便利な親指AFを使おう!これでピントもバッチリ!設定と撮影シーンは?

  • 2021年8月15日
  • 2021年8月15日
  • カメラ

どうも、たご作@tagosaku881)です。

写真を撮るにあたって、ピントを合わせることは最も大事です。
素晴らしいシャッターチャンスがあってシャッターを切ってもピントが合っていなければ、元も子もありません。

昨今のカメラは、AF(オートフォーカス)機能がとても優秀であり、その中で、デジタル一眼レフカメラの中上位機種に備えられているAF機能の1つである「親指AF」の紹介と使い方について説明していきたいと思います。

特に、スポーツ、野鳥、飛行機、鉄道といった動く被写体を撮る目的においては、手放すことのできない機能です!

親指AFとは

通常のAF(オートフォーカス)は、写真を撮る際のピント合わせは、シャッターボタンの半押しで行います。

シャッター半押しでピント

デフォルトの設定だと、シャッターボタン半押しでピント合わせ

親指AFは、別のボタンにAF機能を割り当てることで、右手の親指を使って、AFを操作することができます。
これがかなり便利なんです。

親指AFでピント

ピント合わせを親指でできるようボタンの割り当てるのが「親指AF」

カメラメーカーや機種によって、割り当てられるボタンがあったりなかったりします。
一般的には、中上位機種のカメラであれば備え付けられていることが多いです。

親指AFの設定方法

親指AFの設定方法は、カメラメーカーや機種によって異なります。
ご自分の所有するカメラの取り扱い説明書にて確認してください。

とりあえず、僕が所有するNikon D750の例でイメージを持っていただき、実践してみてください。


STEP①
〔MENU〕ボタンからカスタムメニューの「a オートフォーカス」を選ぶ
オートフォーカス設定画面
STEP②
「a1 AF-Cモード時の優先」を選ぶ
AF-C時の優先設定
AF-C時の優先設定 レリーズ優先

「レリーズ」にすることでピントが多少、合っていなくとも、シャッターが切れるようになります。
動いている被写体にピントが合わなかったり、ズレたときに、「フォーカス」だとシャッターが全く切れなくなります。
これを防ぐために「レリーズ」にしておきます。

STEP③
〔MENU〕ボタンから「f操作」を選ぶ
操作設定
STEP④
「AE/AFロックボタンの機能」を選ぶ
AE/AFロックボタンの機能
STEP⑤
「押し時の動作」で「AF-ON」を選ぶ
AF-ONの割当て

オートフォーカス機能を割り当てる場合は、「AF-ON」を選ぼう!

これで親指AFの設定完了です!

親指AFの設定が終わったら、Nikonの場合は、必ず「コンティニュアスAFサーボ(AF-C)」に変更しておきましょう。
Cannonの場合は、「AI SERVO」に変更する必要があります。
いずれも、動く被写体に対して、ピントを合わせ続けてくれるオートフォーカスの設定となりますので、AF設定の変更を忘れずに行いましょう。

STEP①とSTEP②でAFでピントが合わなくとも、シャッターが切れるようにしています。
「親指AF」は、通常のAF機能ですからピントが合わなくなることは当然、あります
特に動いている被写体に対してピントを合わせ続けるのだから、途中でピントがズレてしまうことは出てきます。
ピントがズレたり、合わないときに、「フォーカス」のままだと、シャッターが切れず写真を撮ることができないことが生じます。

ピントがズレてしまい、1枚も取れなかったときの絶望感といったら・・・

たとえ、ピントがズレたり、合っていなくとも、いい写真になる可能性はあるので、切れる状態にするためにも、AF-C時は「レリーズ」にしておくのをおススメします。

STEP③からSTEP⑤でオートフォーカスを親指で操作できるボタンへと割り当てています。

親指AFの特徴

親指AFの特徴は、親指をオートフォーカス機能を操作して、人差し指でシャッターを切る役割を分けることで、撮影に集中することができます。

まずは、被写体に対して、親指AFでピントを合わせましょう。
上述の「AF-C」または「AI SERVO」の設定をしているのであれば、AF測距点を被写体に合わせて、親指AFを押し続けることで、動いている被写体に対して、ピントを合わせ続けてくれるはずです。

撮りたいシーンになったら、人差し指でシャッターボタンを押して、シャッターを切って写真を撮ります。
その際、「連写モード」にしておけば、シャッターチャンスを逃さすことなく撮影することができるはずです。

動きにある被写体に抜群の相性

スポーツ、野鳥、飛行機、鉄道といった動く被写体を撮るときに、親指AFは活躍してくれます。
親指AFでピントを合わせ続けてくれるので、シャッターボタンでシャッターを切る動作のみ注力すればいいので、とても効率的です。

以下は、競馬の例ですが、近づいてくる競走馬に対して、親指AFを作動させ、後は競走馬の方向へレンズを向けて、AF測距点に入るようにします。
親指でAFを押し続ければ、競走馬に対してピントを合わせ続けてくれます。
その間、シャッターを切りまくるといった感じで撮影します。

競馬を撮るには必須だよ!

これが親指AFを行っていない場合は、動く被写体に対して、シャッターボタン半押しをしなければなりません。
シャッターボタン半押しを維持し続けるのは、とても疲れてしまいます。
さらに、うっかりシャッターを切ってしまうこともあります。

よって、シャッターチャンスをものにするには、親指AFを設定することで誤動作を招く心配も減り、いい写真をモノにする確率がかなり上がることを覚えておきましょう。

置きピンでの撮影もスムーズ

置きピンで撮影する場合もスムーズです。
親指AFで一度、被写体にピントを合わせてしまえば、指を離しておけばピントが合ったままとなります。
あとは、被写体がその場に来た時にシャッターを切るだけです。

構図が決まっていて、その場に来ると必ずわかる被写体を撮るときにシャッターボタンだけ意識すればよいだけ。
とても重宝する撮影方法です。

僕の場合は、プロ野球の撮影でこの置きピンを重宝しています。
野球場には、ファウルボールが当たらないように、防球ネットが備えられることが多いです。
オートフォーカスを作動させると、選手ではなく、残念ながら手前にあるネットにピントが合ってしまうことがあります
なので、事前に打者などの選手に親指AFでピントを合わせ、ピントが合ったら親指を離し、置きピンとします。
選手がスイング動作に入ったら、シャッターを切りまくるといった使い方をしています。

そのほか、鉄道写真に向いています。
電車は必ずレールの上を走るので、お気に入りの構図を見つけたときに活用できます。
レールに親指AFでピントを合わせておき、ピントが合ったら親指を離します。
後は電車がそのレール上を通った瞬間にシャッターを切ればいいんです。

まとめ

親指AFは、とても便利です。
中には親指AFを設定できない機種もありますが、できる場合は是非とも設定してほしいです。
自分にとっては、必要不可欠なツールとなっています。

スポーツなど動く被写体を撮るには、

『動く被写体の撮影』 = 親指AF + AF-C + 連写

この設定をすれば、シャッターチャンスを逃す機会を大きく減らすことができるでしょう。

さらに一説によれば、プロカメラマンの9割以上がこの親指AFを使っているのだとか。
是非とも親指AFを活用して、試してみてください!


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