どうも、鬼のインドア派のたご作(@tagosaku881)です。
デスクトップパソコンとノートパソコン、どっちを選んだほうがいい?
いざ、パソコンを買おうと思ったときに、迷ってしまう人が多いと思う。
それはパソコンで、できることが多岐に渡っているから。
そして、最近はデスクトップパソコンと同じくらいの性能の良いノートパソコンもたくさん売っているからこそ悩んでしまうのではないだろうか。
そこで、デスクトップパソコンとノートパソコンの違いやメリットやデメリットについて解説していきたい。
【結論】デスクトップパソコン(以下に該当しないかぎり)
- 外でパソコンを使いたい
- 自宅に置くパソコンのスペースがない
- ネットサーフィンや文書・表作成くらいしかしない
悩む必要なんかない。
だって、自分のパソコンの使用目的に対して、この3つの条件のうち、どれかに該当するのかを考えればよいだけなんだから。
すなわち、一つでも当てはまるのであれば、あなたはノートパソコンを選ぶべき。
特に「外でパソコンを使いたい」、「自宅に置くパソコンをスペースがない」ということであれば、必然的にノートパソコンを選ばざるを得ない。
また、パソコンで「ネットサーフィンや文書・表作成くらいしかしない」という目的であれば、パソコンを持ち出して外出先で使えない、パソコンで部屋のスペースを取るとデメリットを持つデスクトップパソコンをわざわざ買う必要はない。
よって、デスクトップパソコンかノートパソコンで迷ったときの結論は、こうなる。
全てのチェック項目で「NO」だった人こそ、デスクトップパソコンを選ぼう!
それでは、デスクトップパソコンとノートパソコンの特徴やメリットなどを確認してみよう!
デスクトップパソコンの特徴
デスクトップパソコンは、その名前の通り、机の上で作業するために配置されるパソコンだ。
パソコンと聞けば、とりあえず机の上の奥に液晶モニター、そして手前側にキーボード、マウスがそれぞれ置かれていて、パソコン本体は大きな箱というイメージが湧くだろう。
電源に繋げながら使用するタイプであり、基本的に決まった場所に設置して使用することになる。
よって、別の場所に持ち運ぶという想定はない。
このデスクトップパソコンの一番の魅力は、拡張性が優れているということ。
液晶モニターの大きさ、キーボードといった周辺機器を自分の好みに揃えることができるし、パソコン本体にだって、古くなってきたパーツを新しいパーツや上位クラスのパーツに交換することで、パソコンのスペックパワーを引き上げることだってできる!
メリット | デメリット |
---|---|
拡張性とコスパの高さ 高性能な作業向き 健康にいい | 大きくて、場所を取る 周辺機器が必要 電気代が高い |
デスクトップパソコンのメリット
- 拡張性とコスパの高さ
- 高性能な作業向き
- 健康にいい
拡張性とコスパの高さ
デスクトップパソコンの最大の強みは、拡張性が高さが魅力。
本体も含めて、自分にとって使いやすいパソコン環境をディスプレイやキーボード、マウス、スピーカーなどの周辺機器を含めて、揃えることができる。
パソコン本体にいたっては、中身のほとんどパーツを交換することができる。
よって、自分の使いたい目的に合わせたパーツを交換するだけで目的に合ったパソコンへとカスタマイズできる。
- グラフィックの美しいゲームを遊びたくなったから「グラフィックボード」の交換
- アプリケーションの動作が重くなってきたから「メモリ」の増設
- 音声・画像ファイルでいっぱいになったから大容量「ストレージ」へ交換
自分はパソコンの中身を光らせたいと理由で光るパーツに交換したぞ!
ノートパソコンだと、こういったパーツの交換はできない。
古くなってきたパーツがあった場合、自分で交換することができないため、メーカーに依頼するか新しいノートパソコンを買い替えるしかない。
長期的な活用という点からみても、デスクトップパソコンはパーツごとに性能更新ができることから、パソコン本体を買い替える必要がないので、コストパフォーマンスがとても高いと言えるし、寿命が長いとも言えると思う。
高性能な作業向き
パソコン本体のカスタマイズができるという点からも高性能なパソコン作業に向いていると言える。
最近はゲームやクリエイター向けのノートパソコンが販売されており、デスクトップパソコンとノートパソコンの性能差は明らかに縮まっている。
- 写真の編集・現像作業
- ハイクオリティのゲーム
- 動画編集
ただ、こういったクリエイターが行うような高性能な作業は、デスクトップパソコン向きだ。
先ほどの拡張性とコスパの高さの内容と重複するが、作業用途に合った周辺機器を用意することで効率化を図ることができる。
例えば、写真の現像作業を行う場合、ディスプレイモニターの画面は大きく、画像解像度が高く、色表現が豊かなモニターで作業した方が素晴らしい写真づくりができるだろう。
動画編集だって、CPUやグラフィックボードの性能が良ければ、エンコード時間を大幅に短縮できるし、写真の現像作業同様に大きなディスプレイモニターで作業をした方が、作業がはかどることになる。
それに、こういった作業をわざわざ外出先で行う人はごく限られた人だと思うので、このような作業を目的としてパソコンを購入するのであれば、デスクトップパソコンを導入するべきだ。
健康にいい
液晶ディスプレイの位置、大きさを好きに決め、自分に合ったキーボードやマウスの配置すれば、ストレスなくパソコン作業に打ち込むことができる。
モニターの位置と高さを正面に設置し、キーボード位置も適正な位置に配置すれば、パソコン作業で猫背になりがちな姿勢を真っすぐと正してくれるし、目の疲労も軽減できるだろう。
すなわち、「健康にいい!」と言える。
デスクトップパソコンのデメリット
- 大きくて、場所を取る
- 周辺機器が必要
- 電気代が高い
大きくて、場所を取る
デスクトップパソコンの最大の懸念は、本体の箱を設置するのにスペースを取るということだろう。
当然、外になんか持ち運んで、パソコン作業もできない。
多分、この記事をここまで読んでくれたみんなも、デカさという点を一番気にしているのではないだろうか?
これについては、掃除するなど無理やりスペースを確保するなり、広い部屋に住んでくれ!
これ以上どうしようもできない。
これがクリアできないのであれば、デスクトップパソコンは諦めよう!
周辺機器が必要
デスクトップパソコンを買ったからすぐにパソコンが使えるわけではないぞ!
周辺機器とパソコン本体を接続しないと、パソコンでの作業はできないので、あらかじめ用意する必要がある。
- 液晶ディスプレイ
- キーボード
- マウス
このほかにも接続する機器があると、パソコン周りのケーブル配線はぐっちゃぐちゃになって、インテリ感台無しというデメリットが生じる。
デスクトップパソコンだとキーボードとマウスのUSBケーブル2本、液晶ディスプレイにHDMIケーブルと電源ケーブルをパソコンに繋がなくてはならない。
デスクトップパソコン本体も電源コードが必要であり、パソコンを使うには、最低5本ののケーブルが必要となる。
これを少しでも回避するには、キーボードやマウスなどをワイヤレス(Bluetooth)にできるものはできるだけワイヤレスにするなどしてみるといいと思う。
電気代が高い
デスクトップパソコンは、コンセントから電源を供給し、高性能な作業を安定的に使うことができるため、どうしても電気代がかかり、省エネとは言いがたい。
デスクトップパソコンとノートパソコンの電気代の差があることが「Loopでんき」のwebサイトの記事で確認することができる。
これによれば、1日の8時間パソコン作業をした際に、デスクトップパソコンとノートパソコンの電気代の差は、78円の差が生じるとのこと。
年間比でノートパソコンの方が938円安くなるわけだが、両者との差はそこまで大きな差はないのかな、とは思う。
パソコンの電気代はいくら?デスクトップとノートパソコンに分けて解説 Loopでんきの記事より
- デスクトップパソコン 1日8時間使用時の1か月の電気代 188円
- ノートパソコン 1日8時間使用時の1か月の電気代 110円
- ゲーミングパソコン 1日8時間使用時の1か月の電気代 1426円
ただし、デスクトップパソコンの中で高性能なゲーミングパソコンだとものすごい消費電力がかかることになる。
年間17,112円もかかる。
ノートパソコンの電気代の10倍以上の費用!
デスクトップパソコンの使用目的の中で、ゲームなどの高性能な処理を求めるパソコンを使うとなると電気代が結構、かさんでしまう点に留意が必要である。
ノートパソコンの特徴
ノートパソコンは、膝の上で置いて作業ができるという意味から「ラップトップパソコン」とも呼ばれている。
ノートパソコンの特徴は、ノートとキーボードが一体になっており、カバンの中に入れることができるなどのコンパクト性の機能を持つのが最大の特徴だ。
さらに、パソコンの内部バッテリーで動作しているため、外出先でコンセントに差し込む必要がない。
なので、場所にとらわれることなく、いつでも、どこでもパソコンが使えるのが最大の魅力。
メリット | デメリット |
---|---|
持ち運びができる 周辺機器なしで作業できる 電気代が安い | 拡張性がほとんどなく、コスパは悪い 健康にいいとはいえない |
ノートパソコンのメリット
- 持ち運びができる
- 周辺機器なしで作業できる
- 電気代が安い
持ち運びができる
ノートパソコン最大のメリットが、いつでもどこでもパソコンが使用できるという点だ。
Wi-Fiなどでつなぐことができれば、LANケーブル不要で使用ができる。
外出先や図書館やカフェでも資料等の作成ができるし、家の中でもデスク上で作業する必要はなく、ソファや膝の上でも使うことができる。
また、内蔵バッテリーで駆動するため、コンセントの電源がなくても充電さえしておけば、パソコンを使うことができる点も見逃せない。
なので、街中に持って行って、コンセントがない状況下でもパソコンを使うことができるのもノートパソコンの強みだろう。
例えば、外出先で打ち合わせするときもノートパソコンを携帯して行けば、従来は打ち合わせ結果を手書きしたメモから会社に戻ってパソコンへ打ち込んでいた手間をノートパソコンで直接、打ち合わせ結果を入力することができるので、手書きでメモを取って入力するといった作業の負担を減らすことができる。
周辺機器なしで作業ができる
ノートパソコンは、キーボードが液晶ディスプレイと一体となっており、タッチパッドが付いている。
よって、あらかじめデスクトップパソコンだと用意をしなければならないキーボードやマウスを用意する必要はない。
最近のノートパソコンであれば、スピーカーやWebカメラが搭載されたものがほとんど。
デスクトップパソコンだとキーボードとマウスのUSBケーブル2本、液晶ディスプレイにHDMIケーブルと電源ケーブルをパソコンに繋がなくてはならない。
デスクトップパソコン本体も電源コードが必要であり、パソコンを使うには、最低5本ののケーブルが必要となる。
このようにデスクトップパソコンについて、必然的に配線するのが面倒なうえ、ぐっちゃぐちゃになったケーブル類がデスク周りに散乱するため、これを如何にスマートに魅せるかについて、悩むことになる。
その点、ノートパソコンであれば、ケーブル0本でパソコン作業ができるので、デスクの上もキレイにスッキリ、広々と使うことができる。
電気代が安い
デスクトップパソコンのデメリットである電気代が高いでのデスクトップパソコンとノートパソコンの比較のとおり、ノートパソコンの方が電気代は安い。
最近は、カフェや図書館でもパソコン用のコンセントが用意されているため、バッテリー残量を気にすることなく、ノートパソコンを外出先で利用できるところが増えてきている。
こういった外出先で作業する場合、そこから電源を供給できるため、結果的に家の電気代の負担が減らせていることにもなっている。
ノートパソコンのデメリット
- 拡張性がほとんどなく、コスパが悪い
- 健康にいいとはいえない
拡張性がほとんどなく、コスパは悪い
最近のノートパソコンは、携帯性を高くするため薄型化しており、外部端子も減らしている傾向がある。
ノートパソコン本体内部が薄くなった結果、パーツの交換が難しい。
特に、ノートパソコンはパーツを詰め込んだうえで、さらに冷却機能が発揮できるよう作られているため、個人がパーツ交換すると、超細かい作業と冷却機能が大きく失われるリスクが伴うので、実質、パーツ交換ができないと言っていい。
よって、パーツの性能が古くなった時には、ノートパソコンごと買い替える必要があり、パーツだけを交換するだけでパワーアップできたデスクトップパソコンと比較すると、費用対効果は低いと言わざるを得ない。
また、ノートパソコンを落下させたり、うっかりコーヒーなど飲み物をこぼしてしまって、ノートパソコンを壊してしまうというリスクもある。
このようなアクシデントが起こった場合、デスクトップパソコンであれば、一部の被害で済むことが多い。
キーボードにコーヒーをこぼして動作しなければ、キーボードを交換すればいいのだ。
しかし、ほとんどの機能が一体化となっているノートパソコンは、どれか一つがダメにしてしまうと全部を交換しなくてはならない。
持ち運びができる分、落下のリスクやカフェでの飲み物をこぼすリスクは避けられない。
健康にいいとはいえない
ノートパソコンは液晶ディスプレイとキーボードが一体になっているため、自分に合った姿勢や好みの配置ができないので、どうしても前傾姿勢でパソコン作業をしがちだ。
こういうパソコンスタンドなどを用意すれば、目線を高くし、前傾姿勢に歯止めかけることができる。
ノートパソコンもデスクトップパソコン同様に、自分好みの液晶ディスプレイやキーボード、マウスといった周辺機器を揃えることはできる。
しかし、それだとノートパソコンの強みである携帯性で持ち運びができるというメリットを損なわせることになるし、ケーブル配線でぐちゃぐちゃになり得ることに留意が必要だ。
これだと「デスクトップでよくね?」ともなるな!
まとめ(デスクトップ or ノート選ぶ基準)
ここまでデスクトップパソコンとノートパソコンの特徴について、触れてきた。
両者の特徴を比較するとこんな感じだ。
デスクトップパソコン | ノートパソコン | |
---|---|---|
性能 | 性能差はほぼない | |
コスパ | とても高い | 低い |
拡張性・カスタマイズ | とても高い | ほぼできない |
携帯性(持ち運び) | できない | できる |
重さ | とても重い | 軽い |
場所・スペース | 場所取る | 場所取らない |
電気代 | 高い | 安い |
耐久性 | 壊れにくい | やや壊れやすい |
これらの比較を踏まえて、最初の結論を振り返って、デスクトップパソコンかノートパソコンのどちらを選ぶか決めてほしい。
- 外でパソコンを使いたい
- 自宅に置くパソコンのスペースがない
- ネットサーフィンや文書・表作成くらいしかしない
この中でどれか1つでも該当すれば、ノートパソコンを選ぶべきだ。
というか、選ばざるを得ない。
それでも、パソコンは行えることが多岐に渡るので、パソコンの使用目的が定まっていないため、悩んでいる人が多いだろう。
なので、今後、ゲームや動画編集などを行う予定が少しでも可能性がある人は、将来性を見据えて、カスタマイズがしやすいデスクトップパソコンを候補として選ぶべきだろう。
カスタマイズしながら用途に合った自分好みに作り上げるのは、デスクトップパソコンならではだ。
完成させたデスクパソコンを眺め、使用する気持ちは、マイホームや自分の城を築き上げたときの感覚に近いだろう。
ぜひ、チャレンジしてほしい、と思う次第。
理想的なのは、自宅ではデスクトップパソコンを使い、外ではノートパソコンを使うといった2台持ちにするのが一番なんだけど、こういうことができるのは金に糸目をつけないお金持ちくらいだろう。
最後の最後に僕の超簡単なパソコン歴を紹介する。
最初はノートパソコンを買った。
スペースを取ってしまうデスクトップに半信半疑だったし、ネットサーフィンくらいしかしなかった。
でも、デジタル一眼レフカメラを始めたことによりRAW現像と付き合わざるを得なくなった。
写真の管理も含めて、マシンスペックが当時はデスクトップの方が明らかに上だったので、デスクトップを導入した。
その後、パーツ交換でパワーアップできるコスパに気づき、写真の現像だけでなく、ゲーム、イラスト作成、ブログ執筆と様々なことに取り組むことになった。
この後、ノートパソコンも購入したことはあったが、一度も外で使ったことがなく、外出先で使わない限りノートパソコンは不要という考えを持ち、今に至っている。
そういった意味で、僕は、デスクトップパソコンを選ぶべきだと主張している。
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