どうも、鬼のインドア派のたご作(@tagosaku881)です。
ウイニングポストシリーズの最新作が2023年3月30日に発売が決定されました!
今回は、年度版ではなく、新しく生まれ変わった『Winning Post10』の登場するということで、9シリーズから刷新されます。
本記事では、これまで紹介された内容について触れるとともに、自身が期待する点(要は要望)や不安視している点をまとめているものとなります。
なお、体験版が3月16日より配布されました。
体験版を遊んでみて、確認できた点や感想について、記事にまとめました。
Winning Post10の製品情報
タイトル | Winning Post 10 |
対応機種 | PS5、PS4、Nintendo Switch、Windows |
ジャンル | 競馬シミュレーションゲーム |
発売日 | 2023年3月30日(木) |
希望小売価格 | PS4、Nintendo Switch:9,680円(税込) PS5、Windows:10,780円(税込) |
いわずもがなウイニングポストシリーズ最新作です。
8シリーズが5年、9シリーズが4年と続き、今回はウイニングポスト30周年を記念しての『Winning Post 10』の登場となります。
シリーズを知らない人に言うなれば、プレイヤーが馬主兼生産者(オーナーブリーダー)となって、競走馬を育成して大きなレースを勝っていくのが目標となり、本シリーズでは競走馬はもちろんのこと競馬に携わる人たちとの交流を体験するなどいろいろな楽しみ方をすることができるのが特徴。
PC動作環境
僕は、PCのWindows版を購入する予定ですので、動作環境(PCスペック)が非常に気になるところ。
公式サイトで発表されている動作スペックは、以下の通り。
OS | Windows® 10/11 64bit(日本語版) |
---|---|
CPU | 【必須】Intel Core i3-4370 以上 【推奨】Intel Core i7-7700 以上 |
メモリ | 【必須】6GB RAM 以上 【推奨】16GB RAM 以上 |
グラフィック | 【必須】NVIDIA GeForce GTX 660 VRAM 2GB 以上/AMD Radeon R7 370 VRAM 2GB 以上 【推奨】NVIDIA GeForce RTX 1660Ti VRAM 6GB 以上/AMD Radeon RX 5600XT VRAM 6GB 以上 |
HDD | 空き容量 35GB 以上 |
ディスプレイ | 【必須】1280×720ピクセル 【推奨】1920×1080ピクセル |
サウンド | 16bit ステレオ 48kHzWAVE 形式が再生可能なサウンドボード |
正直、求められるPCスペックが前作の「ウイニングポスト9 2022」結構、アップグレードされた感じがします。
現に自分が所有するPCでは、推奨に劣っていることを明らかになりました。
あの映像から、求められるスペックが高めになるとは思ったけど…
早期特典
3月30日から4月12日までに購入した人に対して、早期特典『WP10 稀代のクセ馬 購入権セット 全5頭』が付いてきます。
以下の5頭すべてをゲーム中で所有馬にすることができるようになります。
- ニシノライデン
- シリウスシンボリ
- シンコウウインディ
- スイープトウショウ
- メイケイエール
後日、DLCが登場するかわからず、登場したとしても有料となりますので、少しでもウイニングポスト10をプレイしたいと思うのであれば、速やかに購入しましょう!
プレミアムボックス
コーエー製品にあるプレミアムボックス。
今回は、ウイニングポストシリーズ30周年記念の『プレミアムボックス』での発売となります。
気になる特典は以下の通りです。
- Winning Post 30th メモリアルブック(A5判)
- Winning Post 30th メモリアルCD(3枚組)
- お守りステッカー
- Winning Post 30th メモリアルホース 購入権セット
「Winning Post」記念年ダービー馬&オークス馬のセット
初代(1993年):ウイニングチケット、ベガ
10周年(2003年):ネオユニヴァース、スティルインラブ
20周年(2013年):キズナ、メイショウマンボ
30周年(2023年):クラシック有力候補たち
- PS4版とNintendo Switch版:15,840円(税込)
- PS5版とWindows版:16,940円(税込)
ウイニングポストシリーズのファンは購入して思いに浸るのがいいでしょう。
CDを聞ける環境ないので、僕はスルーで。
と、僕のようにダウンロードとかで音楽を聴くようになったためCDを聞けない環境の人も結構いると思うので、そのあたりの配慮があるとありがたいんですけどね…
Winning Post10のゲーム特徴
ここで1月25日現在の最新のPVをご覧ください。
これまでのウイニングポスト10における新規追加要素の情報をまとめると以下の通りです。
新規追加要素
ウイニングポスト10で追加される要素は、以下の通りです。
- ウマーソナリティー
- 史実調教
- 上位特性・固有特性
- 世界系統
- 新配合理論 母系インブリード
ここには掲載していませんが、新秘書が2人と新たな登場キャラクターが多数、登場することになっています。
そのほか、香港やオーストラリアの重賞レースも多く搭載されるようです。
本作では、上にある3つ「ウマーソナリティー」、「史実調教」、「上位特性・固有特性」が今作注目の競走馬育成に重要となる要素と言えるでしょう。
ウマーソナリティー
個性が進化する育成システムの一つである「ウマーソナリティー」が新たな要素として追加されています。
通称で「ウマソナ」と呼称するらしい。
ウマーソナリティー?なんじゃそら。
それ、ペルソナだろ・・・
自分が描いたお気に入りだからって、ここでアップすんな!
最近、リマスター版で盛り上がるペルソナシリーズを意識していると言われかねない、この造語「ウマソナ」…
おそらく、馬のパーソナリティを略したもので、おそらく「馬の個性」を強調したいのだと思います。
普通に「馬の個性」とか「馬の性格」ではダメだったのか?
上の画像の通り、競走馬の内面がわかるように表現されています。
成長と共に個性が変化されるとのことです。
また、PVの武幸四郎調教師のメッセージにある通り、反抗的な馬はレース中にジョッキーとケンカしてしまうことを表しています。
騎手の指示を聞かないので、先行、差しといったいろいろな戦法が得意な騎手と相性がいい感じでしょうか。
従来のシリーズでは、馬の得意な戦法に合わせて、その戦法が得意な騎手を選べばよかったところですが、馬の個性をより見極めてうえで、騎手の起用方法をしっかりと考える必要がありそうです。
「ウマソナ」は、良い特徴が青色で、悪い特性が赤色で表示されている感じですね。
そこは、『パワプロ』シリーズの表記と同じわけで、段々、ウイニングポストの競走馬能力もパワプロみたいな能力値設定になってきたことがわかります。
史実調教
日本競馬に大きな影響を与えた調教技術を新たな育成要素として組み込んだのがこの「史実調教」ということらしいです。
日本競馬の調教技術の歴史まで深く学べてしまいそうです。
なお、年表が表示されており、ゲーム内でその年にならないと使用することができないのかは、現在のところ、不明です。
「史実調教」には、競走馬の基本的な能力アップだけではなく、一発逆転を狙える瞬間的なアビリティなどが存在し、上述した「ウマーソナリティー」などの個性の合った調教を施すことで、より大きな力を発揮することができるそうです。
画像にある通り、競走馬が持つ特性を上位特性にまで引き上げることも可能であることがわかります。
競走馬の調教ということで、『ダビスタ』シリーズや「ウイニングポスト8 2018」にもある調教を毎週のように繰り返して行う感じでしょうかね?
上位特性・固有特性
過去作の競走馬の特性は、4つまでしか取得することができませんでした。
今作からは8つまで取得できるようですね。
また、結構、特徴的な特性が存在しており、種類が大幅に増えているのが嬉しいですね。
「東京巧者」とか、「ペースメイク」とか。
特に「東京巧者」などをみると、競馬場ごとにも巧者のアビリティが設定されているのか期待してしまいますね。
「阪神巧者」にゴールドシップなど。
また、固有特性にある「衝撃の末脚」は、ディープインパクトに設定されている模様。
これは、史実馬特有なのか、プレイヤー生産馬も取得することができるのか。
もちろん、後者を期待したいところですね。
世界系統
子系統と親系統といった従来の系統確立の上に世界系統が新たに設けられることに。
この娘たちが世界適性に変わると言っていますが、これはウイニングポスト9シリーズに合った芝適正を指しているのでしょうか?
いずれにしても、自身の生産馬で世界系統を確立するには相当な時間と労力が費やされそう…
新配合理論 母系インブリード
PVを見ている感じだと、「母 サンデーサイレンス」となっており、イマイチ、母系インブリードの仕組みがわかりませんでした。
本シリーズは、インブリードすると健康面が悪くなるデメリットが強く、他の配合理論の方が強い馬を生産しやすいので、インブリードでの生産面が強化されることに期待したいです。
従来の要素の実装
ウイニングポスト10では、従来シリーズで好評であった要素もリストラされずに残るようです。
- 7つの開始シナリオ
- 結婚・子孫
- 海外牧場史実期間開設
- Private種牡馬施設
- 複数系統の同時確立
「ウイニングポスト9 2022」で最も古かった1976年よりもさらに過去にさかのぼったシナリオである1973年開始のシナリオの登場です。
この年のクラシック世代は、第一次競馬ブームをけん引したハイセイコーなどがいますね。
なお、7つのシナリオ開始年は以下の通りです。
1973年、1984年、1991年、1998年、2005年、2012年、2024年
自分が所有したい馬が登場する年よりも前のシナリオから開始するのがおススメです。
また、結婚システムはウイニングポスト8シリーズから、そして、海外牧場史実期間開設やPrivate種牡馬施設、複数系統の同時確立は、直近の「ウイニングポスト9 2022」より搭載され、引き続き、盛り込まれることになるようです。
かつての無印版(ウイニングポストのナンバリング初登場の作品)では前作で好評だった要素をごっそり削っての発売でした。
例えば、「ウイニングポスト8」では、7で好評であったクラブ、「ウイニングポスト9」では8の醍醐味であった結婚システムを削ったり、やたらスリム化して出す傾向があり、次年以降に以前に存在した要素をあたかも新要素として追加してくるという姑息な手を使う悪夢がありました。
今回は、そういったことはなさそうなので一安心です。
公式ページにある通り、一部のシステムは実装されていません。
以下の要素は、4月下旬のアップデートにより実装されるそうです。
- 一口クラブ・クラブ牧場
- オンライン対戦
- オンライン・馬券王
- 対戦レース
楽しみな点と不安点
新たなシリーズとして、個人的にはとても楽しみにしています。
ですが、不安点もあるのも事実。
その期待と不安を述べていきたいと思います。
圧巻のレースシーンとグラフィック
新要素は、いずれも楽しみであることは間違いありません。
特にグラフィックの進化は、驚くほどパワーアップしていますよね!
さらにこのレースシーンのカメラワークは、騎手目線なども楽しめる形になっており、競走馬の走る迫力を画面を通じて伝え、僕らを興奮させてくれるのは間違いありません。
騎手目線やばすぎっ!
『GⅠジョッキー』シリーズや『ギャロップレーサー』シリーズといった騎手として楽しめるレーシングゲームを発売してほしいものです。
反面、不安なのがグラフィック進化による要求されるPC動作環境のスペックです。
僕は、このシリーズはPCで遊んでいますが、グラフィック強化に伴い、PCへの要求スペックが高まるのではないか、と危惧していたところ、PCにおける動作環境が発表され、不安が的中しました。
自分のPCのグラボの基準が満たされていないことが判明…
このためにグラボを新調するのは勘弁なんだが…
ちなみに、どの機種で遊ぼうか悩んでいる方には、以前、以下の記事を投稿していますので、参考にしてみてください。
PS5版については、今作から追加されたため、触れていませんけど。
馬の個性の表現
今作の新要素である、「ウマーソナリティー」、「史実調教」、「上位特性・固有特性」については、楽しみです。
一頭一頭の性格のある競走馬を育てるというのは、その個性を愛でる気持ちが強くなり、思入れがより増しそうですよね。
また、多種多様な特性を持つ馬を育成することができそうなので、「オンライン対戦」が盛り上がるような気がします。
しかし、この一頭の馬にフィーチャーされることについては、ゲーム進行のテンポが悪くなりそうです。
というのもウイニングポストシリーズの1つの楽しみ方としては、今作から追加される世界系統にもある通り、自分の好きな血統を伸ばしていくという遊び方があります。
この遊び方に加えて、プレイヤーの結婚・子孫を活躍させるなどのプレイスタイルでは、ゲーム内で長い年月を必要となります。
1頭1頭の馬をしっかり見るのが新要素の楽しみ方で遊ぶと、ゲーム内で1年進めるのにも相当なプレイ時間が要されるのではないでしょうか。
新要素である馬の個性と育成を重視して遊ぶ、系統確立やプレイヤー家族の活躍を重視して遊ぶかで、自分のプレイスタイルを確立するのが大事になってくるような気がします。
おそらく、両方を目的にすると、とんでもないくらいの手間と時間が必要になり、嫌々で遊ぶことになりそうです。
引継ぎデータ
ウイニングポスト9シリーズのセーブデータがあれば、特典として、各4種のお守りを3個それぞれ得ることができるそうです。
有名な史実馬をお守りを使って、手に入れるのは変わらないようですので、ウイニングポスト9シリーズをプレイしたことがある方は、この特典をぜひとも活用しておきたいところですね。
PS4版のウイニングポスト9のセーブデータは、PS5版でも引き継げるとのこと
個人的には、ウイニングポスト9シリーズで、
- 「ストーリーモードを30年以上プレイ」
- 「所持金が30億円以上になっている」
の条件でウイニングポスト10にも所持金、牧場規模及びお守りの引継ぎもお願いしたいところです。
しかし、おそらく、新作を存分に遊んでほしいというコーエーさんの配慮からこの引継ぎはありそうもありませんね。
また、気になるのは「人物エディットの引継ぎ」もウイニングポスト9シリーズからできるようにしてほしいです。
競馬界の雰囲気を存分に楽しむには、実名化作業は必須と言えます。
購入して、ゲームスタート前に数時間を実名化作業にいそしむのは勘弁していただきたいところですので、切に願います。
なお、PVをみると、池添謙一騎手が実名化になっている!
やったぜ!
ついでに変な顔だった幸英明騎手も実名化されていることを期待したいですね。
まとめ
以上、『ウイニングポスト10』の発売前の情報におけるシステムの概要と個人的に楽しみにしている点などをまとめさせてもらいました。
とにかくグラフィックの凄さに圧倒されていました。
そのせいか、グラフィックの凄さの次に思った第2印象がコレ。
高くね?
今後、新たな続報を待ちつつ、本ソフトの発売を楽しみに待ちましょう!
おそらく、ウイポ信者かつコーエー信者の僕は購入することになると思います。
その際は、攻略情報等を適宜、お伝えすることになりますので、よりよい情報がありましたら、頂ける幸いです。
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