絵を描いてみたいなぁ、と思っている方は結構いると思います。
僕自身、絵を描くこと自体が20年以上、全くやっていませんでしたが、趣味のカメラの写真を眺めつつも、漠然と描いてみたいという気持ちはずっと持ち続けていました。

・画力もないし、今更上手く描けるのかな。
・画材はどんなものがあるの?
・費用がどれくらいかかるか、不安・・・
・忙しくて、絵を描く時間がないや。
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絵を描いてみることにしたので、この記事で紹介していきます!
デジタルでイラストを描くなら、パソコンやタブレットを持ち、ペンタブレットとイラストソフトを用意すれば、すぐに描くことができますよ!
パソコン等を使って、デジタルでイラストを描くために、用意するべきものをまとめてみました。
デジタルイラストに必要な物 4選
デジタルイラストを始めるにあたって、必要なものは以下のものとなります。
ただし、上述のデジタルで絵を描く際には、描きたい環境によって、用意する機材が変わってきます。
絵を描く環境としては、こんな状況が想定できると思います。
- 机に向かって、落ち着いて絵を描きたい・・・パソコン+ペンタブレット
- 持ち運びしたり、自由な体勢で描きたい・・・iPadなどのタブレット+タッチペン
パソコン


パソコンやiPadをはじめとするタブレット、そして、今ではスマホでもイラストを描けるような時代です。
このようなタブレットやスマホが全盛の時代においても、デジタルイラストを始めるのであればパソコンを用意するべきです。
デスクトップパソコンとノートパソコンがありますが、デジタルイラスト制作をするのには、デスクトップパソコンをおすすめします。
理由は、大きな画面で描く方が描きやすいから。
実際のところ、ディスプレイが小さいノートパソコンだと絵を描く作業がしにくいです。
どうしても、持ち運びをしてデジタルで絵を描きたいという理由を除けば、デスクトップパソコンを選ぶべきです。
そして、ディスプレイも自分が見やすいものを用意しておくとよいでしょう。
パソコンを起動して使用するイラストソフトは、日々、バージョンアップしていくので、PCの処理が追い付かなくなることがあります。
スペックが低いとイラストを描いているときに動作がカクついたり、フリーズしたりするので、集中力が欠くことになります。
処理速度の速いスペックの高いパソコンを用意しておけば、数年は安心して作業に没頭することができると思います。
デジタルイラストを楽しむためのデスクトプパソコンのスペックですがこんな感じになるかと思います。
- CPU・・・intel core i5以上
- メモリ・・・8GB以上
- ストレージ・・・SSD(容量は大きければ大きいほど良い。最低限250GBはほしい)
BTOや自作PCのススメ
余談になりますが、上述のスペック充たすパソコンを手に入れるときは、電気屋等で販売されている市販のパソコンを購入するのではなく、BTOパソコンまたは自らPCを組み立ててみてはいかがでしょうか?
- 長期的に使用できて、結果的に安い!
- メンテナンスが楽!
- 自分好みにカスタマイズして使える!
BTOや自作PCは故障したパーツや古くなったパーツを交換することで、新しくよみがえらせ、スペックを高めることができるので、長期的にみてコスパが高いといえます。
例えば、SSDの容量が足りなくなったときに、容量のあるSSDを増設または交換することで性能をアップしたパソコンとして利用することができます。
パソコンに関する知識も増え、その知識を活かしたパソコンを作り上げることができます。
自身のパソコンをデジタルイラスト用だけではなく、PCゲームや写真・映像編集、動画配信用といったカスタマイズできるという大きなメリットがあります。
初期投資は高いかもしれませんが、パソコンを使って趣味を大きく広げることができるのがBTOや自作PCの魅力です。
以下の記事は、PCを光らせたいという僕の願望を記事にしたものです。
このようなしょうもないこともできるのが自作PCの強みです。
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僕は、PCゲーム、写真現像、動画視聴に自作PCで楽しんでるよ!
今後は動画編集や動画配信にもチャレンジしたい!



そんなチャレンジする時間あるのか?
まともに絵もうまくなってないじゃないか!
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そうだね・・・絵がうまくなるよう頑張るよ。
ペンタブレット


デジタルで絵を描く際は、ペンタブレット(通称:ペンタブ)が必須です。
パソコンで絵を描く場合、マウスで描くことができますが、マウスでイラストを描くよりもペンタブを使いましょう。
本物の鉛筆やペンで絵を描くのと同じ感覚で作業できるので、是非揃えておきたいアイテムです。
メーカーとしては、圧倒的シェア率を誇るWacom製の商品を選ぶのが無難かと。
僕が購入したペンタブは以下の記事にとおりです。参考にどうぞ!
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- 板タブ・・・価格は安いがPCディスプレイを見ながら描くので操作に慣れが必要
- 液タブ・・・価格は高いがアナログ絵と似た感覚で描ける
ペンタブには、板タブと液タブがあります。
初心者がデジタルイラストを始める際に、推奨できる板タブまたは液タブは以下の2つかと思っています。
上位製品をみれば、良いペンタブレットはいっぱいありますが、手軽に始める方にお勧めです。




イラストソフト


デジタルイラストで絵を描き始めるには、イラストソフトがなければ描くことができません。
イラストソフトには、有料と無料のソフトがあります。
無料ソフトであれば、「MediBang Paint Pro」、「AzPainter2」などがあります。
有料ソフトとなれば、「SAI」や「CLIP STUDIO PAINT」、「Adobe Photoshop」、「Adobe Illustrator」などが挙げられます。
当然、無料ソフトよりも充実した機能がたくさん取り揃えております。
今後、ずっと絵を描いていきたいという方は、それぞれのソフトには特徴があるので、そのソフトの操作に慣れるというためにも最初から有料ソフトを使っていくことをおススメします。
SAI、CLIP STUDIO PAINT・・・ペイントソフト。完全にデジタルイラスト向け。
Adobe Photoshop・・・フォトレタッチソフト。画像加工・編集として優れる。
Adobe Illustrator・・・図形や線を描くのに適しており、ロゴなどデザイン作成に優れる。
とりあえず、単純にデジタルで絵を描きたいのであれば、「SAI」か「CLIP STUDIO PAINT」でしょう。
「SAI」であれば、31日の試用期間がありますので、試してみるのもよいでしょう。
ペイントツールSAIのページ
「CLIP STUDIO PAINT」は、Wacomのペンタブレットを購入したときに、ライセンスが付属されている製品があります。
先ほど紹介したWacomのペンタブレットは、「CLIP STUDIO PAINT」のライセンスが期間限定ですが付属しています。
Adobe関連のソフトは世界的に有名。お絵描き専用ソフトではありませんが、操作性を覚えておいて損はないソフトと言えます。
写真の編集やデザイナーを目指すなどの目的がある方は、デジタルイラストと共用するという形で選んでよいと思います。
以下、Amazonなどの販売を紹介しますが、いろいろな組み合わせがあると思うので、Adobe公式ページにて購入を検討するとよいでしょう。




ディスプレイ


タブレットやスマホ、ノートパソコンではなく、デスクトップパソコンを使用する場合は、ディスプレイも大事になってきます。
絵を描く作業は長時間に渡ります。
描いた絵が見やすいだけでなく、目に負担のかからないディスプレイを用意するべきでしょう。
個人的には、20インチ以上27インチ以下を目安に選ぶとよいと思います。
なお、スペース等が許されるのであれば、ディスプレイは2台体制、すなわちデュアルディスプレイにするのがおすすめです。
おすすめする理由は、メインディスプレイに自身が描く絵を映し、サブディスプレイには模写するモデルやイラスト関連の資料を映すなどすることで、絵を描く作業がとても行いやすくなるはずです。
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また、僕なんかはイラスト初心者なので、YouTubeなど動画によるイラスト講座を見ながら作業をしています。
サブディスプレイに動画を横で見て、確認しながら絵描き作業できるのでとても楽です。
わからない点などをすぐに横目で確認できるのが大きなメリットであり、絵の上達も早くなると確信しています。
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サブディスプレイにYouTubeのイラスト講座を流しながら、絵を描く様子
デュアルディスプレイを導入前のシングルディスプレイだと、イラストソフトとwebページを並べて作業することになってしまい、ディスプレイ内の作業スペースが小さくなり、絵描き作業がスムーズにできません。
また、イラストソフトを前面に出して全画面で作業するとスペースはあるものの、調べものがある際に、いちいちwebページに切り替えるのが煩わしく、いずれにしてもストレスがかなり溜まります。


ディスプレイ内にイラストソフトとwebページを並べてみると


ディスプレイにイラストソフト画面の全表示にしてみると
絵描きのイラストに限らず、例えばゲームにしても、サブディスプレイに攻略サイト等のwebページを映すなどうまく活用することでゲームをプレイすることで効率的に遊べるのは間違いありません!
まとめ
デジタルイラストを始める際の必要なものを紹介しました。
そこまで多くの物を買わずに、デジタルイラストの創作活動できることが分かるかと思います。
近年は、iPadなどのタブレットやスマホでもデジタルイラストを描くことが可能であり、描き心地も良いようです。
外で持ち出して、絵を描きたいという方は、導入の検討をする余地ありです!


アナログ絵は先人たちの画法で素晴らしいものがありますが、たくさんの絵具やキャンパスの置き場といった道具面の管理で悩むことが多くなってしまいます。
一方、デジタルイラストであれば、ここで紹介したものを用意していれば、いつでも手軽に始められるというメリットがあり、ランニングコストもほとんどかからないコスパのいい趣味といえるでしょう。
自分で絵が描けるようになるのは、普通に楽しく、己の成長を素直に実感させてくれる趣味だと感じています。
デジタルイラストにのめり込んで、ブログに割く時間が減ってしまった。
己の感性を高めることができる絵画をデジタルで始めてみてはいかがでしょうか?
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