Nikonフルサイズミラーレスの中で、Z6Ⅱを購入した理由

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先日、NikonのフルサイズミラーレスカメラのZ6Ⅱを購入しました。
2021年10月現在でNikonからのフルサイズミラーレス機は、Z5シリーズ、Z6シリーズ、Z7シリーズと発売されています。

また、12月には、Z9が発売されると発表されています。

そのほか、APS-C機のミラーレスカメラも発売されており、Zfcなどは製造が追いつかないという噂も聞いています。

そんな魅力的なカメラを発売してくれるNikonのミラーレスカメラの中で、僕がZ6Ⅱを選んだ理由を紹介し、あなたのカメラ選びに少しでも役立っていただける幸いです。

目次

Nikonのミラーレスカメラ

Nikonは、2018年にフルサイズミラーレスに参入してから、現在までに数々のミラーレスカメラを送り出しています。
ここで簡単に紹介するとこんな感じです。

フルサイズセンサーのミラーレス

Nikonカメラヒエラルキー

Nikonのフルサイズモデルのミラーレスカメラには、現行でZ6ⅡとZ7Ⅱが発売されています。

さらに、エントリーモデルとなるZ5も登場しています。

そして、12月に発売される見込みのZ9がプロの位置付けになるのだと思います。

  Z6Ⅱ Z6 Z5
画素数 2450万画素 2450万画素 2432万画素
ISO感度 100~51200 100~51200 100~51200
寸法 134×100.5×69.5mm 134×100.5×67.5mm 134×100.5×69.5mm
質量 約705g 約675g 約675g
シャッター
速度
1/8000秒~30秒
バルブ
1/8000秒~30秒
バルブ
1/8000秒~30秒
バルブ
連続撮影速度 最高14コマ/秒 最高12コマ/秒 最高4.5コマ/秒
USB給電 ×
ダブル
スロット
×
発売日 2020年11月6日 2018年11月23日 2020年8月28日
  Z7Ⅱ Z7
画素数 4575万画素 4575万画素
ISO感度 64~25600 64~25600
寸法 134×100.5×69.5mm 134×100.5×67.5mm
質量 約705g 約675g
シャッター
速度
1/8000秒~30秒
バルブ
1/8000秒~30秒
バルブ
連続撮影速度 最高10コマ/秒 最高9コマ/秒
USB給電 ×
ダブル
スロット
×
発売日 2020年11月6日 2018年11月23日

5機種も発売されていたのが驚きです。

APS-Cセンサーのミラーレス

APS-Cセンサーのミラーレスカメラも登場しています。

フルサイズのミラーレスと比較してわかると思いますが、よりコンパクトなモデルとなっています。

  Z fc Z50
画素数 2088万画素 2088万画素
ISO感度 100~51200 100~51200
寸法 134×93.5×43.5mm 134×100.5×60.0mm
質量 約445g 約450g
シャッター
速度
1/4000秒~30秒
バルブ
1/4000秒~30秒
バルブ
連続撮影速度 最高11コマ/秒 最高11コマ/秒
USB給電 ×
発売日 2021年7月23日 2019年11月22日

Z fcはクラシカルなモデルでとても人気のようですね。

フルサイズ機から選ぶ

メリット リスクなど

一眼レフカメラのときも、最初はAPS-Cセンサーのカメラボディを使っていましたが、D750を購入後にフルサイズの完全に魅了されました。

価格は当然、フルサイズ機の方が高いですが、写真を撮りたいという気持ちが高めてくれるのは、断然、フルサイズ機であることは、D750のフルサイズ機を使っての僕の体感です。

よって、初めてのミラーレスカメラは、フルサイズ機から選択することにしました。

フルサイズ機の利点

ざっと、フルサイズ機の利点はこんな感じ。


フルサイズ機の利点
  • 暗所に有利
  • ダイナミックレンジの幅の広さ
  • ボケやすい

暗所に強く、高感度のISOで撮影しても、APS-C機と比較してノイズの発生を抑えてくれます。
よって、星空・夜間撮影をより楽しむことができます。

また、ダイナミックレンジの幅の広さもあります。
センサーが大きく光をより取り入れることのできるフルサイズ機は、明部も暗部も階調を豊かに表現できる「ダイナミックレンジ」の幅が広いため、明部と暗部での色情報が増え、RAW現像での、色調階調の調整が幅広く行えます。
このことは、現像によって写真の多様な表現を出すことができ、いろいろな人に自分の撮った写真を作品として魅せたいという魅力に取り付かれることになるでしょう。

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Nikonにおけるミラーレス機とフルサイズ機の価格差は、新品比較で10万円以上するので、家計に大ダメージを与えることになりますが、APS-Cに満足できずにやっぱりフルサイズに移行すると考えることもあるかもしれません。
それよりは、最初からフルサイズ機で楽しんだ方が、コストも時間もお得なのではないか、と僕は思います。

僕もAPS-Cから始めただけにそう思うんだ。

フルサイズ機でクロップすれば、APS-Cの画角に近づけることも可能ですし、フルサイズのデメリットというのは可価格の高さと本体が重いといったくらいしか思い浮かびません。

Z7 シリーズの検討

Z7及びZ7Ⅱの特徴は、有効画素数4575万画素とい高画素なカメラボディ。

Z7Ⅱは、Z7の後継機。
EXPEED 6を2つ搭載した画像処理エンジン・デュアルEXPEED 6に更新により連写性能の向上、そのほかUSB給電が可能となり、SDカードダブルスロットが搭載されています。

このZ7シリーズの特徴は、まさに高画素でRAW画像1枚80MBというのは相当に巨大なサイズとなり、データ容量を食う反面、クロップしても画素数を保てるため、撮影後のレタッチで活きるメリットがあります。
Zレンズの性能を最も引き出してくれるカメラと言えよう。

しかし、僕にとっては予算超過です。
後で紹介するZ6シリーズと比較すると、10万円も違います。
レンズも揃えなければならないので、Z7シリーズは対象外としました

Z6 シリーズの検討

Z6シリーズは、僕がずっと使っていた一眼レフカメラのD750の後継機に近いスペックを有しています。
よって、最も候補にすべきカメラであったことから、最終的にZ6Ⅱを購入するに至りました

先ほどのZ7シリーズ同様、Z6Ⅱは、Z6をアップデートしたカメラです。
こちらもEXPEED 6を2つ搭載した画像処理エンジン・デュアルEXPEED 6に更新により連写性能の向上、そのほか

USB給電が可能となり、SDカードダブルスロットが搭載されています。

意外と連写性能やISO感度などは、Z7シリーズよりもZ6シリーズの方がスペック的に優秀だったりします。

当然、新しい機能へと刷新されたZ6Ⅱに行きたいところですが、Z6の中古市場の価格をチェックしてみると、結構な値崩れをしているので、とても悩みました。
中古で『Z6 24-70 レンズキット』で19万円弱に比べ、『Z6Ⅱ 24-70レンズキット』が30万円弱でした
ちなみに『Z6Ⅱ 24-70レンズキット』の新品は、30万円を超えるくらいです。

ちょっとアップデートしただけであれば、「中古のZ6を購入して使い倒した方がお得なのではないか?」と考えたわけです。
ただし、以下の点でZ6を対象外としました。


Z6Ⅱのいいところ
  • 現段階で最新機種
  • USB給電が可能
  • SDカードスロットの搭載

はじめてミラーレスを使う身としては、最新機種であることは最も安心ができます。
そして、電池消費量が一眼レフと比べて、激しいということもあり、Z6ⅡにはUSB給電ができるということは大きなメリットがあると感じました。
このUSB給電は、タイムラプス撮影などでも活躍してくれるでしょう。

さらにZ6がSDカードの使用ができないため、新たに記録媒体としてXQDカードを購入する必要があります。
自分自身、XQDカードを所持していないだけでなく、「何それ?XQD??」状態でした。

ちなみにXQDカードを1枚購入するだけで、プラス1万円強の出費となります。
Z6Ⅱでは、SDカードスロットが搭載されたため、今まで使っていたSDカードの利用ができる点が嬉しいポイントです。
ダブルスロットの搭載は、バックアップ用として活躍できそうです。


以上のことから、10万円の差はあるけれども、自分にとっては、USB給電SDカードスロット搭載は、必要不可欠な機能であると感じ、Z6Ⅱの購入を決断!

しかも、ちょうどZ6Ⅱ購入時にXQDカードが同梱されるキャンペーンだったため、XQDカードもゲットできてラッキーでした。
中古のZ6を購入していたら、追加の出費でXQDカードを手に入れる必要があったので、本当に幸運と言えよう。

よって、中古と新品で価格差が少ないためZ6Ⅱのレンズキットを新品で購入したことは結果的に大正解であったと思っています。

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Z5シリーズの検討

Z5も当然、対象でした。

発売日が比較的新しいため、USB給電とSDカードの利用できるダブルスロットが搭載されており、何よりも価格が安い!
他のZ7、Z6シリーズと異なり、新品ボディで20万円を切るのは素直にうれしい!

故に、Zレンズ資産のない自分にとって、ボディは妥協してZ5にしようかも悩みました。

ボディで浮いたお金をレンズに投資するのもアリ!

しかし、僕の場合、スポーツなどの動く被写体の撮影する機会がおそらく多くなりますので、Z5の連写が4.5コマ/秒というスペックは、心許ない
よって、Z5の購入はNGとなりました。

しかし、エントリー機と位置付けているにも関わらず、AFや画質面では大きな差がないため、スナップや静止画など写真を始めてみたいという方には、価格面も含めて、お勧めな機種と言えよう。

まとめ

以上、Nikonの現行フルサイズミラーレス機のスペックを簡単に比較しつつ、僕がZ6Ⅱを選んだ理由を伝えさせていただきました。

Zシリーズ全体に言えることですが、マウントアダプター『FTZ』を使うことで、Nikon一眼レフ機で使用していたFマウントレンズを使うことができるのがいいですね!
さらに年内までに改良版の『FTZ Ⅱ』が発売されるようです。
詳しい仕様は、リンクを見ていただきたいのですが、僕のようにZマウントレンズを持っておらず、Fマウントレンズ資産を活かすことのできる絶好の商品と言えるのではないでしょうか。

まだ、『FTZ Ⅱ』は、発売されていないので、『FTZ』を紹介しておきますね。

結局、スポーツなどの激しい動きを撮影する際の連写機能の高いZ6シリーズを選択し、さらにUSB給電とSDカードが使用できるダブルスロットが搭載されているという点で、Z6Ⅱに軍配が上がったという結果に。

Z6Ⅱのレビューについては、以下の記事を読んでいただけると幸いです。

[sitecard subtitle=関連記事 url=https://tagosaku88.com/z6_2-get-review/ target=]

毎回、外出する際は、持ち出しています。
それだけ、Z6Ⅱが使いやすいということ。

Zシリーズのカメラボディで悩んでいる方の一助になれれば、うれしいです。

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この記事を書いた人

鬼のインドア派。
当然、仕事もインドア派を望むも、叶わぬ毎日の現実に嘆息している。
本ブログでは、鬼のインドア派にふさわしいパソコンの紹介やパソコンを使ってできるゲームやデジタルイラストなどを紹介している。
唯一のアウトドア派の趣味である野球観戦・競馬観戦を踏まえた写真撮影方法なども記している。

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