『ウイニングポスト9 2021』をベースに1年の流れと各種イベントをまとめてみました。
過去作(「ウイニングポスト7」以降のシリーズ)でもチェックしておいて損はないものとなっています。
1年の流れ
通常の1年の流れは、このような形になります。
これをずっと繰り返しながらも、年代ごとに史実馬が登場していき、ライバルとして戦いつつ、引退後は自分の好きな血統を残しながら強い馬を育成していく自己満足な競馬の世界を楽しんでいくのが醍醐味となっています。
幼駒誕生(4月1週)
ウイニングポストの世界では、幼駒はすべて4月1週に誕生します。
その際、特別な幼駒が誕生した際には、以下の幼駒誕生イベントが発生します。
総じて、競争能力の高い幼駒です。
史実馬でも発生することがあります(下の画像(トウカイテイオー))。
流星イベント
また、「流星」「暁の幼駒」「一等星」のすべての誕生イベントをみることが、姫神ノエルとの結婚条件にもなっています。
流星
・スピード70以上
・勝負根性、瞬発力、賢さ、精神力A以上
・同年に「シュンライ」「シュンラン」「暁の幼駒」が発生していない
暁の幼駒
・スピード72以上
・勝負根性 or 瞬発力C以上
・パワー、賢さ、精神力A以上
・馬場適正が万能以外
・馬格が大きい
・同年に「シュンライ」「シュンラン」が発生していない
一等星
・スピード70以上
・スタミナ50以上
・顔面の白徴が小星または星
・勝負根性 or 瞬発力、パワー、賢さ、精神力C以上
・成長力が「ある」または「持続」
・同年に他の幼駒イベントが発生していない
シュンライ
・国内自牧場に「牝馬3冠」の繁殖牝馬1頭だけいる
・当該繁殖牝馬は、自己所有の国内自牧場産(国内自牧場さんであれば史実馬でも可)
・当該繁殖牝馬が9歳以下
・当該繁殖牝馬の相手の種牡馬が「クラシック3冠」
・誕生した幼駒が初仔で牝馬
誕生してから牧場長を交代せずに誕生した幼駒が「牝馬3冠」を制覇することでイベント完遂となります。
イベント完遂までにいくつかのイベントが起こり、その都度、牧場長の「馴致」と「血統」経験値が上がります。
シュンラン
・国内自牧場に「牝馬3冠」の繁殖牝馬1頭だけいる
・当該繁殖牝馬は、自己所有の国内自牧場産(国内自牧場さんであれば史実馬でも可)
・当該繁殖牝馬が9歳以下
・当該繁殖牝馬の相手の種牡馬が「クラシック3冠」
・誕生した幼駒が初仔で牡馬
誕生してから牧場長を交代せずに誕生した幼駒が「クラシック3冠」を制覇することでイベント完遂となります。
イベント完遂までにいくつかのイベントが起こり、その都度、牧場長の「馴致」と「血統」経験値が上がります。
雷嵐
「シュンラン」イベントを発生した父と「シュンライ」イベントを発生した母(繋養年数3年以内)を配合して誕生した幼駒に発生します。
父と母のイベントの進捗具合によって、配合理論で得られる爆発力が異なります。
詳細はコチラで確認してみてください。
種付(5月1週)
5月1週になると所有する繁殖牝馬に対して、種付を行います。
受胎すれば、翌年の4月1週に幼駒が誕生します。
不受胎の場合は、翌月6月1週に再度、種付を行うことができます。
その際は、改めて種付料の負担が生じます。
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国内幼駒セール(8月1週)・海外幼駒セール(12月3週)
引継ぎなし、本シリーズを初めて遊ぶ方などは、お守りも少ないでしょうし、お守り使用した幼駒の庭先取引をためらいがちになります。
そのようなプレイヤーは、8月1週の国内幼駒セール(0歳馬)と12月3週の海外幼駒セール(1歳馬)はチェックしておくべきです。
- お守りを使わずに史実馬を購入することができる
- 金札、銀札の史実馬が上場されていることがある
- 所有する予定のない幼駒を売却することができる(国内幼駒セールのみ)
お守りを消費することなく、お金で史実の名馬を購入することができるので、積極的に活用していきましょう。
大金(10億円以上の場合も)を失うことになることがありますが、レースの賞金で十分回収することができます。
何よりもお守りをたくさんゲットするチャンスととらえて、購入していくことをおすすめします。
なお、虹色のお守りの史実馬は、幼駒セールに登場しません。
虹色のお守りの史実馬は、庭先取引か自家生産して所有することになります。
牝馬の幼駒のお守りは、繁殖牝馬として評価されている場合がある
幼駒牝馬のお守りについては、母馬として、子や孫の活躍馬によって、お守りの評価がされているケースがあります。
購入する前に競走馬としてなのか、繁殖として優秀なのかをネットなどで調べておきましょう。
クラブ法人・海外牧場設立
プレイヤーの最初に所有する牧場は、毎年20頭まで幼駒を生産することができます。
ゲームを進行するにつれて、クラブ法人や海外にも生産拠点を設けることができます。
そこでそれぞれの条件を紹介していきます。
クラブ法人設立
プレイヤーは、1世代10頭まで所有することができます。
クラブ法人とは、いわゆる一口馬主を管理している団体のことです。
(現実の競馬でいうと、「サンデーレーシング」「シルク」「ラフィアン」とか)
プレイヤーの牧場資金とは別の予算で、クラブ法人を運営していくことになります。
クラブ法人を設立すれば、自らが所有できない馬をクラブ法人に管理してもらうことができるので、その後の活躍をチェックしやすくなります。
また、知人が一口馬主として入会してくるので、クラブの規模をさらに大きくしたり、他のライバル・クラブ法人と獲得賞金を競い合う、といったやり込み要素が増えることになります。
クラブの牝馬は、通常よりも繁殖牝馬になりやすいという特徴があります。
この特徴を生かすことで、確立したい系統に属する牝馬を所有しなくともクラブ馬とすることで、短期間でその系統の支配率を伸ばすことができるでしょう。
それでは、クラブ法人設立の条件について、説明していきます。
1月2週~9月4週に以下の要件を満たすと、クラブ法人が提案されます。
・名声値が1,000以上
・所持金が20億円以上
・国内牧場に幼駒が15頭以上、繁殖牝馬が10頭以上いる
・国内牧場の基本施設が最大、厩舎がLv2以上
・中央重賞を勝利
提案に同意をすると、設立費用5億円を支払います。
さらに、知り合っている知人から代表者を選び、契約金を払います。
そして、クラブ法人の名称を決めます。
12月1週にクラブの馬主登録を申請を行うことになります。
具体的には、クラブ法人で使用する勝負服や冠名の登録などを行います。
12月4週にクラブ法人が正式に発足します。
翌年からクラブ法人に馬を預けることができるようになります。
クラブ牧場開設
クラブ牧場開設することで、さらに管理できる繁殖牝馬が増えます。
競走馬の生産に幅を持たせた運営が可能となります。
以下の条件を満たすと、クラブ牧場の建設が提案されると思います。
まだ、確証を得られたわけではありませんので、留意ください。
・クラブ法人設立済み
・クラブの名声値が3,000以上
・クラブの所持金が10億円以上
・国内牧場に繁殖牝馬が15頭以上いる
・国内牧場の基本施設、厩舎と種牡馬繋養施設が最大
12月4週にクラブ牧場の名称を決め、牧場長を選ぶことになります。
先ほど、述べた通り、クラブ牧場を開設することで、ゲームの遊びの幅がさらに増えます。
通常通り、クラブ牧場で活躍馬を生産し、自身で所有するなり、クラブ法人でリーディングを狙うといった楽しみ方ができるようになります。
それ以外にも血統を保護しながら配合理論を試すといったプレイ方法もあります。
血脈活性化理論やSP・ST昇華配合を成立させやすくするためには零細血統やSP系・ST系の血統の保護を行っていきたいところですが、ついつい後回しにしがちです。
そこで、自牧場を通常通りに生産を行い、クラブ牧場を零細血統やSP系・ST系の後継種牡馬作りに徹するという使い方ができます。
また、クラブ牧場を含め、全頭に同じ種牡馬と配合し、血統支配率を高め、早期に系統確立を目指すという運営もアリだと思います。
海外牧場開設
『ウイニングポスト9 2021』では、2020年6月1週以降に米国 と欧州それぞれに牧場の購入を提案されます。
(無印版は2018年以降、2020年度版は2019年以降に打診あり)
名声が高い地域から優先されて提案されます。
・優秀生産者賞を受賞
・米国と欧州での名声値が共に500以上
・海外GⅠを1勝以上
・所持金が30億円以上
・青葉エリカ、如月英里子両方と知り合っている
7月~11月 所持金20億円以上有していれば、15億円を支払うことで牧場を購入できます。
イベント発生の翌月に、牧場の名称を決め、牧場長を選ぶことで海外牧場を開設することができます。
海外牧場は、日本国内牧場と少し違う点がありますので、その特徴を紹介いたします。
・牧場施設の建設費が日本の2倍
・繁殖牝馬は最大で10頭まで
・種牡馬は日本と同じ最大20頭まで
・海外馬所属の所有馬として、海外競馬に参戦することができるようになる
海外牧場を建設することで、海外所属馬として、競走馬を所有することができるので、アメリカ3冠やヨーロッパ3冠などを目指しやすくなるでしょう。
また、敢えて海外所属馬として、日本のジャパンカップに参戦するという遊び方もできますよ!
近年のジャパンカップは、海外有力馬の参戦がなく寂しいものになってしまいましたから、ゲームで盛り上げることができます。
クラブ牧場同様に海外牧場を持つことで、少し難しい爆発力の高い配合理論を使いやすくなったり、系統確立を行いやすくなります。
うまく活用していきましょう。
- 配合面
- 系統確立面
日本のみで確立した系統(サンデーサイレンス系、ブライアンズタイム系など)の種牡馬・繁殖牝馬を海外へ移動させると、高い確率で零細血統になります。
この法則を利用して、爆発力の大きいメールライン活性配合、ボトムライン活性配合、サヨナラ配合を簡単に成立させることができます。
米国・欧州は種牡馬・繁殖牝馬の頭数が少ないため、日本よりも支配率を上げやすくなります。
新たな系統を確立したい場合は、日本で支配率5%以上を目指すよりも、米国または欧州で系統確立を狙った方が効率的です。
その他のイベント
ここからは通常のイベントではなく、条件がそろった時に提案されるイベントを紹介します。
難易度変更
1990年以降
下1桁が0及び5の年
1月1週に難易度を変更することができます。
秘書交代
1990年以降
下1桁が0の年
1月1週 秘書を交代させることができます。
秘書を交代してもしなくても、銅のお守りをくれます。
牧場長の交代
1992年以降の1月1週に牧場長の交代させることができます。
牧場長は、牧場ごとに交代する時期が決まっており、以下の1月1週で交代することができます。
当然、交代せずに継続して任命することも可能です。
国内牧場 | 西暦の下一桁が2の年 |
欧州牧場 | 西暦の下一桁が4の年 |
米国牧場 | 西暦の下一桁が6の年 |
クラブ牧場 | 西暦の下一桁が8の年 |
お守り交換
毎年、以下の時期に所有するお守りとグレードの高いお守りの交換イベントが発生します。
良いお守りを得るために積極的に交換しておきたい。
ただし、すべてを交換すると目当ての馬をお守り不足で購入できなくなるので、いくつかは残して交換していきましょう。
- 1月4週に「緑のお守り10枚」と「銅のお守り1枚」を交換するイベント
- 2月4週に「銅のお守り10枚」と「銀のお守り1枚」を交換するイベント
- 3月5週に「銀のお守り10枚」と「金のお守り1枚」を交換するイベント
- 4月4週に「金のお守り5枚」と「虹のお守り1枚」を交換するイベント
まとめ
そのほかにも、いろいろなイベントが発生しますので、ぜひ、体験してみてください。
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