ミラーレス一眼を体験して、一眼レフ機からの移行もアリと思った瞬間

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ずっとデジタル一眼レフカメラを使ってきて、気になっているのがミラーレス一眼の存在です。
世の中、完全に一眼レフは置いてけぼりになっている感じがするのは、気のせいではないことをヒシヒシと感じています。

今回、少しレンタルを活用して、人気のSONY『α 6400』をレンタルして使用したことにより、ミラーレス一眼カメラのコンパクトさに衝撃を受けました。
実際に使用してみることにより、デジタル一眼レフカメラとミラーレス一眼カメラの併用を決断するに至りました。

目次

一眼レフカメラにこだわってしまった理由

現在、SONYやCanonは、ミラーレス一眼カメラに注力し、今やミラーレス市場が過熱しています。
写真だけでなく、動画撮影に加え、そのコンパクトさによって、一眼レフよりもミラーレスの方が活況なのは、大いにうなずけます。

そのような中でも、一眼レフに固執する保守的な姿勢を崩さない僕は、以下の理由があるからだ。

Nikonを使い続けたが故の出遅れ

Nikonがミラーレス市場に出遅れたことにより、僕もミラーレスへの移行に出遅れた感は否めません。
仮に、僕がSONYやCanonの一眼レフを使っていたのであれば、早々にミラーレス一眼へ移行していた可能性が高かっただろう。

当初は、一眼レフカメラに注力していくというNikonの方向性を信じて、一眼レフとともに生きていくと信じていました。
しかし、時代の潮流には抗うことができなかったのか、Nikonはついに2018年にフルサイズミラーレスに参入しました。

このことより、一変、自分自身も少しミラーレス一眼カメラについて、気に掛けるようになるのであった。

光学ファインダーの魅力

一眼レフの魅力は、何と言っても、「光学ファインダー」の存在です。
長年、使用してきただけに光学ファインダーに対する安心感と信頼は絶対的な象徴といえる。

特に、僕が撮影する対象が「プロ野球」であったり、「競馬」などの動体撮影がメインであれば、なおさら光学ファインダーでなければいけないと感じてしまうものです。

ミラーレス一眼カメラと一眼レフカメラのを比較したときに言及されるのは、以下のことでしょう。


ミラーレス一眼への不安
  • 動体に対するAFの速度
  • ファインダー画像のタイムラグ
  • EVF画面の不安
  • レンズのバリエーション

スポーツ選手や動物などの動きの早い被写体の場合、AFの精確性と速度は最も重要であるとともに、ファインダー画像にタイムラグが生じる現象は、致命的と言ってもいいくらいのデメリットと言えます。
あわせて、EVF画面も、目に負担が来るのではないかという不安があります。
電池消費量もミラーレスの方が多い点も気になります。

そして、レンズのバリエーションも一眼レフに比べれば、まだまだ少ないです
Nikonでいえば、ミラーレスにおいて400mmの望遠レンズなどは未だ登場していません。
スポーツなどを撮影するには、このような超望遠レンズは必要不可欠な存在です。

よって、ミラーレスカメラに対する不安が払しょくしきれずに、一眼レフを片手に写真を撮るという今に至っているわけです。

レンズ資産を手放したくない

僕が今現在使っているカメラは、「Nikon D750」。
もうかれこれ7年も使用しており、とても愛着があって、とてもいいカメラです。
このカメラのために購入したレンズは数知れず。

Nikonの一眼レフカメラのレンズは、「Fマウント」と呼ばれ、1959年からNikonが今現在に至る60年以上、大事に守ってきた規格です。

  • 60年前のレンズを最新の一眼レフで使うことができる
  • 最新のレンズをフィルムカメラに使うこともできる

※ただし、AFが使えなかったり絞りの変更ができないなどの制限がかかることも。

さすがにFマウントでは高画質化に対応しきれなくなったのか、ミラーレス一眼カメラの参入を機会に新たなマンウントである「Zマウント」を開発しました。

これにより、僕が購入してきたFマウントレンズたちは、Nikonのミラーレス一眼カメラ(Zシリーズ)では使用することができなくなることを意味します。

SONYやCanonといった他のカメラメーカーのミラーレスカメラに乗り換えるにしても、Nikonのミラーレス一眼カメラに移行するにしても、新たなマウント規格にあったレンズを揃えなければならないと思うと、ミラーレスへの移行する気が失せてしまうのは当然の結果だと思いませんか?

そういった意味で、未だにミラーレス一眼カメラの魅力を知らぬまま、一眼レフ機だけを使用し続けるという無為無策の日々を過ごしていたのであった。

よって、D750の後継機であるD780を購入しようとも思っていたところです

ミラーレスを使おうとした理由

以上のように一眼レフカメラに固執している中で、Nikonから新登場するカメラボディは、レフ機ではなく、ミラーレスがばかりの現実。
Z6、Z7、Z5、Z6Ⅱ、Z7Ⅱ、Zfcと、ここ3年くらいで次々と発売されています。

Nikonのミラーレス関連の評判や自身の新たな挑戦を含めて、ミラーレス一眼カメラに心を揺さぶられてしまったのです。

  • ミラーレス一眼カメラのコンパクトさ
  • Zマウントレンズの評判の良さ
  • 動画を撮影してみたい

まずは、ミラーレス一眼カメラの使用感を試してみようと、カメラをはじめとするレンタルサービスを行っている『Renio』さんでレンタルしてみようと思いました。

本当はNikonのミラーレス一眼カメラをレンタルして試用したかったのですが、レンズ込みで2万5千円弱(3泊4日)するので、ちょっと手が出せませんでした。

よって、比較的手を出しやすく、動画撮影にも人気なミラーレスであるSONY「α 6400」をレンタルしてみました。
こちらは、3泊4日で1万円ちょっと。

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SONY α 6400の基本スペック

SONY α6400外観

このSONY『α 6400』は、動画撮影用のミラーレスカメラとして、写真だけでなくVlogerやYouTuberを対象としたミラーレス一眼カメラです。

購入価格も10万円くらいと、一眼カメラ・動画カメラとしては、とてもリーズナブルと言えます。

『α 6400』の基本スペックは以下の通りです。

カメラタイプ ミラーレス
撮像素子 APS-C
画素数 約2420万画素
4K対応
幅×高さ×奥行 約2420万画素
重量 359g

SONY α 6400の使用した感想

まず、α6400の実物を見て、触ってみると、とにかくコンパクトで持ち運びがしやすいという点に惹かれました

やはりカメラは持ち出して撮影することがナンボですから、重量や荷物になるという理由で持ち出さなくなるというのが最も避けたいところです。
ところがα 6400であれば、外へ持ち出すのに全く苦にならずに、いつも持ち合わせたくなる大きさといえます。

ちなみに、APS-C機とフルサイズ機の比較にはなりますが、僕が使っている一眼レフ機Nikon D750と並べるとこんな感じ。
レンズもフルサイズ換算でほぼ同じのレンズを並べてみました。

「SONY α6400」と「Nikon D750」との比較写真

レンズともどもで、このコンパクトさ!
写真だけでなく、クオリティの高い4K動画も撮れるんだぜ、これ。シンプルにすごくない?

旅行など行くときは、コンパクトの方がいいよね!

また、可動式の液晶を搭載しており、上下開閉となるチルト式液晶が採用されています。
自撮り撮影で映像が確認できるよう、液晶モニターを180度回転させながら、カメラボディの真上まで持って来ることができます。

自撮りの動画撮影をメインに考えている方には、もってこいのモデルと言えるでしょう。

さらに写真撮影においては、オートフォーカスが0.02秒という爆速で、最高11コマ/秒の高速連写が可能なので、動く被写体に対しても、問題ないように思えます。
ただ、今回はちょっとした旅行で用いただけなので、残念ながら動体撮影で本機の実力を試すことはできませんでした・・・

そして、ミラーレス一眼カメラでは、当たり前なんでしょうが、ファインダーを覗くと、ファインダー内に被写体が映り込みます。
そして、ファインダーから目と顔を離すと、今度は液晶画面に被写体が映るという切替えが自動的に行われるのをみて、驚きました。
このカメラ、とても賢い!そう思った。

Zマウントレンズの評価

Zレンズの評価は、Twitterなどをみても評価は上々です。
Nikonがミラーレスを機に新たなZマウントを開発したのは、正解と言えるのではないでしょうか?

撮影欲を駆り立てるレンズであることは間違いなさそう!

さらにNikonは、Zマウントのレンズをさらに取り揃えてくれるようで、2022年までのレンズのロードマップを示してくれており、ミラーレスへの本気さを感じ取ることができます。

Zレンズナインナップ

画像引用:NIKKOR Z レンズラインナップ ver3.2より

現状では、僕が望む400㎜超の望遠レンズがないのですが、2022年までには登場するとのこと。
競馬やプロ野球を撮影したいので、とても楽しみですが、気になるレンズのお値段は如何ほどか。

しかも、まだ、ミラーレスボディも持ってないという現状!!

FTZのマウントアダプターの存在

さらに、『FTZ』と呼ばれるマウントアダプターを利用することで、NikonのZシリーズのミラーレス一眼カメラにFマウントレンズを取り付けて、使用することができます。

このマウントを使うことで一眼レフで使用していたFマウントレンズの資産を少しでも生かすことができるので、ミラーレスに移行する際のカメラメーカーの第一候補は、僕の中ではNikonに決めています。

Fマウントレンズで撮影してもピントもすぐに合うようですし、描写も問題ないという評価がチラホラと見受けられ、問題はなさそうです。
ただ、少し値段が高いのではないか、という声が多いです。

Nikon Rumors によれば、Zマウント用の新しいマウントアダプター「FTZ2」を開発しているという噂があるので、噂の真実を確かめたうえで、様子を見ながら検討していきたいですね!

動画撮影・編集をしたい

近年のYouTubeをはじめとする動画で人々を魅了するコンテンツは今後も続いていくに違いありません。
ましてや5Gの時代に突入し、動画コンテンツはますます我々に様々な魅力的なエンターテイメントを提供してくれるでしょう。
その中で、動画編集スキルや撮影技術を会得しておくことは、自身のスキルアップにも繋がるのではないかと思いました。

ただ、YouTube等での収益化も、時すでに遅し。
新規参入が厳しいだろうなあ。
特に当ブログのようにジャンルも定まらないようではね・・・
まずは始めてみて、コツコツと続けていきたいと思っています。

今年の大河ドラマ「青天を衝け」の渋沢栄一もこう言っています。

無欲は怠慢の基である。

渋沢栄一

ここは自分自身のチャレンジとスキルアップのために行動していきたいと思います。
さらに渋沢氏は新1万円札の顔となります。
彼の札をたくさんもらえるように頑張ります!(←我欲全開)

まずは、所有するパソコンを動画編集作業ができるように今後パワーアップさせていく予定です。

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その後、動画撮影用のカメラを購入しようと思っています。

いやぁ~、お金が吹っ飛ぶなあwww

笑うしかないこの現状ですが、スキルアップ自己投資ということで、行動していきたいと思います!

まとめ

SONY α6400レンタルしてみて、ミラーレス一眼カメラが一眼レフ市場を抜き去る販売数を誇るのがよくわかりました。

やはり軽さとコンパクトさは正義といったところで、カメラをいつでも持ち出しやすくしてくれているところがミラーレス一眼の大きなメリットということは間違いなさそうです。

また、動画撮影機能も素晴らしくなっているため、写真と動画の両方を楽しませてくれる点が、今のユーザーに求められている機能であり、ミラーレス一眼カメラが対応することができるようになったということでしょう。

僕自身も動画を撮ってみたいという気持ちが強くなってきました。
一眼レフ機だとボディとレンズの重さで疲れるので、少しコンパクトなミラーレス一眼を購入してみようかな、というのがきっかけ。

ただし、プロ野球や競馬の写真撮影は今後も続けていくので、ミラーレス一眼で動体写真の撮影に不足であれば、今持っている一眼レフ機でカバーしていきたいと思っています。

いわば、風景写真や動画はミラーレスに任せ、スポーツ等の動体撮影は一眼レフに任せるといった併用をしていく形になると思います。

と、いうわけで、Nikon『Z6Ⅱ』を悩みに悩んだ結果、購入しちゃいました♪

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この記事を書いた人

鬼のインドア派。
当然、仕事もインドア派を望むも、叶わぬ毎日の現実に嘆息している。
本ブログでは、鬼のインドア派にふさわしいパソコンの紹介やパソコンを使ってできるゲームやデジタルイラストなどを紹介している。
唯一のアウトドア派の趣味である野球観戦・競馬観戦を踏まえた写真撮影方法なども記している。

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