どうも、たご作です。
2021年のプロ野球開幕が近づいてきました。
昨シーズンは、新型コロナウイルス感染症の影響により、開幕が延期され、さらに無観客試合でのスタートでした。
今シーズンは、新型コロナウイルス感染症の先行き見通せない状況に加え、延期となった東京オリンピックが開催される予定のため、各球団とも難しい調整を要求されるシーズンともなりそうです。
それでは、プロ野球2021年の日程をわかりやすく説明していくとともに、今シーズンの特例ルールを説明していきたいと思います。
2021年プロ野球の日程
春季キャンプ(2月1日~)
レギュラーシーズンの優勝、そして日本一に向けて、この日から1年が始まるといっても過言ではありません。
プロ野球全12球団が2月1日から一斉に各地でキャンプインします。
今年は、新型コロナウイルスの影響により、当面は、無観客で行われることになりました。
ちなみに、埼玉西武ライオンズのキャンプ情報については、別記事にまとめていますので、参考にどうぞ!
↓ ↓ ↓
[sitecard subtitle=関連記事 url=https://tagosaku88.com/seibulions-camp/ target=]
オープン戦(2月23日~3月21日)
2021年のオープン戦は、全95試合予定されています。
各チームで14~17試合ほど行われ、チームによって行われる試合数が異なります。
2月中は、キャンプ地付近の沖縄での試合が多く、3月に入って各球団の本拠地へと移っていきます。
なお、ソフトバンク、ロッテ、西武、オリックスの4球団は、オープン戦前に「球春みやざきベースボールゲームズ」を経て、オープン戦に参戦することになっています。
楽天は、本拠地が仙台ということもあり、静岡をメインにしてオープン戦が行われます。
2015年に創設された宮崎県でキャンプを行う野球チームによる練習試合シリーズ。例年韓国のプロ野球チームも参加しているが、2021年は、ソフトバンク、ロッテ、西武、オリックスの4チームで行う予定。
初日となる23日には、名護で日本ハムvs楽天、浦添でヤクルトvs巨人、北谷で中日vs広島が予定されています。
プロ野球開幕戦(3月26日)
2021年はセ・リーグ、パ・リーグともに3月26日に開幕します。
昨年は、新型コロナウイルス感染症の影響により、120試合制でしたが今シーズンのレギュラーシーズンは、2019年までと同じく、143試合で行われます。
レギュラーシーズンの内訳は、リーグ内対戦125試合、交流戦18試合、合計143試合です。
そして、延長なし。9回までに決着をつけることとなっていますからリリーフ陣を如何につぎ込むかが勝負の分かれ目になりそうです。
注目の開幕カードは、このようになっています。
セ・リーグ開幕戦
対戦カード | 球場 | 開始時間 |
---|---|---|
巨 人 ― DeNA | 東京ドーム | 18:00 |
ヤクルト ― 阪 神 | 神宮 | 18:00 |
広 島 ― 中 日 | マツダスタジアム | 18:00 |
パ・リーグ開幕戦
対戦カード | 球場 | 開始時間 |
---|---|---|
楽 天 ― 日本ハム | 楽天生命パーク | 18:00 |
西 武 ― オリックス | メットライフ | 18:00 |
ソフトバンク ― ロッテ | PayPayドーム | 18:30 |
セ・パ交流戦(5月25日~6月13日)
セ・パ交流戦は、2020年シーズン中止となってしまいましたが、2021年シーズンは開催する予定です。
ホーム9試合、ロード9試合の計18試合(全108試合)が予定されています。
セ・リーグ主催試合ではDH制(指名打者制)なし、パ・リーグ主催試合ではDH制ありで行われます。
初戦カードは、巨人vs楽天、ヤクルトvs日本ハム、DeNAvsオリックス、中日vsソフトバンク、阪神vsロッテ、広島vs西武の6試合で、5月25日(火)からスタートします。
オールスターゲーム(7月16日、17日)
2020年は中止となったオールスターも開催予定です。
オールスターゲームは、セ・リーグから選抜された選手とパ・リーグから選抜された選手による対抗試合です。
オールスターに出場する選手は、プロ野球ファンによるインターネット投票や郵送などのファン投票と前年のリーグ優勝チームの監督推薦などで選抜されます。
7月16日(金)〔第1戦〕メットライフドーム
7月17日(土)〔第2戦〕楽天生命パーク宮城
(予備日は18日)
なお、2軍のオールスターゲームであるフレッシュオールスターゲームは7月15日に愛媛県「松山・坊っちゃんスタジアム」にて開催予定です。
東京オリンピックによる中断期間(7月19日~8月12日)
東京オリンピック開催中(7月23日(金)~8月8日(日))は、プロ野球の試合が中断されます。
7月19日(月)から8月12日(木)まではプロ野球の試合は行われません。
オリンピック会場は、開幕戦が福島あづま球場にて行われ、その後の試合は横浜スタジアムで開催されます。
クライマックスシリーズ(10月30日~)

2020年のクライマックスシリーズは、レギュラーシーズン1位と2位によるファイナルステージのみ行うという変則的な日程でパ・リーグのみ開催されました。
今年は、セ・パ両リーグで上位3チームがファーストステージとファイナルステージを戦う例年の通常通りに開催される予定です。
- ファーストステージ(2位vs3位)
- 10月30日(土)~
- セカンドステージ(1位 vs ファーストステージ勝者)
- 11月3日(水)~
オリンピックの中断期間があるため、例年より遅い10月30日(土)から始まります。
日本シリーズ(11月13日~)
セ・リーグとパ・リーグのクライマックスシリーズ優勝チームが戦うのが日本シリーズです。
日本シリーズは、11月13日(土)から開幕します。
- 日本シリーズ(先に4勝したチームが日本一となります)
- 第1戦:11月13日(土)…パ・リーグ出場チーム本拠地球場
- 第2戦:11月14日(日)…パ・リーグ出場チーム本拠地球場
- 第3戦:11月16日(火)…セ・リーグ出場チーム本拠地球場
- 第4戦:11月17日(水)…セ・リーグ出場チーム本拠地球場
- 第5戦:11月18日(木)…セ・リーグ出場チーム本拠地球場
- 第6戦:11月20日(土)…パ・リーグ出場チーム本拠地球場
- 第7戦:11月21日(日)…パ・リーグ出場チーム本拠地球場
日本シリーズ終了後の11月30日(火)に年間表彰式である『NPB AWARDS 2021』が予定されています。
2021年シーズン特例ルール

新型コロナウイルス感染症により、昨シーズン同様に例年と異なるルールが適用されています。
このようなルールが今シーズンは、適用されます。
・延長戦なし(9回で終了)
・首都圏(1都3県)での試合開始時間の前倒し
・緊急事態宣言による無観客試合・試合延期
・外国人枠5人の運用
・新型コロナウイルス感染症の疑いがある場合の一軍登録
・一軍登録選手とベンチ入りメンバーの増員
それでは、それぞれ詳しく説明していきます。
延長戦なし(9回で終了)
例年のプロ野球では9回までに決着がつかない場合は、12回までに勝敗を決めることになっています。
2020年は、10回までに短縮されました。
2021年シーズンは、延長戦は行われず9回で試合終了となります。
今シーズンは、昨シーズンよりも引き分けの試合が増えると思います。
また、リリーフ陣の安定がより勝利に近づくものとなるでしょう。
常々、メジャーリーグのように勝敗は決するべきと考えている私としては、「タイブレークを試験的な導入してをしてもよかったのでは?」と思っています。
首都圏1都3県での試合開始時間の前倒し
首都圏1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)で行われる試合は、営業時間短縮要請に対応するため、当面の間、試合時間が前倒しで行われることになりました。
各球場の試合開始時間は、次の通りです。
①17時30分から試合開始
明治神宮野球場
②17時45分から試合開始
東京ドーム、横浜スタジアム、メットライフドーム、ZOZOマリンスタジアム
なお、デーゲームでは、前倒しはありません。
緊急事態宣言による無観客試合・試合延期
新型コロナウイルスの感染拡大の影響による緊急事態宣言対象地域にある地域の球場では、2021年4月27日から緊急事態宣言が解除されるまでの間、無観客で試合が行われます。
対象となる球場は以下の通りです。
東京ドーム、明治神宮野球場、京セラドーム大阪、阪神甲子園球場
また、この措置に伴い、試合日程が変更されたりする可能性があります。
外国人枠5人の運用
例年の外国人枠は、最大4人です。
この外国人枠を最大限に使うには、以下のような組み合わせて、使わなければならないルールが従来からあります。
・投手3人・野手1人
・投手2人・野手2人
・投手1人・野手3人
2020年と2021年は、特例により外国人枠が1人増え、5人まで登録できるようになっています。
・投手4人・野手1人
・投手3人・野手2人
・投手2人・野手3人
・投手1人・野手4人
なお、2020年では、外国人登録の内訳(投手2野手3や投手4野手1)を一度登録すると、この比率を変更することができなかったが、2021年シーズンからは変更することが可能となりました。
新型コロナウイルス感染症の疑いがある場合の一軍登録
2020シーズンと同様に新型コロナウイルスの感染の疑いや濃厚接触で出場選手登録を外れたとき、感染していないことがわかったり、体調が回復した場合、10日間を待たずに再登録が可能となっています。
一軍登録選手とベンチ入りメンバーの増員
2021年も2020年同様に、一軍登録メンバーが29人から31人、その中で実際にベンチ入りできるメンバーが25人から26人に増員されることとなっています。
まとめ
以上が2021年プロ野球の日程と特例ルールです。
未だ、新型コロナウイルス感染症の状況が全く見えないなかで、東京オリンピックの開催の有無をはじめ、昨季のように開幕延期のような中断や試合数の減少もありえます。
無事にこの日程通り、シーズンが終了するためには、野球界だけでなく、ファンである私たちも野球場などへの外出を含めて、万全の感染対策を講じることが大事なのかもしれません。
なお、私事ですが、昨年は自身25年ぶりに開幕戦のチケットを取り、観に行く気満々だったのにコロナのせいで、まさかの開幕延期…
そして、西武ライオンズのスパンジェンバーグ選手のファンの私としては、出来上がったかっこいい応援歌がメットライフドームで聞けないのも腹立たしかった!
コロナが「心底、憎い!」と今でも感じてますので、プロ野球だけでなく、何とか無事にスポーツイベントを開催できるよう、収束を祈るばかりです。
コメント