以前、幼駒の評価の印の確認について説明しました。
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今回は、この評価印と合わせて、牧場長等から発するコメントを元に幼駒の能力の見極め方について、説明していきたいと思います。
ここで、明け2歳になった時点で、自身が所有するべき馬の能力を見極めができるようになるはずです。
なお、この記事は、『ウイニングポスト9』、『ウイニングポスト9 2020』及び『ウイニングポスト9 2021』も対象となる内容となっています。
牧場長の相馬眼
まず、前提となるのが牧場長の相馬眼が非常に大事ということ。
相馬眼が低いと、幼駒の競走能力が正確に判断されず、事実と異なるコメントを出すこともあり得るので注意が必要です。
牧場長の相馬眼はEからSまで設定されています。
ゲーム内では葉っぱの数で記されていたり、アルファベットなど混同して表記されますが、ここではアルファベットで説明していく予定です。
つまり、馬の能力を見極めるという点では、万作は論外ということ
牧場長コメントはチェック
0~2歳のデビューまでに牧場長が時期によって、コメントを発出するので、こまめにチェックしましょう。
幸い、『ウイニングポスト』シリーズでは各競走馬にメモ機能がついているので、牧場長のコメントで推測できる能力については、メモしていくことをおすすめします。
正確な能力が判明するわけではないので、あくまで参考というメモをしておくということになります。
幼駒のコメント
誕生から2歳入厩まで牧場長は、毎週、各馬に対してコメントを出します。
この牧場長のコメントにより、幼駒の能力を把握することができます。
ただし、牧場長の相馬眼の低さによっては、幼駒の能力が把握できない場合があるので、注意してください。
また、スピード能力ではなく、主にサブパラに対してのコメントがほとんどであることに留意してください。
0歳馬で確認するべき牧場長コメント
すべてのコメントを記載していません。
チェックするべき時期とコメントをまとめたものとなります。
牧場長の相馬眼が低いとコメントされないものが含まれています。
相馬眼が低いと、幼駒能力を把握するコメントがでない
時 期 | 能力 | コメント |
---|---|---|
4月1週 | スピードD+以上 精神、賢さA以上 |
無事に生まれて、ほっとしています そうですね、この仔は特別な雰囲気を持っていますね |
健康C以上 | まだ生まれたばかりなのですが、この仔はなかなか丈夫そうですよ | |
6月1週 | 勝負根性A以上 瞬発力A以上 |
圧倒的な風格を持っています 将来が実に楽しみですよ |
勝負根性A以上 |
相当の力を秘めています。将来が実に楽しみですよ | |
勝負根性A以上 瞬発力E~D+ or 勝負根性E~D+ 瞬発力A以上 or 勝負根性C+~B+ 瞬発力C+~B+ |
なかなかの雰囲気を持っています 将来が楽しみですよ |
|
6月2週 | パワーA以上 柔軟性A以上 |
体のバネや柔らかさはかなりのもの 動きのよさは際立っています 卓越した身体能力の持ち主かもしれません |
パワーA以上 柔軟性C~B+ or パワーC~B+ 柔軟性A以上 |
動きのよさが目立ちます かなりの身体能力を持っていそうですよ |
|
パワーA以上 柔軟性E~D+ or パワーE~D+ 柔軟性A以上 or パワーC+~B+ 柔軟性C+~B+ |
動きのよさが目を引きますね なかなかの身体能力を持っていそうですよ |
|
6月3週 | 精神A以上 賢さA以上 |
非常に好奇心旺盛ですね それに、物覚えのよさは群を抜いていますよ |
精神A以上 賢さC~B+ or 精神C~B+ 賢さA以上 |
本当に好奇心旺盛ですね それに、物覚えもかなりよさそうです |
|
精神A以上 賢さE~D+ or 精神E~D+ 賢さA以上 or 精神C+~B+ 賢さC+~B+ |
なかなか好奇心旺盛ですね 物覚えもよさそうですよ |
|
6月4週 | 脚部不安あり | うーん、脚元にやや不安が見られますね よくなってくれるといいんですが |
脚部不安なし | すくすくと育っていますよ このまま無事に行ってもらいたいものです |
|
脚部不安改善 | 脚元に不安が見られましたが、すっかり解消されました。 本当によかったです |
また、8月の幼駒セールを考えると、6月1週から4週までのコメントをチェックしてメモを取りつつ、5人の幼駒の評価印を確認してから、幼駒を売却するのがおすすめです。
1歳馬で確認するべき牧場長コメント
1歳馬となると、幼駒セールもないので基本的に年末処理において、所有するかを決めると思います。
よって、コメントのチェックは7月3週から10月5週までのコメントをチェックすれば、ほとんどの能力を把握することができるでしょう。
なお、7月3週から毎週チェックするのも大変でしょう。
そこで、1歳馬については、7月4週と9月4週から10月4週までチェックすることをおススメします。
9月4週以降のコメントは、牧場長の相馬眼(A以上)がないと、把握することができません。
時 期 | 能力 | コメント |
---|---|---|
7月4週 |
健康A~S+ | 骨太で、とにかく体が丈夫なんです こういう馬は、長く活躍してくれますよ |
健康C~B+ | 体は丈夫なほうですよ 競走馬はとにかく健康が一番ですからね |
|
健康E~D+ | この馬には◯◯万円の評価額がつけられています | |
健康G~F+ | 体質的にひ弱なところがあります 怪我や病気には特に注意しないといけませんね |
|
健康E以上 脚部不安あり |
うーん、足元に少し不安が見られますね 怪我をしないよう、いつも気をつけています |
|
健康G~F+ |
うーん、脚元に少し不安がありますね。 体質的にもひ弱なところがありますし、怪我しないようにいつも気をつけています |
|
9月4週 |
賢さA~S+ | とても利発そうな顔つきをしています よい目をしていますよ |
賢さE~B+ | 賢そうな顔つきをしています | |
賢さG~F+ | ちょっと物覚えが悪いところがあります | |
相馬眼B以下 | この馬の賢さについては、つかみかねています | |
10月1週 |
精神力A~S+ | かなり我慢強いところがありますね 精神面で強いものを持っているかもしれません |
精神力E~B+ | 我慢強いところがありますね 精神面で強いものを持っているかもしれません |
|
精神力G~F+ | ちょっと我慢強さが足りませんね 精神面で弱いところがありそうです |
|
相馬眼B以下 | この馬の精神面については、つかみかねています | |
10月2週 |
根性A以上 or 気性激 |
かなりヤンチャなところがありますね なかなか人の言うことをきかないので、正直、困っているんですよ |
根性G~F+ or 気性大人 |
とてもおとなしい性格ですよ 素直で、人の言うことをよくきくので手がかからず助かります |
|
根性E~B+以上 or 相馬眼B以下 |
この馬の勝負根性については、つかみかねています | |
10月3週 |
瞬発力A~S+ | すばらしいバネの持ち主ですね 柵を飛び越えてしまうんじゃないかと心配するくらいです |
瞬発力E~B+ | いいバネを持っています | |
瞬発力G~F+ | ちょっと瞬発力に欠けるかもしれません | |
相馬眼B以下 | この馬の瞬発力については、つかみかねています | |
10月4週 |
柔軟性A~S+ | しなやかな動きを見せてくれますね 体の柔らかさは、かなりのものです |
柔軟性E~B+ | しなやかな動きを見せてくれますね 体が柔らかいです |
|
柔軟性G~F+ | ちょっと動きが硬いです 距離の融通性はあまりないかもしれません |
|
相馬眼B以下 | この馬の柔軟性については、つかみかねています |
年末処理時の牧場長のコメント
年末処理において、明け2歳馬を所有する際にも牧場長がコメントを出します。
ここの牧場長のコメントからわかるのが、スピードとサブパラを含めた総合力です。
時 期 | 牧場長評価 | コメント |
---|---|---|
年末処理 |
S | これは私の直感なのですが、超大物の風格を感じます。 |
A | これは私の直感なのですが、大物の雰囲気を持っています。 | |
B | これは私の直感なのですが、けっこういい雰囲気を持っています。 | |
C | まあ、私の感触としましては、正直強調材料はありませんね。 |
他にも、成長型、距離適性、馬場適正などが明らかになります。
これらの適性は、牧場長のコメントを確認した後にメモを開くと、判明した能力として登録されています。
能力が確実に判明したとき、緑色となる
所有する幼駒の選び方
僕の場合、大前提として、年末処理時コメントで評価B以下(「けっこういい雰囲気」以下)の幼駒は、系統確立を目指す馬を除いては、売却またはクラブ法人へ流しています。
また、幼駒の評価印の判断でも、「河童木」の判断についても、ここで答え合わせをすることにしています。
この年末処理時のコメントによって、幼駒の成長型を確認することができるからです。
こんな感じで幼駒の取捨を図っています。
まず、0歳から1歳までのコメントと、年末処理時における牧場長のコメントを総合的に判断していきます。
・河童木の印がない遅めまたは晩成の場合の幼駒は、牧場長のコメントが上々であれば、積極的に所有していく。
・河童木の印がない早熟または早めの場合の幼駒は、牧場長のコメントが上々であっても、スピードがないと判断し、所有しない。
牧場長の相馬眼が低い場合は、上述の0~1歳馬で判明するサブパラ能力を把握しきれません。
これを補完する意味で、「美香」の印でサブパラの良し悪しを判断するようにしています。
以前の記事で触れたとおり、「美香」は、サブパラが高い幼駒に対して、良い印がつきます。
つまり、
- 年末処理時の牧場長のコメント(「大物or超大物」)
- 美香の印があること
- 幼駒の成長型と河童木の印の関係性をチェック
僕は、この3本柱で幼駒を所有するか否かを判断しています。
当然、外れることもありますが、ルールを決めてプレイした方が、サクサクとゲームを進行することができるので気持ち面で楽になると思います。
ただでさえ、年末処理には時間がかかりますからね。
まとめ
幼駒の能力を把握するには、牧場長の相馬眼の高さが必須です。
牧場長の相馬眼が低い場合は、牧場施設の「研究棟」を建設するなどして、速やかに相馬眼A以上に成長させましょう。
たとえ、牧場長の相馬眼能力が高くとも、把握することができるの能力は、サブパラがメインです。
幼駒のスピードまでは把握することができませんので、河童木・美香をはじめとする5人の幼駒に対する評価印を併用して判断することが肝要です。
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自家生産馬で活躍させてゲームを楽しみたい方は、ここで紹介した時期だけは、できるだけチェックするようにし、手間ですがメモ機能を活用していくことを勧めたいです。
そして、このメモ機能で年末処理での牧場長のコメントと評価印で判断していけば、ほぼ外れなく、牧場にいる良い馬を所有してレースに出すことができるでしょう。
その他にも最善の見極め方があるかもしれませんので、試行錯誤して幼駒を見極めていきましょう。
まず、ここで紹介した方法を試していただけると幸いです。
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