どうも、鬼のインドア派のたご作(@tagosaku881)です。
プロ野球観戦に野球場へ行くと、写真を撮りたくなりますよね?
特に人間は、非日常的な体験を記録に残したい衝動に駆られるのが性ですから、その気持ちは当然でしょう。
球場内の応援団の熱気、美味しそうな食べ物、そして選手たちの緻密かつダイナミックなプレー姿、勝負に挑む真剣な表情など撮影したい撮影スポットが球場内至る所にあります。
今の時代は、スマートフォンで手軽に、かつ楽しく撮影ができます。
しかし、スポーツなどの動き回る選手の一瞬を切り取る撮影をするには、スマホでは正直キツイです。
この記事では、野球場を含め、そのほかのスポーツの写真を撮るの適したカメラはどんなものがよいのかを、デジタルカメラの種類と特徴を踏まえて、ご紹介します。
デジタルカメラの種類について
デジタルカメラの種類では、主にデジタル一眼レフカメラ、ミラーレス一眼カメラ、コンパクトデジタルカメラ、スマートフォンのカメラが挙げられます。
この4つのカメラの種類の中で、野球をはじめとするスポーツの写真を撮る目的であれば、僕はあなたにデジタル一眼レフカメラを薦めます。
次点でミラーレス一眼カメラとなるでしょうか。
野球選手を撮影するという視点では、デジタル一眼レフカメラが最も適していることは断言できます。
もちろん、サッカーやその他のスポーツも同様ですね。
僕は、野球以外では競馬も撮りに行きますよ!
ミラーレス市場の方が伸びているので、無理にデジタル一眼レフカメラでなくても可。
事実、ミラーレスのデメリットを解消し、デジタル一眼レフカメラの性能に迫っています。
ここからは、デジタル一眼レフカメラやミラーレスカメラ、コンパクトデジタルカメラ、スマートフォンのカメラの特徴をそれぞれ説明していきます。
デジタル一眼レフカメラ
カメラと聞いて、この写真のような形のカメラを思い起こす人は多いでしょう。
レンズの交換ができ、その場面場面によってレンズを選択し、多岐にわたる写真を撮ることができるのがデジタル一眼レフカメラの最大の特徴にして醍醐味です。
野球を含めたスポーツで動きのある被写体を撮影するのであれば、この先で紹介するカメラよりも、デジタル一眼レフカメラが一歩リードしています。
一見、操作が難しそう、価格が高いというイメージを抱く方もいらっしゃるかと思います。
しかし、入門機であればそこまで高くないですし、操作については写真を撮りまくればすぐに慣れますよ!
- レンズを交換しながら様々な写真の撮影ができる
- AF(オートフォーカス)やシャッターの高速連写機能が優秀
- レンズの種類が多く、スポーツ写真で必須の望遠レンズが多い
- カメラ・レンズが重いため、携帯性が皆無
まず、デジタル一眼レフカメラは他のカメラに比べ、予測不能な動きをするスポーツや走り回って遊ぶ子供などの動く被写体に対して、ピントをすぐに合わせてくれるオートフォーカスの機能が抜群に高いです。
また、ファインダーを通して見えているものに対して、シャッターを切りますので、自分の目で見たイメージ通りの写真を撮ることができます。
さらに、シャッターの連写機能が優秀です。
野球の撮影でいえば、バッターのスイングに対してボールをとらえた瞬間を撮る場合、シャッターの連写機能が高くないと決定的瞬間を逃すことになります。
デメリットとしては、カメラ及びレンズが重いので持ち運びに苦労するという点です。
特に野球場のグランド内のプロ野球選手を撮りたいとなると、望遠レンズが必須であり、カメラとレンズで1kgを超え、下手したら2㎏くらいなることも…
あと、地味にレンズ交換するのに面倒ですし、レンズの交換作業などにおいて隣の席のお客さんには少し迷惑がかかるかもしれません。
なので、撮影マナーだけは大事にすることを心掛けましょう。
ただし、このデメリットに打ち勝つだけの素晴らしい写真が撮影できるのがデジタル一眼レフカメラの醍醐味です。
重いけど、これしか撮しっかりとした写真が撮れないのも事実
ミラーレス一眼カメラ
ミラーレス一眼カメラは、レンズの交換ができ、その場面場面によってレンズを選択し、多岐にわたる写真を撮ることができるのが特徴です。
この点は、デジタル一眼レフカメラと同じです。
異なる点として、レンズに映った対象物をミラー(鏡)を通じてファインダーで確認するデジタル一眼レフカメラに対して、ミラーレスカメラにはミラー(鏡)がありません(下の図を参照)。
その代わりにレンズが映った対象物を電子映像に変換したものを液晶モニターや電子ビューファインダーで確認するという違いがあります。
- デジタル一眼レフより小型化されている
- デジタル一眼レフと同等のAF(オートフォーカス)と画質の写真を撮れる
- 電池の消費量が大きい
- デジタル一眼レフに比べて、レンズの取扱いがまだ少ない
- カメラ市場の主流になりつつある
ミラーレス一眼カメラは、内部にミラーがない分、カメラ本体(ボディ)の小型化・軽量化に成功しています。
機能面においては、オートフォーカスや画質などデジタル一眼レフカメラと同等のレベルにまで追随しています。
また、現在のカメラ市場ではデジタル一眼レフよりもミラーレス一眼カメラの方が販売数を上回っているのが現状であり、この傾向はこのまま続くでしょう。
ですから、これからカメラを始めたいという方や持ち運びが便利で軽いカメラを望む女性などには、デジタル一眼レフカメラよりもミラーレス一眼カメラを選択肢として考えるのは十分な理由になると思います。
野球などのスポーツしか撮らないという人はミラーレスを選ぶのは待ってほしい!
野球などのスポーツをメインに撮影したいと考えている方には、少し待ってほしいかな、とは思っています。
- 望遠レンズの取扱いの少なさ
- 被写体を映す液晶モニターの不安
- 目が疲れる
まず、デジタル一眼レフのレンズと比べ、ミラーレス一眼レフに対応するレンズの数が少ないです。
野球を含めたスポーツ撮影で必須となる望遠レンズの種類の取り揃えが少ないことが最大の弱点となっています。
Nikonのミラーレスを保有していますが、ミラーレスの望遠レンズはまだまだ少ないので、スポーツ写真が撮れない…
レンズを通した被写体をデータ変換しEVFやモニターに映し出すミラーレス一眼カメラ。
鏡に映し出されたものを見ているデジタル一眼レフカメラと比較すると、ワンテンポ遅れた映像となってしまうことは否めません。
ミラーレス一眼カメラを横に早く振ると、ミラーレスの液晶画面がチラつくのがわかります。
スポーツ写真など1秒を争う写真を撮るときなどの不安が拭いきれていないのが現状です。
また、液晶モニターで映像を観るので目が疲れる点も否めません。
デジタル一眼レフカメラのファインダーは、鏡で映し出されたものを目で見るため、目の負担が少ないです。
一方、ミラーレス一眼カメラは電子信号をモニターに映すため、スマホやPCディスプレイなどの液晶を見ているのと同じなので目が疲れます。
ただし、先ほども言った通り、主流は今後、ミラーレス一眼カメラです。
レンズの少なさや液晶モニターへの問題をほぼ解消していくのも時間の問題でしょう。
これからカメラを始める方は、ミラーレス一眼カメラから入ってもいいと思いますよ。
ただ、現在のところ、野球などのスポーツを撮るには、デジタル一眼レフカメラの方が優れているという点は頭に入れておいて下さい。
コンパクトデジタルカメラ
次に紹介するのが、コンパクトデジタルカメラ、いわゆるコンデジと呼ばれるもの。
デジタル一眼レフカメラ、ミラーレス一眼カメラと異なり、レンズ交換ができないけれども、携帯しやすく、いつでも持ち運べるという大きな利点があります。
その反面、シチュエーションに合わせて、レンズを換えて写真を撮影する楽しみはありませんが、高倍率光学ズームを搭載しているコンパクトデジタルカメラであれば、プロ野球の撮影に向きます。
- 持ち運びやすい
- デジタル一眼レフ・ミラーレス一眼カメラにはないズーム機能
- ナイターなどでは画質の悪さが表れやすい
交換レンズもないので持ち運びがとても楽です。
高倍率ズームを搭載しているコンパクトデジタルカメラだと焦点距離が900mm以上を超えたりします。
これはデジタル一眼レフやミラーレス一眼カメラにはない望遠力を発揮するということです。
そうすると、外野席からのマウンドやバッターボックスまでの撮影を行うことができるので、どの座席からも撮影することができるということになります。
選手の表情や球場の雰囲気などを撮る目的であれば、携帯性や価格面ではおススメできます。
ただし、シャッターの連写やオートフォーカスなどの機能面ではデジタル一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラとは大きく劣ってしまうことについては、留意しておくべきでしょう。
例えば、ネットなどが前にあると、コンパクトデジタルカメラだとネットにピントが合いがちになったり、バッターが打つ瞬間といった選手の動きを止めて撮影と言ことは厳しくなってきます。
周りのお客さんに迷惑をかけないという点では、最も野球観戦にふさわしいカメラですな!
スマートフォンのカメラ
スマートフォンの便利さはカメラ業界にも大きな影響を与えるだけの高性能なものとなっています。
総務省によれば、令和2年の個人のスマホ保有率は、67.6%となっており、3人に2人は所有していることになりますね。
- カメラを買う必要がない
現在のスマホは、十分、良い写真を撮ることができますし、SNSへの連携もスムーズで、わざわざ高価なカメラを写真のためだけに購入する必要性がないと考えている方が正直多いでしょう。
それだけ、十分なカメラ機能を要していることです。
しかし、野球をはじめとするスポーツ、そして運動会など走り回る子供といった動く被写体、遠くの被写体を映す望遠撮影には全く向いていないということが最大のデメリットです。
野球場内で購入した食べ物を撮る、グランド内の選手の雰囲気を撮って、SNSなどにすぐにアップして写真を楽しみたい方は、スマホのカメラで十分だと思います。
しかし、ピッチャーの投げる瞬間、バッターがボールを飛ばす1コマを残したいのであれば、デジタル一眼レフカメラかミラーレス一眼カメラを買いましょう。
また、先ほども書いた通り、無邪気に走り回るお子さんを撮って、素敵な思い出を残したい場合は、デジタル一眼レフやミラーレス一眼カメラで確実に撮ってあげましょう。
将来、必ず喜んでくれる日が来るはずです。
これからカメラの購入を検討している方へ
ここからはスマホは除くとして、まずはデジタル一眼レフカメラ、ミラーレス一眼カメラ、コンパクトデジタルカメラのどれを購入するかを考えましょう。
デジタル一眼レフカメラを購入し、サブ機として携帯性と取り出しやすいコンパクトデジタルカメラを用いて撮るという方法もありますよ。
デジタル一眼レフカメラ・ミラーレス一眼カメラの注意点
デジタル一眼レフのカメラ本体にミラーレス用レンズを装着することができません。
その逆のミラーレス一眼カメラ本体にデジタル一眼レフカメラ用レンズを装着することもできません。
なぜなら、カメラ本体とレンズの接続規格(マウントと呼びます。)が異なるからです。
(まあ一応、マウントアダプターを別途購入することで、異なるマウントと接続できるものもあり)
よって、デジタル一眼レフカメラかミラーレス一眼カメラのどちらを選択するかが、その後のレンズの購入にも大きな影響を与えることになります。
また、カメラ本体とレンズは、同じメーカーでないと動作しません。
こちらも各社でマウント規格が異なるからです。
つまり、Nikonのカメラ本体はNikonのレンズでしか動かず、Canonのレンズでは動作うんぬんの前にボディにレンズを装着することすらできません。
よって、カメラ本体とレンズはカメラメーカーと一蓮托生・心中することになります。
これをまず念頭においてください。
メーカー選びの重要性
カメラのメーカーの選択も以下の点で重要です。
- カメラとレンズは同じメーカーでなければならない
- 操作方法など困ったときの解決策を探す
- どんな写真が撮ることができるのか探しやすい
カメラメーカーのユーザーシェア率を確認するとよいでしょう。
ユーザーシェア率が高ければ、自分のカメラの操作方法や設定に困った際に、他のユーザーからの回答やググっての解決法を見つけやすくなります。
加えて、自分が撮りたいシーンをぼんやりと思い描きながらそのボディとレンズでどのような写真が撮影できるのか、ネットで作品例を探すことができるでしょう。
カメラ本体を購入した後は、先ほども触れたように、カメラメーカーのカメラ本体とそのメーカーが取り扱うレンズとともに写真家生活をスタートすることになります。
しばしば、カメラ・メーカー選びは、結婚相手のパートナー探しとも例えられます。
一度選んだパートナーとはなかなか別れにくいもので、他のカメラメーカーに浮気すると所有するカメラとレンズをすべて手放さなければなりません。
このように例えられるのも十分うなづけますよね。。
カメラのシェア率
デジタル一眼レフカメラのシェア率は、Canon、Nikonとなっており、この2社で世界の約97%を占めています。
一方、ミラーレス一眼カメラは、SONY、Canonの2社がしのぎを削っています。
いずれにしても、カメラ業界は日本企業の独壇場の世界です。
いずれにしても、カメラメーカーは以下のメーカーから選ぶとよいでしょう。
- デジタル一眼レフカメラ ⇒ Canon Nikon
- ミラーレス一眼カメラ ⇒ Canon SONY
ずっと一眼レフでNikonを使っていたので、ミラーレスのシェア率が低いが僕はNikonを使っていきたいと思っています。
この世界を席捲する日本のカメラ技術を潰してはいけません。
スマホなどに現を抜かさずに、日本の技術がたくさん詰まったカメラを使って、いろいろなものを残しましょう!
まとめ
デジタルカメラの主な4つの種類と特徴をお伝えしました。
プロ野球をはじめとするスポーツを撮影する場合は、僕はデジタル一眼レフカメラが最も適したカメラだと思います。
ミラーレス一眼カメラが一眼レフカメラのシェアを抜き去るでしょうから、これから始める方は、ミラーレス一眼カメラの方を購入してもいいでしょう。
なんといっても、このデジタル一眼レフカメラとミラーレス一眼カメラは良い写真を撮るために、レンズを交換しながら様々な撮影方法を模索するという醍醐味があります。
家族や大切な人との素敵な思い出を残すにも、こういったカメラを1台持って写真を撮っておけば、将来、見返したときの感動もひとしおでしょう。
デジタル一眼レフカメラ・ミラーレス一眼カメラ・コンパクトデジタルカメラ問わず、カメラを購入することで、プロ野球やそのほかのスポーツの撮影だけでなく、日常の些細なことを含めて、写真を撮ることが楽しくなるはずです。
ぜひ、検討してみてはいかがでしょうか?
いざ購入するカメラを決めても高価な買い物です。
不安を感じる方は、使い勝手を絶対に試してみるべきです。
店頭で確認するよりも、一度、レンタルで使用して確認してみるのアリだと思います。
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