どうも、鬼のインドア派のたご作(@tagosaku881)です。
2021年の競馬においては、新型コロナウイルス感染症の影響により競馬場の入場制限がかけられ、現地で競馬観戦する際は、インターネットによる事前予約である「指定席ネット予約」が必須でした。
この状況は緩和され、現在では、「指定席ネット予約」、「入場券ネット予約」、「当日現金発売入場券」の3つの方法によりJRAの競馬場へ入場し、競馬観戦ができるようになっています。
この記事では、「入場券ネット予約」についてをできるだけわかりやすく説明していきます。
入場券ネット予約についてのメリットや手続きを教えてくれ!
おまかせあれ!
「入場券ネット予約」を行う前に、「指定席ネット予約」の会員登録を済ますよう案内されます。
あらかじめ、「指定席ネット予約」の会員登録を済ませておこう!
入場券ネット予約の概要
「入場券ネット予約」とはあらかじめ、JRA競馬場へ入場することができるチケットをインターネットで事前に予約し、購入するものです。
「指定席ネット予約」では、指定席やスマートシートの座席を予約することに対して、こちらの「入場券ネット予約」は競馬場へ入場できるだけで、競馬場内にある自由席の利用や立ち見での観戦となります。
また、ネット購入時点で、当選後の入場する時間帯を選ぶ必要があります。
この入場できる時間帯を第3希望まで申込むことができます。
入場する時間帯を第3希望まで選んで申し込める。
- 8時45分以降
- 9時以降
- 9時15分以降
- 9時30分以降
早い入場時間に当選すれば、自分の好きな場所や施設内の自由席を確保がしやすくなる半面、当選倍率が高くなる不利があると思います。
購入できる入場券の枚数は、最大4枚までとなっています。
入場料
気になる入場料は、100円 or 200円という格安!
東京・中山・中京・京都・阪神 ・・・ 200円
札幌・函館・福島・新潟・小倉 ・・・ 100円
上記の開催エリアを「メイン開催」、下記を「ローカル開催」などと言うぞ。
いずれにしても格安だな!
競馬場は広くいろいろな施設があるので、入場してからお好みの場所で観戦しよう!
観戦する場所の例
上述の通り、指定席やスマートシートの利用はできませんが、入場した後に座れる席はいくつか存在します。
当日の競馬観戦方法として、例を挙げさせてもらうとこんな感じでしょうか。
- 芝生広場からの観戦
- 場内の自由席でのモニター観戦
- 立ち見
東京競馬場のレースコースの内馬場で観戦する様子です。
奥のスタンドにたくさんの観客を確認できると思います。
それがスマートシートにあたり、この「入場券ネット予約」では予約できない席となります。
この立ち見でも十分な疾走する迫力ある競走馬を観ることができますよ!
芝生エリアでは、ブルーシートを敷いてピクニック気分で観戦するのもいいでしょう。
競馬場内のフードコートの様子。
指定席エリアを除けば、競馬場内の施設は入場してしまえば、誰でも使うことができます。
この他にも、施設内には座席が多く用意されており、自由席が多く設置されています。
しかし、朝から早く来る人達によって場所取りがされているところも多くあるのも事実・・・
GⅠなどの開催日では、自由席が空いているというころはほぼないと考えてよいぞ。
入場券ネット予約のメリット・デメリット
競馬場における「入場券ネット予約」のメリットとデメリットを紹介します。
入場券ネット予約のメリット | 入場券ネット予約のデメリット |
---|---|
|
|
メリット
「指定席ネット予約」とは異なり、当日の入場後でないと座席の確保できない反面、入場料が格安です。
このメイン開催、ローカル開催の競馬場の入場料は、コロナ流行前の通常期の入場料と同じです。
(当時はネットでの予約不要で入場できました)
そのような中で「入場券ネット予約」においても、入場する時間帯を選ぶことになりますが、選んだ時間以降であれば競馬場に確実に入場することができます。
デメリット
はっきり言って、1日中、座ることなく競馬を観る立ち見はキツイ!
なので、座る場所を確保したいと思うときは、競馬場入場後に自らで確保しなければなりません。
GⅠなどの大きなレースであるほど、早い時間に予約し入場しなければ、ゴール前などのいい場所や自由席を確保することができないでしょう。
この「入場券ネット予約」を利用するには、これから説明する会員登録を行ったうえで、販売スケジュールに沿って予約手続を行う必要があるため、少し面倒であるという点は否めません。
また、かつてはネットでの事前予約をせずに入場できた競馬場であったが、現在はインターネット予約かつクレジットカード決済を大半を占めるシステムへと変更されてしまい、お年寄りなどのオールドファンに対して優しくない入場システムも残念な点といえるでしょう。
入場券ネット予約の手続き
それでは、入場券ネット予約の手続きについて、具体的に説明していきます。
まずは、会員登録を行う前に発売スケジュールについて確認します。
発売スケジュール
「入場券ネット予約」のスケジュールは以下の表の通りに行われます。
「指定席ネット予約」における指定席やすま-とシートの予約が競馬開催の2週前に対して、「入場券ネット予約」は開催1週前からの受付開始となります。
先行抽選販売
競馬開催日(利用日)の1週前の金曜日の17時~月曜23時まで
当選発表
競馬開催日(利用日)の当週の水曜17時にメールにて通知
残券・先着発売
競馬開催日(利用日)の当週の水曜18時より、残っている入場券を先着にて申し込むことが可能。
購入期限は、レース当日(利用日)の15時まで
入場券ネット予約の会員登録方法
この会員登録は、「指定席ネット予約」への会員登録となります。
(上記リンクの過去の記事にて説明していますので、参考にしてみてください)
入場券ネット予約の抽選申込み方法
自分の観戦したいレース日の確認と会員登録が済んだら、抽選の申込をしよう!
まずは、入場券ネット予約のページへアクセスし、ログインしましょう。
会員番号に「指定席ネット予約」にて登録された番号を入力します。
パスワードに「指定席ネット予約」にて登録された生年月日(8ケタ)+郵便番号(7ケタ)となります。
ログイン後、競馬観戦したい日を選びます。
再びトップページより、選択していきます。(ここの例では「中山競馬場」とします)
入場する時間帯の希望枠を申し込みます。
第3希望まで申し込むことができます。
枚数は、4枚まで申し込むことができます。
クレジットカードでの支払いとなりますが、「指定席ネット予約」での使えるクレジットカードよりも選択肢が増えています。
よって、「指定席ネット予約」で登録したクレジットカードと異なるカードの登録も可能です。
- JCB
- MASTER
- VISA
- Diners Club
- American Express
最後に申込内容の確認にチェックし、「申込する」をクリックし、入場券ネット予約の完了です。
あとは、抽選を待つのみです。
競馬観戦当日
「入場券ネット予約」を申し込み、抽選をパスし、競馬観戦当日を迎えた際の持ち物や入場券の取り扱いについて説明していきます。
持ち物
- スマートフォンやタブレット(QRコード表示のため)
- マスク
- 身分証明書(念のため)
QRコードを表示させるためのスマホ等を持っていない場合は、競馬場でタブレットを貸してくれるそうです。
また、身分証は必須ではないですが、開催や会場によっては本人確認する場合があると明記されていますので、念のため所持していった方が無難です。
ちなみに「指定席ネット予約」では身分証明書の提示が求められますので、持ち物として必須となります。
入場券の発券手続など
入場券は、電子チケットとなり、QRコードを提示して入場するシステムです。
QRチケットを表示するには、入場券ネット予約のページにある「QRチケット取得手続きへ」を選択しましょう。
購入履歴一覧にある「詳細へ」をクリックし、「QRチケット表示」をクリック。
購入した入場券の入場可能時間となったときに、QRが表示されます。
QRは入場可能時間の直前に表示されます。
友人や恋人、家族といった同行者の入場券を購入している場合は、上記のやり方に加え、「チケットを分配する」をクリックすることで分配が可能。
その際に同行者情報(氏名、メールアドレスもしくは電話番号、生年月日)が求められ、入力する必要があります。
その後、メール、LINE、SMSによって分配用URLを同行者へ送ることで分配が可能となります。
まとめ
現在(2022年9月現在)のJRA競馬場の入場方法の一つである「入場券ネット予約」の方法について説明してきました。
新型コロナ感染症の影響により、フラッと競馬場に行けるわけではないこの状況下で、多少の手続きの煩雑さがありますが、確実に競馬を観に行くためには仕方ないことでしょう。
昔みたいに気軽に窓口にて支払って入場できるのはいつになることやら。
抽選突破できればいいけど、できないと観たいレースが観戦できないのは残念だな。
あらかじめ、座席まで確保したい場合は、「指定席ネット予約」を利用しましょう。
あなたがよい競馬ライフを楽しめるよう祈っています。
コメント