席ネット予約」の登録方法について説明していきます。
まずは、会員登録です。
- パソコンまたはスマホ
- クレジットカード(JCB、Master、VISA、Diners Club)
僕は、パソコンから会員登録をしましたので、参考に会員登録完了までの流れを紹介いたします。
以下はパソコンでの会員登録の手続となります。
まず、「JRAの指定席ネット予約のページ」へアクセスします。
アクセスすると、以下のページが表示されると思います。
「会員登録する」または「新規会員登録」を選択します。
メールアドレスの登録を済ませます。
ここでは「一般会員」で登録していきます。
「JRAカード会員」で登録する場合は、以下のページから申し込んでください。
\ 保険が付いたJRAカード/
\ カッコいい名馬デザインのJRAカード /
登録したメールアドレスに以下のメールが届きます。
下記URLをクリックして会員登録を行ってください(赤い下線部)のURLをクリックします。
メールのURLをクリックすると会員登録の画面となります。
以下の画像にあるSTEP1「会員規約確認」~STEP5「登録完了」の手順で手続を行っていきます。
名前や住所等を入力し、クレジットカードの登録を行います。
すべてが終了すると、登録したメールアドレスに登録完了のメールが届きます。
これで、指定席ネット予約の登録が完了です。
メールにある会員番号と会員登録時に設定したパスワードを使って席を予約することができるようになりました。
今後は指定席ネット予約のページにて会員番号とパスワードを使って席を予約しましょう。
競馬場に行く日を決め、指定席で観戦したい場合は、スケジュールに沿って、抽選申込を行います。
指定席ネット予約の抽選申込み方法
自分の観戦したいレース日の確認と会員登録が済んだら、抽選の申込をしよう!
ログイン後、競馬観戦したい日を選びます。
(ここの例では「開催競馬場」とします)
ここの下記の画像の通り、公的機関発行の写真付き身分証明書等の持参が必須となります。
観戦する日が「受付中」となっていることを確認し、そこをクリック。
予約したい席種を選択します。
枚数は、4枚まで申し込むことができます。
2枚以上申し込む場合は、同行者情報が求められます。
氏名、フリガナ、生年月日、連絡先、いずれも必須項目となっています。
最後に申込内容の確認にチェックし、「申込を確定」をクリックすることで、指定席ネット予約の完了です。
支払については、会員登録時に登録したクレジットカードにて決済されます。
あとは、抽選を待つのみです。
抽選当選後
当選した場合、登録したメールが届きます。
この後、実際にどこの席で観戦するかを選ぶことになります。
席種はあくまで観戦するエリアを指定しているだけなので、実際に確保する席は、このとき選ぶことになります。
「シートマップから選択」と「おまかせ席選択」で座席を指定していきます。
以下は、「シートマップから選択」の画像です。
自分が選んだ時の感覚ですが、この席選びは先着順のような感じがしました。
抽選が通ったら速やかに座席まで確定させましょう!
座席を確定したら、購入手続となり、クレジットカードにて決済手続きを行います。
これにて指定席の予約は完了です。
あとは、こういうご時世ですから体調を万全に整えて、当日の開催日まで待つのみです。
なお、コロナの影響下の今では、利用日の前日23時まではキャンセルができ、キャンセル料は無料のようです。
抽選に落選してしまったら?
抽選に落選した場合は、「残席・キャンセル席(先着販売)」にて購入することになります。
この「残席・キャンセル席(先着販売)」は、名称の通り、キャンセルが発生次第、席を購入することができます。
競馬場へ行く予定の週の月曜17時から前日の23時まで購入することができます。
しかし、面倒なのがその都度、JRA指定席ネット予約のページをチェックしなければならないというところです。
しかも、運よく残席を見つけて購入しようとしても、こんなメッセージが出て購入できないケースが多くある印象。
GⅠレースだったから、先に取られてしまっているのだろうなあ
GⅠのキャンセルでは何度も見る光景だぞ。
一応、このページの前に「空席表示となっていても、お席が用意出来ない場合がございます」という表記があるので、GⅠなどの大きなレースではダメ元で挑む方が精神的には楽です。
あまりイライラしないように!
個人的な感覚では、最も価格の安いスマートシートにキャンセル・残席が出たときに、購入しようとすると上述のエラー表示により確保できない例が散見されます。
ちょっと席種のグレードを上げると確保できるような印象があります。
競馬観戦当日
「指定席ネット予約」を申し込み、抽選をパスし、競馬観戦当日を迎えた際の持ち物や入場券の取り扱いについて説明していきます。
持ち物
- スマートフォンやタブレット(QRコード表示のため)
- 身分証明書
- マスク
「QRコード」が表示できるように会員番号とパスワードを忘れずにスマホまたはタブレットを持って行きましょう。
身分証明書は、公的機関発行の写真付き身分証明書とあります。
つまり、運転免許証やマイナンバーカードなどです。
保険証や社員証では入場できませんから注意してください。
コロナによりマスクの装着が求められています。
暑苦しいですが、これも時勢のため仕方ありません・・・
指定席のORコード発券手続など
指定席ネット予約にて入場する際は、電子チケットとなり、QRコードを提示して入場するシステムです。
QRチケットを表示するには、指定席ネット予約のページにある「発券用QRコード表示」を選択しましょう。
入場の際には、このQRコードと身分証明書の提示を行うと、JRA職員さんから紙のチケットとリストバンド(腕章)が渡されます。
このリストバンドを着用して、自席にて競馬観戦を楽しみましょう。
このリストバンドが指定席予約した証拠となります。
過去の「指定席ネット予約」を活用して、観戦した記事は以下にありますので、もしよかった見てください。
まとめ
現在(2022年9月現在)のJRA競馬場の入場方法の一つである「指定席ネット予約」の方法について説明してきました。
たまには、ゆったりと競馬を観戦したい人には、おススメの予約手段だと思います。
新型コロナ感染症の影響により、フラッと競馬場に行けるわけではないこの状況下では、多少、お金の負担はありますが、最も早く競馬場に行く予定を固めることができるのがこの「指定席ネット予約」となります。
他の「入場券ネット予約」よりも早く抽選申込と結果が出るもんな。
どうしても観に行きたい場合は、「指定席ネット予約」→「入場券ネット予約」と申込チャレンジをすればいいわけか。
「指定席ネット予約」で抽選が取れず、それでも競馬を観に行きたいと思う方は、「入場券ネット予約」を活用しましょう。
コチラについては、以下の記事にて触れています。
なお、「指定席ネット予約」の座席の中では、重い荷物置きとして活用できるスマートシートが個人的にはお気に入りです。
写真を撮りにレースコースの近くまですぐに行ける近さ、そして、ある程度の望遠レンズを使うことでスマートシートからもカッコイイ写真が撮れるからです。
上記写真を撮った際のブログ記事は、以下の通り。
コロナが収まっても、スマートシートを自由席に戻さず、現行のまま続けてほしいと僕は思っています。
それでは、あなたがよい競馬ライフを楽しめるよう祈っています。
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