ファイナルファンタジーVII リバース【ゲーム評価とレビュー】

どうも、たご作@tagosaku881)です。

30年ほど前に発売されたときのオリジナル版である「FF7」。
「FF7」が発売された当時、ゲームの最新の映像美ので僕らを驚かしてくれた。

リメイクである第2作品目の「FF7 リバース」も映像の綺麗さと広大な世界観が作り上げられており、プレイした人たちを驚愕させるゲームに仕上げてきているな、とスクエニの本気を感じた。

具体的にストーリー、キャラクターたちの魅力、広大な自由に歩けまわえれるフィールドにミニゲームを含むやり込み要素を含めて、ゲームで表現できるあらゆる良いコンテンツを詰め込んだ「スクエニ史上最高のゲームなのではないか」と感じずにはいられなかった。

ぜひ、皆さんにもこの「FF7 リバース」を手にして、遊んでほしいものだ。

ゲームおすすめ度:

『FF7 リバース』おすすめはこんな人
  • FFシリーズが好きな人(前作の「FF7 リメイク」を遊んだ人も含む)
  • 綺麗な映像で映画を楽しむようなゲームを求める人
  • じっくりとRPGを堪能したい人
  • 広大な世界に旅に出たい人

ファイナルファンタジー7のリメイク版の第2作目にあたる『ファイナルファンタジーVII リバース』(以下「FF7 リバース」)を20時間ほど遊んだので、レビューしていくぞ!

本レビュー記事は、ゲーム本編をクリアしていない状況下であることに留意されたし。

目次

FF7 リバースの概要

タイトルFINAL FANTASY VII REBIRTH
対応機種PS5
ジャンルRPG
発売日2024年2月29日(木)

1997年に発売された『ファイナルファンタジーⅦ』のフルリメイクされて、4年前の2020年に『ファイナルファンタジーVII リメイク(以下「FF7 リメイク」)』が発売された。
このフルメイクされたFF7シリーズは、「FF7 リメイク」、「FF7 リバース」、そしてもう1作品が登場される予定で3部作となる予定である。

「FF7 リバース」は、フルリメイク版の第2作品にあたる

前作の「FF7 リメイク」では、主人公であるクラウドたちが神羅カンパニーで大暴れして、ミッドガル脱出までが描かれた。

今作の「FF7 リバース」では、このミッドガルを脱出してからセフィロスを追いながら、忘らるる都までが描かれる。
ということで、オリジナル版では死したエアリスがこのゲームでどのように描かれるかにフォーカスが当てられるだろう。

対応するゲーム機種と容量は?

現在のところ、PS5独占タイトルである
前作の「FF7 リメイク」もPS独占販売であり、PC版でのEpic Games版が発売の1年後、同じくPCのSteam版が発売の2年後とだったため、すぐに遊びたい人はPS5で始めるしかない状況である。

このゲームの製品版は、ディスク2枚組(インストール用とプレイ用)で発売されており、そのデータ容量は約150GBもあるため、予めPS5の容量を空けておく良いだろう

なお、初期ロッドの製品版のディスクにまさかの印字ミス!
プレイ用(「Play Disc」と表記)とインストール用(「Data Disc」と表記)が逆に印字されてしまったようだ。

たご作

「Play Disc」でインストールして、ゲームを遊ぶときは「Data Disc」で遊ぶことになるぞ!

PS5でしか現状は遊べない。
容量が大きいので、遊ぶ前にPS5の容量を減らすか、SSDを増設する必要あり。

FF7 リメイクはプレイすべき?

ウマタロー

前作は遊んだ方がいいのか?

たご作

やった方が楽しめるぞ!

「FF7 リバース」のメインメニューから前作(「FF7 リメイク」)の概要を振り返ることができる

しかし、このダイジェスト版の映像の短さだけでは、前作を振り返るのは無理があるので、FF7の物語をしっかりと楽しむには前作を遊ぶことをおススメしたい!

FF7 リメイクのクラウド
前作を振り返るダイジェスト版だけでは物足りない
キリエ
前作登場のキリエ

ストーリーの大筋は、ほぼオリジナル版と同じ。
しかし、細かい話が深く掘り下げられており、新キャラが多く登場するなど細かい点で異なることが多く散見されるため、オリジナル版の印象からかなり違った印象を持つに違いない。
すなわち、オリジナル版とは別の話ではないか、と錯覚するほどの出来となっている

なので、本作の「FF7 リバース」をプレイする前に前作の「FF7 リメイク」を遊ぼう!
今から購入して遊ぶ場合は、「FF7 リメイク インターグレード版」インターグレード版を手にしよう!

インターグレード版では、「FF7 リバース」で仲間になるユフィの物語も収録されている

良い点

良い点
  • キャラの魅力とマップの美しさ
  • 爽快感のあるバトルアクションの楽しさ
  • 寄り道という誘惑の多さ

キャラの魅力とマップの美しさ

ティファやエアリスの美女と、各所の風光明媚なロケーションは、現実世界を忘れて、旅に出たいと思わせるほどの演出であり、PS5所有者にはぜひ体感してほしいところだ。

また、ミッドガルという閉鎖的な都市部内から都市の外の世界へと舞台が今作から移り変わっているので、できることが格段に多くなっているのが良いところ。
ハード的にもベースがPS4からPS5へと性能アップしていることからも、パワーアップしていることがわかる。

キャラクターの魅力

オリジナル版からわかっていたがキャラクターの魅力はFFシリーズ屈指だろう

ティファとエアリス
魅力あるヒロインたち

最新ゲーム機で表現されるFF7のキャラクターの表情の豊かさ、ボイスが付いていることで一人一人のキャラが際立っており、より魅力的にプレイヤーを楽しませてくれる
フィールドを歩いているときにちょくちょくと話しかけてきたりと、仲間で旅をするという雰囲気を存分に味わわせてくれるのも良い。

オリジナル版にも地味に搭載されていたクラウドと仲間キャラクターとの関係に好感度というパラメータが今作では顕在化されている。
オリジナル版同様、クラウドの行動や選択肢で変化していくとのことなので、お気に入りのキャラクターの好感度を高めることでどのようなセリフ回しや行動が起こるのか注視したいところである。

広大な自然の豊かさ

要塞都市「ジュノン」

特に本作は、オープンワールドのような自然豊かな大地を旅することになるので、これらの仲間たちの会話要素は、美しい景観と合わせて更なる冒険感をプレイヤーに与えてくれる要素となっている。

前作の「FF7 リメイク」はミッドガルのスラム街などが狭い路地裏などが描かれていただけに、今回のシームレスに繋がったワールドマップで遊ぶことができる「FF7 リバース 」では、マップ上でできることが前作以上に豊富に増えていて、余計にワクワク感を与えてくれる。

しかも、クラウド、ティファ、エアリス、バレット、レッドXIIIの5人でゲームが開始されるため、冒険に出る高揚感と3人のバトルメンバーに「誰を入れればいいんだ?」という嬉しい悩みがゲーム開始早々から発生することなる。

夕日
旅行に行きたくなるような描写
コスタ・デル・ソル
太陽の楽園「コスタ・デル・ソル」

そして、この旅の冒険を彩る景色がとても美しい
街の風景などは、人がたくさん出入りして、迷ってしまうほどに作り込まれている。

たご作

現実を忘れて、こういう南国に行ってゆっくりしたいものだ。

一方で、街の外を出れば、息をのむほどの大自然の広大さを感じることだろう。
思わず、プレイを止めて、息を呑んで見入ってしまうほどだ。

爽快感のあるバトルアクションの楽しさ

バトル画面
バーストにして大ダメージを与える仕様は、今作も同じ

戦闘バトルは、オリジナル版とは異なり、コマンドバトルではないので、注意!
敵の攻撃をかわしたり、ガードしたり、攻撃したりと、アクション要素がかなり強い
攻撃やガードで、FFシリーズ特有のATBが貯まってから、魔法や必殺技を繰り出すことができ、そこはコマンドで指示するという形。

3人のバトルメンバーを選び、各キャラの特徴を頭に入れながら戦うので、結構、頭とコントローラーを操作する指が忙しい。

さらに、バチバチする戦闘バトル画面エフェクトまで観るとなると、わけわからなくなる時がある・・・

クラウドとエアリスの連携アビリティ
クラウドとエアリスの連携アビリティ

前作の「FF7 リメイク」よりもバトルは、難しくなっているような気がする
特に今作で追加された仲間との「連携アクション」と「連携アビリティ」の存在が大きいだろう。
前作は、連打のみで何とかなったような思い出があるが、今作の「FF7 リバース」では、上述の「連携アクション」と「連携アビリティ」の使い方を含め、多角的に戦術を考える必要が多くなったのは間違いない。

しっかりと、相手の弱点を突きつつ、相手の攻撃を避けるなり、ガードをしないと、強い敵は倒せず、全滅することもしばしば。

ウマタロー

前作より確実に進化しているということだな!

たご作

最初のバトルシミュレーターの「タイタン」強すぎて倒せない…

そんなアクションが苦手なプレイヤーに対して、前作同様に難易度が設定できるようになっている
敵が強くて難しいと感じれば、難易度を「EASY」に。
アクション操作が苦手ならばその部分を自動操作にし、従来のコマンド戦闘方式のように技や魔法等を放つことに集中したい場合は、バトルモードを「CLASSIC」に変えることができるのだ。
ただ、バトルモード「CLASSIC」がオリジナル版のような完全なコマンドバトルになるわけではないのであまりお勧めはしない。

難易度やバトルモードなどのゲーム設定はいつでも変更することが可能

控えメンバーも活躍

「連携アクション」と「連携アビリティ」による仲間たちと一緒に立ち向かう様は、3人のバトルメンバー以外の控えのメンバーにもみられ、控えメンバーたちも実は、外野で間接的にバトルに参加しているのだ。
(控えに回ったときのバレットなどの射撃の演出がわかりやすい)
よって、仲間全員で助け合いながらの共闘感、すなわち戦っている感の雰囲気が好ポイントだ

バトルに勝利した経験値なども同じ経験値が控えメンバーにも入るため、仲間キャラ間でのレベル格差が存在せず、敵との相性に合わせたバトルメンバーの入れ替えを即時に組めるのがありがたい。

また、各キャラクターについては、レベルに加えて、スキルブックを強化するという育成することができるようになっており、仲間との「連携アビリティ」を習得できるようになっている。
この「連携アビリティ」は、バトルでプレイヤーに役立つものとなっているだけでなく、各キャラクター同士で発動するJRPGあるあるのキャラクター固有のカットイン演出がカッコ良いいので、必見だ。

寄り道という誘惑の多さ

マップ画面
寄り道要素満載のフィールドマップ

旅の主目的は、セフィロスを追いかけること!
しかし、寄り道したくなる要素(ミニゲーム)が多く盛り込まれ過ぎているため、メインストーリーが全く進まないのだ。

このマップをみてわかるとおり、寄りたくなるコンテンツが所狭しと点在している。

主な寄り道要素
  • サブクエスト
  • 討伐クエスト
  • アイテムクラフト
  • クイーンズ・ブラッド(カードゲーム)
  • ピアノ

メインストーリーをクリアするだけであれば、約40時間ほどとのことだが、寄り道要素の沼に僕はハマっている
ストーリーも面白いんだけど、これらも更に面白くてたまらない。

サブクエストや討伐クエストの誘導もとてもうまくできていて、これらをクリアすることで、パーティーレベルが上がる。
パーティーレベルが上がることで、先ほどのバトル面で触れたスキルブックの強化ができる。
これに伴って、「連携アクション」と「連携アビリティ」が習得できる。

この流れに完全に乗ってしまっているのだ、僕は。

たご作

だって、かっこいい連携アビリティの演出、観たいじゃん!
大ダメージとか与えられるしさ。

ミニゲーム要素でハマっているのがクイーンズ・ブラッド(カードゲーム)とピアノ演奏だ。

クイーンズ・ブラッド
ルールが理解できたら、クソ面白い!

クイーンズ・ブラッドは、ゲーム独自のカードゲーム。
街中にいる相手を倒すことで、新たなカードをゲットできる。
集めたカードでより強いデッキを作成し、相手を倒してまた強力なカードをゲットする。
このカードコレクション的な収集要素の流れに完全に引き込まれている状況である。

ムズい音ゲーここにあり

また、ピアノ演奏も楽譜を手に入れ次第、完璧に弾きたい衝動に駆られてしまっており、沼にハマってしまっている状況だ。

今後、メインストーリーの章ごとに必ずミニゲームの新要素が入ってきている気がするので、今後さらにミニゲームイベントが登場するだろう。
このミニゲーム沼を脱出し、メインストーリーをクリアするのはいつになることやら…

イマイチな点

基本的には大満足だが、唯一といってもいいイマイチな点は、コレ。

イマイチ…
  • マップの構造

マップの構造

ワールドマップの移動の中で、行ける場所と行けない場所の区別がしにくいということ。
特に街の外に出てからの広大なフィールドにおいて、崖が登れるの登れないのかがとても分かりづらいのだ。

また、街中でいろんなものをダッシュで蹴り飛ばせるのはどうかと思う
遊びやすさを優先したのだろうが、例えば店の中のテーブルやいすを吹っ飛ばして怒らない店長はいないだろう。
そう思うと、モヤモヤ感が残る。

まとめ

以上が「FF7 リバース」のレビューだ。

FF7という土台はあるにはせよ、スクエニ史上、最高のゲームを僕らに提供したと言っても過言ではないだろう
それくらい失敗できないというスクエニの気合すら感じずにはいられないくらい、完成されたゲームを作り上げている。

ゲームおすすめ度:

『FF7 リバース』おすすめはこんな人
  • FFシリーズが好きな人(前作の「FF7 リメイク」を遊んだ人も含む)
  • 綺麗な映像で映画を楽しむようなゲームを求める人
  • 広大な世界に旅に出たい人

まだ、メインストーリーまでクリアしていないところであるが、4年ぶりの続編である「FF7 リバース」には大満足している。

おそらく、「FF7 リバース」の続編は、また4年以上先になるだろう。
まずはメインストーリーをクリアして、寄り道、やり込み要素をじっくりとやりながら次回の続編を気長に待ちたいと思う。

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この記事を書いた人

たご作です。
ゆるやかな生活を夢見て早く退職したいです。
プロ野球(埼玉西武ライオンズ)、ゲーム、カメラ、そのほか日常生活に役立つ商品・サービス等について語ってます。
ゲームは、ウイニングポストが多めです。

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