【2022年1月28日更新】
どうも、鬼のインドア派のたご作(@tagosaku881)です。
有馬記念でのエフフォーリアの無類の強さを見せつけられ、今年の競馬も楽しみであふれていますよね。
競馬ゲームとしては、2022年版のウイニングポスト9シリーズの発売の発表がありましたね。
タイトルは、『ウイニングポスト9 2022』です。
公表されて1か月くらい経過していますが、簡単にご紹介するとともに、個人的な要望等も添えていきたいと思います。
概要
タイトル | Winning Post 9 2022 |
対応機種 | PS4、Nintendo Switch、Windows |
ジャンル | 競馬シミュレーションゲーム |
発売日 | 2022年4月14日(木) |
希望小売価格 | パッケージ版・ダウンロード版ともに8,580円(税込) |
今回もPS5での発売は、ないようです。
残念です・・・
なお、体験版が全プラットホームで配信される模様で、体験版ボーナスが与えられるとのことです。
- 金のお守り 1個
- 所持金 +5億円
- 有名史実馬入手の必需品
初めて、ウイニングポスト9シリーズを遊ぶ人にとっては、体験版を絶対に遊ぶべきです。
金のお守りは、プレイ序盤であなたのプレイを方なり助けてくれる必需アイテムといえます。
ぜひ、体験版を遊んでから本作をプレイしましょう!
早期特典
4月14日(木)から4月27日(水)までに購入することで、早期特典をゲットすることができます。
「麗しき名馬たち 購入セット全4頭」として、以下の4頭を利用することができます。
- ゴールドシチー
- トウショウファルコ
- ユキノビジン
- ユキチャン
どの馬も確かに美しさに惚れ惚れする馬たちでしたな♪
プレオーダー特典
先行予約の特典として、以下の「あっと驚く穴馬たち 購入権セット 全4頭」を利用することができます。
こちらについては、対応機種によって使用できる馬が異なるようですね。
- ダイユウサク
- サンドピアリス
- イングランディーレ
- ギャロップダイナ(Windows版、PS4版)
- ヘヴンリーロマンス(Nintendo Switch版)
パワーアップ要素
ウイニングポストシリーズは、毎年度ごとに競走馬の追加や最新の番組といったデータ更新などのマイナーチェンジが施されていくというのが恒例となっています。
しかし、今作の2022年版では、大幅にパワーアップしてくれていると思わせてくれる内容が多く確認することができました。
- 優駿の絆
- 開始年シナリオの追加(1976年と2012年)
- オンライン要素の強化
- 2022年最新の競馬データ
- 新配合理論・新作戦・海外牧場の早期設立
公式HP等から確認できる内容ですが、それぞれ紹介していきたいと思います。
優駿の絆
まずは今作から導入される新システム「優駿の絆」です。
新しく調教パートナーを指定することができたり、レース出走などを通じて「優駿の絆」というものが発生するとのことらしいです。
馬同士が深い関係を築くことで、さまざまなボーナスを得ることができるとのことです。
具体的な効果がどのように発生するのかは、確認できません弟子がさまざまなボーナスを得ることができるとのこと。
公式HPのゴールドシップを中心に描かれる馬の相関図では、気になる部分がありました。
個人的には、オルフェーヴルのところの「洋芝適正」というのが気になりますね。
オルフェーヴルは、海外・日本を問わず馬場をまったく気にしない馬でした。
しかし、ウイニングポスト9シリーズのゲーム上においては完全に日本馬場適正と設定されていたため、欧州の芝に合わず凱旋門賞をはじめとする欧州のレースに苦戦するというケースが見受けられます。
(まあ、実際には凱旋門賞を勝っているわけではないですが、2012年凱旋門賞を観れば勝ったもんでしょ!)
この画像から推察するに、ライバル関係や調教パートナーとなって友好関係を高めることで、その対象となる特性をボーナスとして受け継ぐ感じでしょうか?
画像中央のゴールドシップは、ジェンティルドンナとは配合面で恩恵を受けることができ、ジャスタウェイからは「海外遠征」の特性を受け継いでいるといったところでしょう。
このように1頭の競走馬に対して、他の競走馬の関係性によるいろいろな補正を受けることができそうなので、同じ競走馬を所有したとしてもプレイヤーそれぞれの競走馬を生みだすことができそうです。
開始年シナリオの追加
前作の2021年版にて、ウイニングポストシリーズ初めて史実期間内の開始年シナリオを選べるようになりました。
2022年版においても、1976年と2012年の2つのシナリオが新たに追加されるとのことで、さらに選べる選択肢が増え、楽しさが倍増されることは間違いありません。
特に1976年シナリオは、ウイニングポストシリーズで最も古いシナリオの開始となりますので、かなりの新鮮味を感じることができるでしょう。
当時は内国産馬の種牡馬不遇の時代です。
シンザンの血統を現在までつなぐなど内国産の血を広げていく醍醐味を味わうことができるなど、自身の箱庭牧場やIFの競馬史に作り上げたい、という想像が大きく膨らませてくれますな!
僕自身も、1976年まで遡ると、知っている競走馬も限られてきます。
本作のゲームを通じて、名馬の知識を蓄えることをとても楽しみにしています。
ちなみに1976年に活躍した馬を列挙してみました。
- 桜花賞 テイタニヤ
- 皐月賞 トウショウボーイ
- 天皇賞(春)エリモジョージ
- オークス テイタニヤ
- ダービー クライムカイザー
- 宝塚記念 フジノパーシア
- 菊花賞 グリーングラス
- 天皇賞(秋)アイフル
- 有馬記念 トウショウボーイ
グレード制の前なので、GⅠ級のレースも少ないですね。
ジャパンカップは存在しないし、安田記念はあったとしてもGⅠクラスと格付けされていなかったみたいですね。
ちなみに2歳馬(当時の年齢表記は3歳)には、マルゼンスキーがいます。
エリモジョージ、トウショウボーイ、グリーングラス(T.T.G)くらいしか知らないっす。
1976年という年は、福永祐一騎手や幸英明騎手といった超ベテラン騎手が生まれた年です!
それくらい古い時代ですから知らなくても仕方ないよね、と思うことにしておきます。
おそらく、福永祐一騎手の父である洋一騎手(仮名の可能性もあるが)登場することでしょう。
さらに海外競馬の情報まで追加されるわけですから、かなりの情報量の追加ではなかろうか。
すごいぞ、コーエー!!
たぶん、僕は1976年からプレイすると思う。
オンライン要素の強化
オンライン要素もパワーアップしているとのことです。
2021年版までのシリーズでは、まったく勝てなかったので、そんなに期待していないのが現状です。
1週間のうちどれだけオンラインに参戦してポイントを稼ぐというシステムは、あまりプレイ時間が取れない僕の中でお手上げ状態でした。
ただし、大きくシステムを見直している感じも見受けられます。
今回のオンライン対戦は、「ランクアップマッチ」を謳っているため、プレイヤーと同レベルの他ユーザーの馬同士で戦えるみたいなので、気軽に取り組めそうです。
前作以前のシステムだと、いきなりトップクラスのユーザーの馬の対戦になり、まったく歯が立たないので、やる気がかなり削がれていたのが現状でした。
そういった意味では、オンライン要素のシステム周りの着実な機能アップが見て取れます。
そのほかでは、「馬券勝負」などもあるようですが、誰とどんな感じで対決するのでしょうか。
PVでも紹介されていましたが、どう盛り上がるのかが良くわかりません。
余談ですが、ウイニングポスト7まではゲーム上で馬券を購入することができましたが、ウイニングポスト8シリーズから導入されていませんでしたよね。
2022年最新の競馬データ
こちらは、毎年恒例ですね。
2022年のレーシングプログラムに競走馬の追加です。
シュネルマイスターやスノーフォールなどの活躍馬が最新のデータで登場するとのことです。
エフフォーリアなどもパワーアップしていることでしょう。
スノーフォールやワグネリアン、種牡馬ではドゥラメンテの突然死が堪えるなあ・・・
ただ、ウイニングポストシリーズは、彼らを所有することで生かすことができ、彼らの血統を繋ぐことができるのが面白いんですよね!
新配合理論・新作戦・海外牧場の早期設立・複数系統の同時確立
このほかにも気になる点がいくつか散見されましたので、お伝えしておきます。
新配合理論
新たな配合理論が加わるそうです。
公式PVによれば、サブパラに影響を与える爆発力が別個に追加されるとのこと。
どういった条件で、発生するのかはこれからの情報やプレイしてからのお楽しみといったところです。
従来のウイポシリーズの爆発力は、あくまでスピードを与えるを底上げする効果の大きさを示していた。
新作戦
新作戦については、「まくり」や「最後方強襲」などのレースの攻略性が増す指示が追加されるとのことです。
イメージ的には、現在、騎手に指示できる作戦が、「大逃げ・逃げ・先行・差し・追込」の5つですが、もっと細かく指示することができるようです。
公式PVによれば、この5つのほかに「溜め・イン・まくり」などを確認することができました。
『ダービー馬をつくろう』というゲームでは、仕掛けるタイミングやコースの内や外など走る場所などを指示できました。
いずれにしても、ワクワクさせてくれそうな内容であることは否めません。
海外牧場の早期設立
海外の牧場が速く設立することができるとのことです。
今までのゲームの仕様では、海外で牧場を持つには、史実期間が終了するまでは所有することができませんでした。
つまり、例えば今作の1976年からプレイを開始すると、40年以上プレイしてようやく海外牧場を持つことができるというわけです。
はっきり言って、長すぎだろ!
僕も9シリーズから海外牧場を持つまでプレイしたことないのだ。
海外牧場持つことで、海外競馬にチャレンジしやすいだけでなく、系統確立の操作がしやすくなるというメリットを受けることができます。
これはかなりありがたい仕様変更と言えるでしょう。
新作において、どのような条件で海外牧場を持つことができるかは不明ですが、PV画面では1984年に設立しているシーンを確認することができています。
複数系統の同時確立
ウイニングポストシリーズにおいて、系統確立は1年につき1系統の確立のみでした。
(2頭以上系統確立の条件を充たしている場合は、年上順で確立)
ウイニングポストシリーズでは、手っ取り早く、強い馬を生産するにあたっては、系統確立をさせることは必須と言っても過言ではありません。
このような中で、1990年代後半から2000年代にかけては系統確立の渋滞が起こり、プレイヤー自身がこの時期にいろいろと系統確立に画策していると、サンデーサイレンスやブライアンズタイム、デインヒルなどが主要な系統確立がされないなどの事象が発生することになっていました。
こちらもネット上では、長年、要望されていた内容です。
今回、ついに対応していただいたという感じで、これまたパワーアップ内容と言っても過言ではありません。
3月31日に体験版が発売され、そのプレイ所感をまとめてみました。
ウイニングポスト9 2022 に望む個人的要望
さて、パワーアップした『ウイニングポスト9 2022』でありますが、ここからは僕が本作に搭載してほしいなあ、と思っている機能について触れていきます。
皆さんはどのような機能がつけばいいなあ、と考えているでしょう?
僕が挙げるのは、以下の4点です。
- 家族関係のデータ引継ぎ
- PC版のコントローラー対応
- 各競馬場の坂の有無の表示
- ファンファーレ・本場馬入場曲
家族関係のデータ引継ぎ
ウイニングポスト9シリーズでは、セーブデータの引継ぎとして、資金、牧場施設、お守りのを引き継ぐことができます。
その中で、プレイヤーの家族関係の引継ぎもあったらいいなあ、と思っています。
登場する異性キャラクターとの結婚条件をクリアするために、遊ぶプレイスタイルも確かに面白い!
しかし、結婚した後、プレイヤー子孫を活躍させるには、十数年以上のプレイが必要となります。
それをウイニングポスト9シリーズ各年度版を購入している身としては、年度版を始める度に、結婚してプレイヤー子孫をイチから育てて、競馬関係者として活躍させるのが正直シンドイ・・・
よって、ウイニングポスト9シリーズのセーブデータから家族関連のデータ(知人との結婚フラグも含む。)を引き継がせてほしいんです。
特に今回は、1976年からプレイ開始となるので、自身の子孫騎手と1990年代から2000年代まで無双状態の武豊騎手とのリーディング争いなどを楽しんでみたいと思う気持ちが結構あったりするので、うまく対応していただけないだろうか?
PC版のコントローラー対応
PC版では、キーボード・マウスでの操作が求められているにも関わらず、明らかに家庭用ゲーム機のコントローラー操作に準拠するユーザーインターフェースとなっているため、非常に使いにくいです。
せめて、コントローラーでの操作ができればいいにもかかわらず、PC版ではコントローラーの認識をしてくれないため、キーボード・マウスでの操作が強いられるのが現状です。
上の画像の右側の情報を見るためには横スクロールする必要があります。
このとき、マウスで右にドラッグしていく方法と「→」キーを押して行う方法があります。
一方で、出走登録の画面では「WASD」キーを使用するなど、統一性が図られていないので、時々混同してしまいます。
僕の記憶だと、ウイニングポスト7シリーズまでは、PC版と家庭用ゲーム機版とそれぞれインターフェースが異なっていて、それぞれ使いやすく設計されていたはずです。
なぜ家庭用ゲーム機の方へ統合してしまったんだ!
家庭用ゲーム機に統一するのであれば、コントローラー対応をしていただきたいと思っています。
PC版を意識してか、ショートカット機能が搭載される予定
ただ、ウイニングポスト8のどれだったかでショートカット機能が搭載されたがコレジャナイ感が強かった記憶があるぞ!
各競馬場の坂の有無の表示
ウイニングポストではレースの後、パワーのない馬で坂のある競馬場で負けると、「坂の影響があって…」というコメントを騎手が発すことがあります。
パワーがない馬は、坂と重馬場の影響をモロに受けるので、坂のない競馬場でのレースを選ぶ必要があるわけですが、本ゲーム上で坂の有無がわかる競馬場の表示がなくて、かなり不便です。
また、小回りが苦手な馬も小回りではない競馬場のレースを選択する必要があり、どの競馬場が対象になるのかがわかりにくいです。
確認できる個所があったら、教えてください。
特に競馬初心者にとって、海外の競馬場の坂の有無などを覚えるのは、結構大変だと思います。
アメリカは全部左回りで坂はないよ、というのは覚えられると思いますが、ヨーロッパの競馬場の特徴を覚えるのは大変だと思っています。
僕は覚えられなかったので、自分で確認するために、過去に記事まで作っています。
よって、競馬場の特徴がわかる表示をしていただけるとありがたいと思っています。
ファンファーレ・本場馬入場曲
こちらは著作権関連で難しいと思われますが、やはり本物のファンファーレがいいに限ります。
任天堂スイッチ『ダービースタリオン』ではファンファーレ及び本馬場入場曲が実際と同じため、競馬に対する没入感を与えてくれることは否めません。
昨今のコロナ禍において、競馬場への自由に入場ができないため、ファンファーレなどゲームを通じて聞くだけでも競馬場に行った感覚にさせてくれるので、意外に大事な要素である気もしています。
この点については、ダビスタシリーズに軍配が上がると思っています。
ちなみに、PC版であれば、ファンファーレ等は差し替えることはできますが、競馬場ごとにはできなかったりするので、最初から使われている曲があるとありがたいといえばありがたいです。
まとめ
ウイニングポスト9シリーズは、年々着実にブラッシュアップされています。
あなたが競馬に興味を持ち、ウイニングポストに興味を持たれた方は、最新作で遊ぶことをおすすめします。
ただし、『ウイニングポスト9 2021』も遊びやすい作品となっていますので、発売日がまだ先なので、待てないという方は遊んでみるのも良いかもしれません。
競馬初心者の方にとっては、間違いなく、競馬を覚えつつ、楽しく遊ぶことができるとともに、春のGⅠ戦線や本作が発売される頃には、れっきとした競馬フリークとなっていることでしょう!
毎年、年度版をフルプライスで販売することについは違和感あるところですが、今回の『ウイニングポスト9 2022』の1976年開始シナリオをはじめとする追加要素は、かなりの期待感を膨らませてくれる内容であると個人的には感じています。
今後、新たな続報を待ちつつ、春競馬のGⅠ戦線と本ソフトの発売を楽しみに待ちましょう!
コメント