どうも、信長の野望好きのたご作(@tagosaku881)です。
信長の野望シリーズ最新作である『信長の野望 新生』が2022年7月21日に発売されましたね。
今作の『信長の野望 新生』の発売前の期待度については、このページをご覧ください。
- 価格が1万円以上する高額ソフトである
- 信長の野望シリーズ恒例のPK版が後に発売されるだろう
ということで、本作『信長の野望 新生』無印版の購入するのに迷っている方が多いと思います。
前者においては人それぞれの価値観があるため、一概に判断できません。
しかし、後者は今回購入し、実際に遊んでみた結果、無印版でも今回は買いであると思いました。
ひとまず、『信長の野望 新生』の10時間ほど遊んでみての感想・レビューをしていきたいと思います。
PK版ではなく、無印版のレビューです
ゲーム概要
『信長の野望 新生』のゲーム概要や新たな要素などを説明していきます。
タイトル | 信長の野望 新生 |
対応機種 | PS4、Nintendo Switch、Windows |
ジャンル | 歴史シミュレーション |
発売日 | 2022年7月21日(木) |
希望小売価格 | 通常版:パッケージ版・ダウンロード版ともに10,780円(税込) |
信長の野望シリーズ第16作目の最新作で、シブサワ・コウ40周年記念作品と銘打たれた作品です。
信長の野望シリーズ共通で、いくつかの年代のシナリオを選び、プレイする戦国大名を1人選び、日本全国の統一を目指すゲームです。
本作のコンセプトは、「AIで躍動する武将たち」となっており、自らの判断で行動する配下武将たちがプレイヤーである大名を支え、ともに天下統一を目指し、躍動してくれるとのことです。
さまざまな能力や個性を持つ武将たちと共に、君臣一体となって歴史を動かす時ですぞ!
初めて、本シリーズにする人は、シナリオ選択するときに、おすすめの表示のある大名を選ぼう!
さらに、初心者かつ全く戦国時代の歴史を知らない人は、公式でも薦めている「1560年 桶狭間の戦い」の織田信長を選ぶとよいでしょう。
織田信長自身の能力の高さに加え、木下秀吉(後の豊臣秀吉)などの有能な配下武将がたくさんいます。
主人公ともいえる織田信長には多くの歴史イベントが用意されており、イベントを発生させることで、信長を操るプレイヤーに有利な状態へと引き込んでくれます。
さらに、本ゲームを通じて、織田信長の半生を学ぶことができて一石二鳥です。
迷いに迷ったら1560年 桶狭間の戦いの織田信長を選ぼう!
難易度は迷わず「初級」がおすすめ!
ゲームクリアの目標は、天下統一です。
今作から全国統一する前に、中途エンディングが用意されています。
- 地方統一エンディング
- 三職推任エンディング
- 従属統一エンディング
- 全国統一エンディング
信長の野望シリーズでは、シリーズ通してプレイ大名が弱小からある程度勢力を伸ばし、一大勢力になってからは、消化試合気味の作業感によるマンネリ化が否めません。
今作からいくつかエンディングを用意されていることから全国統一までの区切りをつけてくれているのはありがたいです。
地方統一については、通過点に過ぎないため、地方統一エンディングを迎えても、続けて遊ぶことができます。
地方統一エンディング後も継続して遊べる
なお、ゲームオーバーは、支配する城をすべて失う、1700年を迎えるなどのタイムオーバーなどがあります。
過去の信長の野望シリーズをプレイしてたり、戦略シミュレーションが好きな方は当然の認識だと思いますが、基本的なゲームの流れは、こんな感じでしょう。
① 内政で国力を高める、いい配下を集める
↓
② 外交を駆使して、できるだけ味方を増やし、敵を減らす
↓
③ 戦争によって敵の城を奪う
↓
①に戻り、勢力を大きくする ⇒ 天下統一
知行・内政面
本作での新要素ともいわれるシステムが配下武将への「知行」の付与です。
領地には「城」があり、周りには「郡」があります。
本拠地は大名が統治しますが、それ以外の城や郡は、配下武将に内政を任せることになります。
すなわち、プレイヤー大名が手動で内政ができるのは、本拠地のみとなります。
本拠地の郡では、代官に任じることで、配下武将が勝手に郡を発展させてくれますが、手動でも命令をすることができます。
手動で命じるときは、費用と労力が必要となりますが、早期にプレイヤーが意図する領内の開発をさせたいときには積極的に使っていきたいところ。
労力は、以下のことを実行するときに消費されます。
「郡開発」、「城下施設」、「調略」、「城下方針」など
闇雲に使用せずに計画的に使用していきたいところです。
城や郡はどの武将にも与えることができるわけではなく、身分によって与えられるものが異なります。
代官は、最も低い身分である「組頭」でも任命できるので、代官を通じて「足軽大将」に出世させるのが無難です。
・城主は、侍大将以上の身分で任じることができる
・知行は、足軽大将以上の身分で任じることができる など
よって、いくら能力が高くとも身分が低いければ、城主などに任命できません。
お気に入りの武将に城主などに任命させたい場合は、いろいろな任務を与え、出世させてあげる必要があるわけです。
更に内政や城の特徴を持たせるのに「城下施設」というものがあります。
各城によって、「城下施設」が立てられる数が決まっています。
平地の城の地域では建設できる数が多く、山地の地域では少ない印象です。
例えば、以下の清州城では、6つの「城下施設」が建設できます。
「城下施設」を建設するには、結構な費用と先ほどの労力を消費しますが、建設物によって石高や商業の値が大きく上がるので。余裕ができたら積極的に建設していきましょう。
「郡開発」やら「城下施設」など似たような内政コマンドのため、当初はそれぞれの違いについて理解するのに苦労しました。
自勢力を強くし、伸ばしていくには「政策」を実施していくことが不可欠となってきます。
この「政策」を採用し、実施するまでに時間がかかるうえ、さらに毎月の固定費まで計上されるため、財政収支を圧迫し、そのほかの「調略」や「外交」の他の大名の信用、配下武将の忠誠を上げるための「家宝の購入」まで手が伸びなくなっていきます。
しかも、この「政策」は、なぜか一度実施してしまうと、取りやめることができません。
つまり、後で無駄が多いから不必要と判断した「政策」を取り消すことができず、「政策」を実施するごとに経費を重ねざるを得なくなってしまうのです。
毎月の経費を考慮し、懐事情を常にチェックしながら必要な「政策」を吟味しながら行っていきましょう。
合戦面
本作は、日本を一枚マップで表現されており、攻略目標とする城を選択し、自勢力の各城から部隊を出し、ルートを選ぶという流れです。
マップ上で部隊が衝突すると、武将たちの能力に応じて、部隊同士が自動的に戦いを始め、部隊が0になったら武将が捕らえられたり、撤退していきます。
このあたりは、『信長の野望 創造』とほぼ一緒の戦闘と言っていいでしょう。
プレイヤー大名が出陣し、プレイヤー大名が敵と交戦するときのみ、周りの部隊を巻き込み、『合戦』が行われます。
『合戦』の勝利条件は、以下の通りです。
- 敵をすべて撃破
- 敵の士気を0にする
- 敵の「退き口」をすべて破壊する
- 大名を討ち取る
『合戦』では別画面に切り替わり、用意された戦場において、相手の部隊と戦うことになります。
合戦における戦場では、『信長の野望 大志』や『信長の野望 創造PK』のように戦場内を自由に部隊が動き回るのではなく、ルート上のところのみ部隊が動けるという仕組みです。
要所などが用意され、占拠することで味方の士気を上げることができるので積極的に確保していきたいところ。
また、高位の位置する要所には、弓矢の射撃や落石などいくつかのギミックが用意されているので、これをうまく使って、味方を有利な展開に持ち込むことも必要になってきます。
部隊を率いる武将たちは、AIと言われる所以かいろいろな局面で独自の提案をし、こちらが指示しないと自身の判断のもとで行動します。
『合戦』に勝利すると、参戦部隊数に応じて今作の新要素である「威風」が発生します。
この「威風」によって、敵が寝返ったり、城や郡ごと自勢力に加わったり、周囲の大名との外交関係が有利になるなど、勝利した側に大きなメリットを与えてくれます。
よって。『信長の野望 創造』では大量の兵を四方八方へと流し込み、物量で圧倒して制圧していくのに対し、本作ではプレイヤー大名の近くにたくさんの味方部隊を展開させ、『合戦』を仕掛けることで、上述の「威風」を使いこなしながら、敵の戦力を削っていくのが効率的な城を獲る方法となるだろう。
また、今作では、兵糧の補給が味方の城を通過して補給されないため、遠征に苦労することでしょう。
「内政」や「政策」で兵糧を多く持たせ、消費を少なくさせる工夫が必要になります。
さらに、部隊同士の戦いだと敵を倒すのに何日かかかるのに対し、「合戦」は兵糧を消費することなく、勝利を得ることができるため、ドンドン使う羽目になり、大名をコキ使うケースが多くなります。
「合戦」を使うことで、多くのメリットと効率的な攻略が可能
良い点・悪い点
それでは、僕が思う良い点と悪い点を紹介していきたいと思います。
プレイ状況としましては、1553年尾張統一の織田信長の中級で遊び、10時間程度でやっとシステム周りがわかり、中堅勢力へとのし上がって、面白くなってきたところです。
良い点
まずは、『信長の野望 新生』の良い点を確認していきます。
- 知行と身分制度の関係性面白い
- 合戦がわかりやすい
- 近年の信長シリーズの中では難易度は高め
- 戦国時代を楽しませてくれるグラフィック
知行と身分制度の関係性面白い
今回の知行システムは◎だと思います。
特に、武将を配置するのが楽しいです。
登用したばかりの武将は基本的には「組頭」という最も身分が低い所からスタートするが、知行を与えることができずに「足軽大将」へ昇格させる必要があります。
まずは、本拠地の郡での代官に任じ、勲功を貯めてやる必要があります。
お気に入り武将の意見を取り入れ、出世を見守るのも面白い遊び方かもしれません。
配下武将は、現代社会で言えば、大名に雇われたサラリーマンと言えよう。
会社に入社したばかりの新人社員の研修(代官)を経て、研修後に現場に行き、ゆくゆくは課長、部長(城主)といった現場を仕切るリーダーになっていくというイメージといったところか。
このイメージを本作でしみじみと感じたところです。
ただし、これもプレイ序盤である程度自勢力の武将が頭に入っているときに楽しめますが、中盤以降は領地と武将数が多くなりすぎて、管理しきれないという面が出てきます。
合戦がわかりやすい
プレイ大名が交戦することで使える『合戦』がわかりやすいです。
『信長の野望 大志』や『信長の野望 創造PK』の合戦は、戦場が自由に動き回ることができ、射撃のために部隊の向きも重要であり、本作よりも戦略的かつ柔軟に楽しめるでしょう。
この操作の部隊の向きの微調整が面倒だったのと、開戦後は敵の部隊の場所がわからず、索敵しなければならなかったりと、自由度が高さと高い戦術が求められており、個人的には苦手でした。
総大将周りで部隊がゴチャゴチャして、決着までの時間も結構かかっていました。
しかし、本作では部隊がルート上に設定されている道を通ることと、最初から敵の場所が見えているので、上述の2作品に比べ、お手軽にできるのが僕にとっては有り難かったです。
ただのお手軽ではなく、要所の占領や高所での弓で射撃、落石などのギミックを操れることで勝利に向けて、有利に運べる戦術性もとてもよくできていたと思います。
大志や創造の合戦の方が好みという方も多くいると思います。
でも、僕は新生の合戦の方が好きです。
この『合戦』ては、勝った時のメリットがとても大きいので、大名にしか使用できないという制限はよくできたシステムだと思います。
ただ、大名が戦闘向きでないクソ雑魚武将だった場合には、優秀な配下を代官に任じ、一緒に出陣すれば、能力の底上げをすることが可能です。
近年の信長シリーズの中では難易度は高め
難易度は、結構、高めです。
とにかくCPUの勢力拡大が早いです。
最初はプレイ操作を覚えるという観点で、どのシリーズでも織田信長が元服したあたりのシナリオからスタートするケースが多いです。
本作でも「1553年 信長元服」のCPUレベル中級の織田信長で遊んでいました。
前作までは、初手は那古野城から清州城を攻めるわけですが、空き巣を狙って今川義元が動き出すなど、いきなり大軍を相手にさせられるなど、面を喰らわされました。尾張を蹂躙され、初めて信長で滅亡の憂き目に遭いました・・・
tCPU大名は、結構、出陣中の居留守を狙ってきたり、兵力差があると全軍で潰しにかかってくる感があるので、慎重に領土を拡大する必要があると思います。
戦国時代を楽しませてくれるグラフィックなど
『信長の野望 創造』以来、全国1枚マップをリアルに描かれるようになってから、戦国時代に本当にタイムスリップしたかのような俯瞰した城下町が見られるのが嬉しいポイントです。
日本全国の郡が細かく細分化されているため、地元や今住んでいる地域を確認するのも面白いぞ。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の地図を監修しているのが信長の野望シリーズの生みの親であるシブサワ・コウ氏である。
『信長の野望 大志』では、内政面が充実していなかったため、そこまで城や町並みをアップにしたいとも思いませんでしたが、本作は、知行で武将が開発することに加え、城下施設が建設することができるため、発展した城の周りを見たくなってしまいます。
これが、結構、ニヤニヤが止まらない要素の一つでもあります。
また、イベントが330以上ととても多く用意されており、それを「風聞」という形で確認し、イベントを有効に無効にするかを決めることができるので柔軟な対応ができるようになっています。
織田信長で今川義元、武田信玄、北条氏康の三国同盟は脅威だと思い、イベントをオフにしたにもかかわらず、イベント関係なしに三国同盟をされてしまう結果に・・・
しかも中途半端にプレイヤーである織田家が岡崎城を支配したため、1560年5月の桶狭間の戦いのイベントが起こらず、1564年になっても今川義元が存命であり、彼と未だに死闘を続けています。
悪い点
次に悪い点を挙げますが、これについては『信長の野望 新生』のシステム周りというか、歴代シリーズの不満が相変わらず残っていることとコーエーの商売についてとなります。
歴代シリーズの不満については、シミュレーションゲームの宿命なので解消することは難しいということは重々承知しています。
- 城や郡の数に対して、武将が少なすぎる
- 仲介による停戦がウザい
- 中盤以降のダレ
- 価格が高い
城や郡の数に対して、武将が少なすぎる
知行システムですが、良い点にも挙げた反面として、領土が大きくなり、武将数が多くなると管理するのが大変です。
また、完全に武将数が多ければ多いほど有利なゲームだと感じました。
城と郡の数が多く、日本のいろいろな地域を観ることができて、それはそれで楽しいです。
しかし、自分が遊んだ織田家ですら、領有する郡に対して、武将が足りなかったシーンがありました。
人材豊富な織田家ですら郡に対する人材の不足があったわけですから東北などの大名で遊ぶ場合には、圧倒的に武将数が不足し、誰も管理しない郡が出てくるんだろうな、と推察されます。
このあたりは、新武将を作成してプレイヤー自身で補うか、架空武将を自動生成させて大名の養子として登場させるなど武将数を補うシステムがあってもいいと思いました。
確か『三國志12』あたりで、架空武将が登場するようなシステムがあったと記憶しています。
仲介による停戦がウザい
自勢力が攻めているときに、他大名からの仲介の停戦要請がウザいです。
敵と戦っているときに「もう少しで城を落とせそう!」なった瞬間に、同盟国の仲介(自分の場合は足利将軍家など)が現れ、無理やり停戦させられます。
落城まで追いつめているのだから、せめて、お金や兵糧をくれたりするなど、停戦するタイミングを変えてほしいです。
いつも敵の城の落城寸前でカットインしてくるんだよな!
どうやら自勢力が攻められているときも仲介を外交ポイントを消費することができるようですが、僕が上述のシナリオでの織田信長で遊んだときに今川義元に追い込まれていたときいんは、誰も仲介になってくれませんでした・・・
詳しいことはよくわかりませんが、威信などの高さに関係がありそうです。
あと、同盟を結ぶとやたら同盟相手からやたら援軍要請が求められます。
しかも、全く勝つ見込みがない戦争にばかり巻き込まれ、見返りがないというケースが多々ありました・・・
拒否すれば、周囲の大名からの評価が下がるとのことで、ほぼ強制的に受託することになり、いつも負けて帰るわが軍がとても哀れでした。
中盤以降のダレ
本作や信長の野望シリーズ、そして、シミュレーションゲームの宿命でしょうか。
中盤以降、ダレてしまい、ゴールに向かっての作業感が半端ないです。
本シリーズの宿命で、どの大名で初めても天下統一というゲームクリア目標が同じであるため、中盤以降は同じ展開になりやすく飽きが早く来てしまうでしょう。
また、大勢力になると自身が強くなりすぎるが故に、敵に歯ごたえがなくなってしまうため、クリア目標である天下統一までに完全にダレてしまいます。
どうでもよいくらいの資金力と兵力を揃える状態になるため、ただただ、大兵力を敵城へ送り込むという作業に終始することになります。
本作品の目玉である知行システムも中盤以降は資金もあるので内政をそこまで顧みることもなく、知行も人事管理もおざなりになってくるのも事実です。
ゲーム途中、寿命で亡くなったり、元服して新たに加わったりと、人員が不足した城や人員超過している城を見つけるのも大変なので、うまく補充できたりする武将配置自動化機能があるといいな、と思います。
どこにどの武将を配置したかわからなくなってくるから人事管理もおざなりになりつつある・・・
この中盤以降の中だるみをなくすためには、一気に天下統一を目指す、先ほど紹介した地方統一をエンディングまでやり切るといった形でプレイヤー自身でゴール目標を設定するのがいいと思います。目標に到達したら新たなゲームを始めるなどして心機一転を図りましょう!
新たな大名やいろいろな年代のシナリオを試してみて、歯ごたえのある戦国の世を生き抜くプレイを始めるとよいでしょう。
価格が高い
信長の野望シリーズや三國志シリーズは、とにかく販売価格が高いです。
ゲームソフト1本に1万円を超えるゲームなど、今時、存在しませんよね。
しかも、この1年後にはPK(パワーアップキット)が5千円くらいの価格で待っていると思うと、初めてコーエー作品を手にする人は詐欺にでもあっているのではないか、と思うことでしょう。
1万円以上支払っての価値があるのか、と言われれば、他のゲームソフト2本を購入して遊んだほうがいいような気もします。ただし、信長の野望シリーズはPS4やSwitchであれば、中古でいい値段で売れるという消極的なメリットもあります。
そんな価格が高いと指摘しつつも、日本の戦国時代を扱ったシミュレーションゲームが他になく、ほぼ皆無な点や2000人超の武将が登場するデータベースとして戦国時代の豊富な知識を蓄えさせてくれるのは、信長の野望シリーズしかありません。
毎シリーズ、ウキウキで買ってしまうほどコーエーに毒されているのであった・・・
PC版とCS版(PS4、Switch)の違い
最後に、PS4やNintendo Switch、PCのどのハードで遊ぼうか、購入を悩んでいる人に対しての注意事項等に触れておきます。
PCの動作環境
PCで遊びたい場合は、それなりの機能を備えたPCを用意する必要があります。
PC版の『信長の野望 新生』の動作環境は以下の通りです。
この表記が全く理解できない人は、PC版を諦め、素直にゲーム機で遊ぶことをおススメします。
PC版を購入する場合は、自身のPCが以下の環境にあるかどうかを必ず確認しましょう。
ビデオカード(グラフィックボード)についても、丁寧に動作確認までしてくれていますので、該当のものがあれば大丈夫です。
必須 | 推奨 | |
---|---|---|
OS | Windows 8.1/10/11 64bit 日本語版 | Windows 10/11 64bit 日本語版 |
CPU | Intel Core i3-3220以上 | Intel Core i7-3770以上 |
メモリ | 4 GB RAM 以上 | 8 GB RAM 以上 |
ハードディスク | 10 GB 以上の空き容量 | |
ディスプレイ | 1280×720ピクセル 以上 | 1920×1080ピクセル 以上 |
ビデオカード | NVIDIA GeForce GTX 660(2GB) 以上 AMD Radeon R7 370(2GB) 以上 |
NVIDIA GeForce GTX 1060(6GB) 以上 AMD Radeon RX580(8GB) 以上 |
<動作確認済みビデオカード> 2022年7月までに動作確認済みのビデオカード NVIDIA GeForce RTX3070 8GB / GeForce GTX 1660 SUPER 6GB / GeForce GTX 1660Ti 6GB / GeForce GTX 1660 6GB / GeForce GTX 1650 4GB / GeForce GTX 1060 6GB / GeForce GTX 1060 3GB / GeForce GTX 1050 Ti 4GB / GeForce GTX 960 2GB / GeForce GTX 680 2GB / GeForce GTX 950 2GB / GeForce GTX 660 2GB / GeForce GTX 750 Ti 2GB AMD Radeon RX 5700 XT 8GB / Radeon RX 580 8GB / RadeonR7 370 2GB / Radeon RX 560 4GB / Radeon RX 460 2GB |
PC版におけるパッケージ版では、DVD-ROMが付属しています。
PCにDVD-ROMを読み込ませるDVDドライブが必要かと思いきや、Steam CDキー(製品コード)がついているので、これをSteamに認識させれば、ダウンロードによりインストールすることができます。
よって、PCにDVDドライブを付けておく必要はありません。
PC版のメリット・デメリット
今回は、通常版であるWindowsのPC版を購入し、先にある通り、手元に前日に届くも、発売日当日の10時のSteam側のアンロックが解除がされる発売日当日の10時まではインストールすらできません。
一方、PS4、Nintendo Switch(いわゆるCS機)では、ダウンロード版などであれば、発売日の0時から遊べます。
今後、コーエーから発売される信長の野望シリーズ、三國志シリーズ、ウイニングポストシリーズなどのPC版とCS版の両方で販売される場合は、遊べる時間帯が異なることも認識しておいてもいいと思います。
少しでも早く遊びたい方は、CS機を選ぼう!
CS版よりもPC版の有利な点としては、セーブ・ロード時間が短いので快適に遊べること、この手のシミュレーションゲームではマウス・キーボードの方が操作しやすいといったところが挙げられるでしょう。
あと、登録武将の顔を設定するときにPC版であれば、好みの写真などの画像を取り込むことができるため、自由に楽しむことができるといったところでしょうか。
まとめ
AIで躍動するとの触れ込みどおり、武将からかなりの頻度で提案を受けたり、独自に行動するケースを見かけることは新鮮でした。
しかし、今までの信長の野望シリーズに毒されているのか、「いや、今はやめとけ」という感じで自分で指示するケースが多かったの事実。
できるだけ、眺めていく方が本作を楽しむにはとても大事なのかもしれないと思っているところです。
また、悪い点で挙げた武将が足りないと思うとの指摘は、郡の数に対してであり、今作は2,200人以上も登場します。
それぞれの武将には個々のパラメータと列伝、顔グラフィックが用意されているため、能力チェックするだけでも楽しめてしまうのが信長の野望シリーズの妙趣といえよう。
過去の信長の野望シリーズの中で『信長の野望 創造』、『信長の野望 大志』は無印で購入して、はっきり言って、後悔の文字がはっきりと浮かび上がっていました。
本作も疑いながらも無印を購入して遊んでみたところ、『信長の野望 新生』は、無印でも十分楽しめる作品になっています。
PK版でさらに大きなブラッシュアップを期待したいところです。
- 信長の野望シリーズを愛している人
- 戦国時代などの歴史に少しでも興味ある人
- 圧倒的なデータ量を見るシミュレーションゲーム好きな人
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