『ウイニングポスト9』シリーズにおいて、幼駒が誕生して、それぞれの情報を見ると、幼駒に対して評価の印をつけていますよね。
この印が意味するものは何でしょうか?
幼駒の競争能力は、この評価印と牧場長が出すコメントにより、ある程度予測を付けることができます。
今回は、前者である幼駒の評価印について、説明していきたいと思います。
なお、この記事は、『ウイニングポスト9』、『ウイニングポスト9 2020』及び『ウイニングポスト9 2021』も対象となる内容となっています。
結論から申し上げると、「美香」の印を最重要視するべきと考えます。
幼駒の評価印
誕生直後から明け2歳で自身の所有する幼駒に対して、競馬新聞同様の予想印を確認することができます。
ゲーム上において、「所有幼駒」から馬を選び、「能力」タブを選ぶことで確認することができます。
「秘書」、「牧場長」、「河童木」、「長峰」、「美香」の5人による評価印です。
明け2歳になるまでの幼駒時代にいつも確認することができます。
現実の競馬予想と同様に、良い評価順に◎>〇>▲>△>―となっています。
この5人の評価印ですが、実は、幼駒の能力を予測するのに意味がある印を打っているのです。
5人の印の傾向
この5人の印は、一定の法則で評価していると考えられています。
ただし、絶対的に信用できるものではなく、あくまで予想といった概念を持ってください。
つまり、外れることもあるということです。
名 前 | 評価内容 | 説 明 |
---|---|---|
秘書 | 血統+スピード | 母または兄弟にGⅠ馬や重賞馬がいる場合に印が重くなる傾向があります。 |
牧場長 | 気性とメンタル+健康 | 気性が穏やかで賢さ、精神力、健康のいずれかが優れていると印が重くなる傾向があります。 |
河童木 | スピード+成長 | スピードが高い馬をについて評価しており、成長型と大きく関連しています。 |
長峰 | スピード+評判 | 馬の評判が高いと印がつく傾向があります。 |
美香 | スピード+サブパラ | サブパラが高い馬に印が重くなる傾向があります。 |
ここで、スピードを予想しているのが「秘書」、「河童木」、「長峰」、「美香」の4人です。
「秘書」と「長峰」の印については、馬の能力と関係のない血統や評判が絡んできます。
「河童木」の印については、成長型が早熟のほうが印が重くなり、晩成の方が印が薄い傾向にあります。
天城綾の絆コマンド「幼駒大好き」(1歳馬の成長度を上げる)を使い続けると、「河童木」の印が良化していく過程を確認することができるので、成長度という要素を含めて、判断していることがわかります。
「美香」の印は、スピードを含めた純粋な競走能力により判断しており、そのほかの競走能力以外の要素を含みません。
彼女の印が厚ければ、ある程度の能力を保証してくれそうです。
着目するべきは「河童木」と「美香」
着目するべき評価印は、「河童木」と「美香」です。
この2人は、競走馬の能力で非常に重要であるスピードとサブパラを評価している点から着目すべきです。
ただし、この評価印をつける5人評価は、先ほども触れているとおり、絶対ではないことに留意する必要があります。
・「秘書」と「長峰」の評価が高いと、クラブ法人の募集が集まりやすくなります。
・母または兄弟にGⅠ馬や重賞馬がいるにもかかわらず、「秘書」の印がない場合は、スピードがないことがわかる。
頭の片隅にでも入れておくといいと思います。
河童木の留意点
「河童木」は、成長型も加味されているので、早熟であれば、スピードがなくても評価されるケースがあります。
逆にスピードがあっても、晩成で成長していない馬は無印ということもあります。
河童木の印は、
早熟>早め≒覚醒>遅め>晩成で良い評価印がつきやすいです。
馬名や入厩先を決める年末処理時に馬の成長型を確認することができるので、その時には必ず「河童木」の印と一緒にチェックしましょう。
・早熟、早め、覚醒の場合は、河童木の印は「◎」が必須。
・遅め、晩成の場合は、印が「-」でもスピードの高い馬のケースあり。
このように、幼駒の成長が評価にかなり影響しているため、スピード値の判断が正確にできません。
そこで、次の「美香」の評価印もチェックしておく必要があります。
美香の留意点
先ほど説明している通り、「美香」はスピードとサブパラにより印をつけています。
当然、競走馬はスピードだけでなく、サブパラも優秀でないと、大きなレースに勝つことはできません。
例えば、パワーのない馬は坂のある競馬場の直線でスピードがあっても失速するケースがあります。
そこで、「美香」の評価が重要となります。
「美香」は「河童木」と異なり、成長を加味せず純粋にサブパラが優秀な幼駒に対して、良い印をつける傾向があります。
この成長を加味しない純粋のサブパラ評価をしている点から、僕は、「河童木」よりも「美香」の印に重きを置いています。
ただし、この「美香」についても、注意する必要があります。
スピードが低くても、サブパラが優秀な場合にも良い印がつくこと多々あります。
結論として、「河童木」と「美香」ともに、幼駒の評価印は、具体的なスピードとサブパラ能力が判定できるわけではない、ということを念頭に置いておきましょう。
もちろん、他の3人の評価印も同様です。
手元に残す幼駒は?
あまり期待できない幼駒は、いつまで所有しても維持費等がかさむので、資金不足に陥りやすい序盤は特に8月の幼駒セールで売却するべきです。
また、管理する幼駒が多いと、育成にも支障が出ますので、早期に売却した方がよいでしょう。
そこで、先ほど着目すべき評価印をもとに幼駒セールに出すことをおすすめします。
個人的には「美香」の評価「-」の幼駒は、8月の幼駒セールにて売却していいと思っています。
「△」以上の「美香」の評価の高い馬はとりあえず明け2歳になる馬名や入厩先を決める年末処理まで所有するようにしています。
一方、もう一人の着目すべき「河童木」の評価については、「美香」の評価が高ければ、「河童木」の評価関係なく、年末処理まで所有するべきです。
理由としては、「河童木」の評価が成長を加味する以上、幼駒の成長型を把握しなければならないからです。
「遅め」、「晩成」の成長型の場合においては、スピード値が高い馬でも「河童木」の評価印が「-」の場合も多く存在することは先ほども述べました。
つまり、幼駒の成長型を把握できない状況では、「河童木」の評価の有無だけでは、幼駒の取捨選択の判断ができず、「美香」の評価のみが判断材料となります。
補足として、「秘書」の評価印は、母または兄弟にGⅠ馬や重賞馬がいる場合に印が良くなるので、これに該当しているにもかかわらず、「河童木」や「美香」の評価印がない場合も明らかに売却してよいでしょう。
美香の評価印を最重要視すべし!
幼駒が成長し、1歳の秋になると、幼駒の競走能力について、牧場長コメントを発してくれるので、これによって判断していきます。
なお、牧場長のコメントを確実に拾うためには、牧場長の相馬眼が高いことが条件となります。
まとめ
以上、幼駒の評価印について説明しました。
ただし、この評価印のみでは、優秀な競走馬になるのかはわかりません。
デビューまでに牧場長等から幼駒に対するコメントにより、さらに細かく能力を見極めることができます。
この点については、以下のページにてご確認ください。
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