SDカードの選び方を解説【デジタル一眼レフカメラ・ミラーレスカメラ初心者向け】

どうも、たご作@tagosaku881)です。

初めて、デジタル一眼レフカメラやミラーレスカメラを購入したときに、カメラ良し、レンズ良しで準備万端!
「これで写真を撮りに行けるぞ!」と思ってはいけません。
記録媒体であるSDカードがなければ、写真データを保存することできず、意外と盲点だったりします。

SDカードは、ここ最近、かなり安く販売されていますが、ここでテキトーに安いモノを買ってしまうと、肝心のシャッターチャンスを逃すことにもなりますので、しっかりしたSDカードを選ぶようにしましょう。

今回は、デジタル一眼レフカメラやミラーレスカメラを使う方に向けて、SDカードの選び方を紹介していきたいと思います。

SDカードのチェックポイント

意外と撮影容量ばかり、目が行きがちですが、その他の点も見過ごしてはいけません。
どのような写真をを撮りたいかを考えたうえで、最適なSDカードを選びましょう。

SDカード

SDカードの規格と容量

一般的にSDカードと呼ばれていますが、容量によって、「SDカード」、「SDHCカード」、「SDXCカード」の3つの種類に分かれています。

カードの種類 容量 使用できる対応機器
SDカード ~2GB SDXC,SDHC,SD対応機器
SDHCカード 4GB~32GB SDXC,SDHC対応機器
SDXCカード 64GB~ SDXC対応機器

使うカメラによって規格に対応するカードは異なります。
SDXCカード対応機器であれば、SDHCカード、SDカードも使用することができます。
最近のカメラであれば、SDXCカード対応していうのがほとんどなので、上記のカードをすべて使えるものばかりなので、安心できます。
しかし、中古カメラを購入すときなどはSDカードの規格はチェックするべきでしょう。

スピードクラスのスペック確認

スピードクラスとは、カメラが撮影した画像をSDカードに転送する際の速度のランクのことです。
スピードクラス」、「UHSスピードクラス」、「ビデオスピードクラス」の3種類あります。

転送する速度が遅いと、カメラで撮影した写真をSDカードに保存するのに時間もかかりますし、SDカードからパソコンへデータを移す際も時間がかかるので、できるだけ速い転送速度のSDカードを使えば、イライラしないで済みそうです。

SDカードの見方

スピードクラス

まず、写真撮影で重要となるのが「スピードクラス」です。

「C」の中に数字が書いていあるところを確認しましょう。
主に4つの規格があります。


スピードクラス

Class 2・・・読み書き時のデータ転送速度が最低2MB/秒
Class 4・・・読み書き時のデータ転送速度が最低4MB/秒
Class 6・・・読み書き時のデータ転送速度が最低6MB/秒
Class10・・・読み書き時のデータ転送速度が最低10MB/秒

スピードクラス」は、カメラの連写能力に影響があります

転送速度の遅いSDカードを使っているとき、シャッターを連写で切りまくったときに、SDカードへの書き込みが追い付かなくなります。
そんなとき、SDカードへのデータの書き込みが終わるまで、シャッターが切れなくなる現象が生じます
これを回避するためにも、スピードクラスが上位のSDカードを選ぶべきでしょう。

UHSスピードクラス

先の「スピードクラス」よりもさらに進化した高速転送を可能とする規格が「UHSスピードクラス」です。
UHSスピードクラスは、「1」と「3」の規格があります。
「U」の中に数字が書いてあるところを確認しましょう。


UHSスピードクラス

UHSスピードクラス1・・・読み書き時のデータ転送速度が最低10MB/秒
UHSスピードクラス3・・・読み書き時のデータ転送速度が最低30MB/秒

SDカードと使用するカメラ等の機器の両方がUHSスピードクラスに対応していなければ、上述の転送速度に適応しません
カードまたは機器がUHS規格に対応しない場合は、「スピードクラス」のクラス表記の数字が対応することになります。

また、「UHSスピードクラス1」はSD・HD動画向き、「UHSスピードクラス3」はフルHD・4K動画向きとなっています。
よって、これから動画を撮影したいと思っている方は、「UHSスピードクラス3」を選ぶべきでしょう。

ビデオスピードクラス

「ビデオスピードクラス」もスピードクラスやUHSスピードクラスと同じく動画を撮影するために向けた機器に対しての最低転送速度を保証する規格となっています。
「V」の横の数字を確認しましょう。


UHSスピードクラス

V6・・・読み書き時のデータ転送速度が最低6MB/秒
V10・・・読み書き時のデータ転送速度が最低10MB/秒
V30・・・読み書き時のデータ転送速度が最低30MB/秒
V60・・・読み書き時のデータ転送速度が最低60MB/秒
V90・・・読み書き時のデータ転送速度が最低90MB/秒

動画撮影をしていくのであれば、最低限としてV30以上のものをチェックしておきたいかも。

撮影目的に合ったSDカードの選び方

今までの内容である程度、SDカードの表記の意味を理解できたと思います。
ここからは、自分の撮影目的に合ったSDカードを選んでみましょう。

チェックポイント

容量

参考にRAW画像(1枚30MB)で何枚くらい写真を撮ることができるかを紹介しておきます。
使うカメラによって1枚当たりの容量が異なりますのであくまで参考です。

  8GB 16GB 32GB 64GB 128GB
RAW画像 266枚 533枚 1066枚 2133枚 4266枚
動画
フルHD
約1時間 約2時間 約4時間 約8時間 約16時間
動画
4K
約23分 約46分 約1時間30分 約3時間 約6時間

たくさんの写真や動画を撮影したいのであれば、カード容量の大きいものを選ぶべきです。

デジタル一眼レフやミラーレスカメラで撮影する場合、写真のみを撮るのであれば32GBで問題ない

ただ、RAW画像で撮影したり、旅行で何日か1枚のSDカードを使って撮影するのであれば、その上の64GBを購入することをおススメします。
あわせて、動画も撮りたいというのであれば、64GBや128GBも視野に入れるのもいいでしょう。

撮影スタイル

容量の次に大事なのが撮影スタイルです。
これから紹介する撮影スタイルに該当する方は、最低限のスペックとして以下のSDカードを持つとよいと思います。

  • スピードクラス Class10
  • UHIスピードクラス 3
  • ビデオスピードクラス V30

あくまで最低限のスペックです。
値段的にも手が出しやすいという点でもメリットがあると思います。
当然、これ以上のSDカードを持てば、多少、値が張りますが快適なカメラライフを送れるでしょう。

連写での撮影をする人

例えば、子供の運動会や飛行機、野鳥などの動きの早い被写体を撮影する目的の方は、できるだけ転送速度がはやいSDカードを使いましょう。
これらの被写体は、一瞬の間を切り取るために連写するケースが多いと思います。
特に、RAWデータの記録は容量が大きいため、カメラボディが高速連写可能と謳っても、SDカードの転送速度が足りないと決定的瞬間を逃すことになってしまいます。

デジタルカメラで撮影したデータは、SDカードに書き込む前にバッファメモリを経由してから保存されます。
詳しい話は省略しますが、連写で撮った写真データにSDカードへの保存が追いつかないと、バッファメモリにも一時保存されますが、そのバッファメモリの容量もいっぱいになると、突然、シャッターが切れなくなってしまう現象が生じます

SDカードへの書き込みの転送速度が速ければ、バッファメモリの容量を超えないようにすることができるので、シャッターが止まる現象を防ぐことができるわけです。
「スピードクラス」は当然のClass10、「UHSスピードクラス 3」のSDカードを選ぶとよいでしょう
つまり、良いSDカードを導入するべきということです。

たくさん写真を撮る人

カメラを持って、外出すれば、めちゃくちゃ写真を撮影するという人もSDカードにこだわりたいところ。

撮った写真データは、当然、パソコン等のSSDやHDDに保存すると思います。
その際にSDカードから写真・動画データを転送する際にも、SDカードの転送速度が適用されます

撮った写真を早くパソコンで閲覧や現像をしたいのに、なかなか保存が終わらないというストレスを溜めたくない人は、転送速度の速いSDカードを使うべきでしょう。

動画を撮る人

動画を撮影したいと思っている方は、「ビデオスピードクラス」に着目してSDカードを選びましょう。

特に4K以上の動画を撮影する場合は、ビデオスピードクラスの目安として、V30はほしいところです。
V10以下を選ぶと、撮影した映像がコマ切れになるなど、満足な撮影を行うことができず、転送速度の遅さに後悔することになります

おすすめのSDカード5選

ここまでSDカードのチェックするべき項目と選び方について説明してきました。
では、具体的にどのSDカードを買ったらよいのか、メーカーなどに悩む方もいるでしょう。

そこで具体的に僕個人がおすすめするSDカードを紹介したいと思います。

写真を撮ることがメインであり、動画も一応、適度に撮影できるという目的としたSDカードを紹介しています
また、容量は64GBを紹介しています。
自分の使用用途に合った容量で購入してみてください。

SanDisk

まずは、SanDiskのSDカードの紹介です。
64GBなら2,000円未満で購入できる超お得のSDカード。
しかも、読み出しが150MB/秒と中々の早さを誇るとともに、保証期間は無制限!
初めてカメラを使う方にとって、このSDカードを使っていれば、困ることはないでしょう。

Transcend

台湾メーカーですが、日本での販売実績充分!
5年保証となっており、サポートも1997年より日本支社を設置していることから、国内スタッフが対応してくれます。
さらに堅牢性に定評があり、IPX7水準の完全防水を誇ります。
4K動画対応モデルでもあり、コスパの高いSDカードです。

キングストン 

パソコン関係で有名なアメリカの企業。
ここ最近、SDカードを日本へと持ち込んできています。

特徴は、安いという価格面です。
一方で、堅牢性の具体的な数値がないなど担保されていませんが、安心感よりもとにかく安いSDカードを使いたいという方におすすめです。

キオクシア

日本のメーカーであるキオクシア(旧東芝メモリ)。
製品保証は5年となっています。
価格が少し高いですが、国内メーカーで国内生産が信頼性と保証面でストロングポイントといえるSDカードです。

SONY

こちらも日本の企業であるSONYです。
ここで紹介するSDカードは、「UHS-II」規格なので転送速度が速いです。
UHS-II対応のカメラを使うことで、その速度の速さを実感することができるでしょう。
今後、UHS-II対応のカメラを使用することがある方は、購入しておいて損はないでしょう!

まとめ

デジタル一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラを購入したときに合わせて、揃えておきたいSDカードの選び方を紹介させていただきました。

SDカードには様々な規格があり、自分がカメラを始めた10年ほど前と比べても容量だけでなく、チェックする規格が増え、年々、進化していることを実感します。
そのせいか、規格名称が増えているので、チェックするのが大変です。
本記事を参考していただけると幸いです。

特に連写を使った撮影をしていきたいと思っている方こそ、シャッターチャンスを逃さないようSDカードのスペックは必ずチェックしておくべきです。
購入する際は、以下の点を必ずチェックするようにしましょう。

  • スピードクラス
  • UHSスピードクラス
  • ビデオスピードクラス

今のデジタルカメラは動画撮影能力も高いので、動画撮影も視野に入れて、購入してもよいでしょう。
満足できるSDカードを購入して、バシバシ写真を撮って、楽しいカメラライフを送っていきましょう!

そのほか、カメラを購入時に揃えておきたいアイテムはコチラを確認してみてください!

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