どうも、鬼のインドア派のたご作(@tagosaku881)です。
使用しているPCのCPUクーラーが突然、大きな音を出しながら運転するようになってしまった。
まさに騒音そのものでして、音に耐えられなくなった結果、新しいCPUクーラーを求めた次第。
今回、ASUSから発売されている『Prime LC 360 ARGB』を購入し、セッティングしてみました。

使用感はどんな感じなんだい?
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いろいろと良い点があって、とても満足して使えているよ!
『Prime LC 360 ARGB』は、PCへの取り付けも行いやすく、メーカー保証6年という長期間の保証で安心して使用できるという点を踏まえて、初めて簡易水冷型のCPUクーラーを導入する方におすすめできる製品です。
価格も比較的抑えられていますしね!
ちなみに、自分が購入したときは、BTO・PCパーツ販売店のツクモの販売価格が一番安かったので、紹介しておきます。
\『Prime LC 360 ARGB』最安のPCショップ/
ということで、この記事では、ASUS『Prime LC 360 ARGB』についての使用感について、レビューしていきます。
Prime LC 360 ARGBのスペック


基本スペックと使用目的
メーカー | ASUS |
---|---|
サイズ(ヘッド(水枕)) | 65.1㎜×60.58㎜×68.5㎜ |
ラジエーターサイズ | 360㎜×120㎜×27㎜ |
チューブ素材 | ゴム |
チューブの長さ | 400㎜ |
ファンスピード | 最大2200RPM |
ファンの大きさ | 120㎜×120㎜×25㎜(3個) |
Intel対応ソケット | LGA 115x LGA 1200 LGA 1700 LGA 1851 |
AMD対応ソケット | AM4 AM5 |
保証期間 | 6年 |
ASUS『Prime LC 360 ARGB』は、360mmクラスの簡易水冷型CPUクーラーです。
価格も14,000円台と簡易水冷型CPUクーラーの中では、安い部類に入ります。
360mmクラスの大きさの簡易水冷型CPUクーラーは、一般的にはPCケースの前面にラジエーターを設置するのが基本となります。
天板にラジエターを配置する場合、かなり大きなPCケースを使用している方が対象になるでしょう。
そのような方は、240mmクラスの『Prime LC 240 ARGB』を導入してください。
外観と内容物


以外にも大きくて、約2.4kgという重さに驚きました。


箱の横側には付属物のイラストあり。
IntelとAMD用固定器具とネジ等があります。


製品本体は、最初からラジエーターにチューブ、ポンプヘッド(水枕)が全て取り付けられている状態で入っています。
後はラジエーターの設置場所を決めた後に、CPUの上にポンプヘッド(水枕)を取り付けるだけの作業となります。
ケーブル類も4-PinファンケーブルとARGBケーブルの2本のみのシンプルさもいいね!
Prime LC 360 ARGBのレビュー
『Prime LC 360 ARGB』を実際に購入し、自分のPCへの取付が完了できたので、実際の使用した感想を伝えていきます。
Prime LC 360 ARGBのメリット・デメリット
- メーカー保証6年の安心感
- 取付は簡単、グリスの購入必要なし
- PCケースが中がスッキリ!
- 前面にラジエーターを設置する場合、ファンの取付作業あり【必要な人のみ】
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個人的には、ケーブル類がゴチャゴチャしていたPCケースの中身を整理することができたのが、一番良かったと思っています。
メーカー保証6年の安心感
簡易水冷型CPUクーラーの寿命は、一般的に3年とか言われています。
簡易水冷型CPUクーラーを使用するにあたって、経年劣化後の最悪のケースは、液漏れでPCがダメになってしまうこと。
そんな中、簡易水冷型CPUクーラーの一般的な寿命が3年に対して、『Prime LC 360 ARGB』は2倍の長さである6年の保証付きです。
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メーカー保証の長さは、品質の良さを証明してくれるようなものです!
毎日、ゲームや写真編集などをCPUをやや酷使しながらPCを使う自分にとって、長期間で安心して使用できるというメリットに大きく惹かれたわけです。
また、値段も1万5千円を切るといった形で安めの部類に入り、コスパが高いと言わざるを得ません。
取付は簡単、グリスの購入必要なし
初めて、簡易水冷型CPUクーラーの取付けでしたが、簡単に行うことができました。
具体的な作業内容は、ポンプヘッド(水枕)をCPUへ。
ラジエーターをPCケースの前面に取り付けるだけ。
取付け方は、付属されたネジを使用し、ドライバーで締めるだけです。
また、新たにCPUクーラーを取り付ける際は、グリスを塗り直す必要がありますが、『Prime LC 360 ARGB』のポンプヘッド部分にすでにグリスが塗られていますので、新たにグリスを用意する必要はありません。
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説明書とかに書いてなかったから、気づかなかったよ…
取付作業は、単純明快でしたが、「ん、なんだこれ?」というところがあったので、紹介していきますね。
まず、僕が使用するCPUソケットの形状はLGA 1200。
説明書には、付属のワッシャーを間に挟んでネジを締めなさい(with washerと記載)と説明されています。
説明書の通りに実行するのの、どう考えてもネジ穴にネジが届かなかった…
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結局、Intel1700の方の図の通り、ワッシャーを取り着けないで行ったところ、ネジ止めができるようになり、ポンプヘッド(水枕)を固定することができました。
説明書どおりとは限らない
(あくまで、個人の状況によるので、まずは説明書どおりに行うのがおすすめ!)
PCケースが中がスッキリ!
これまでは、電源、SATA、ファンケーブルといったあらゆるケーブル類が所狭しとPCケース内を占有していたので、PCケース内のホコリの除去といった掃除が疎かになりがちでした。
今回、『Prime LC 360 ARGB』を導入したことで、PCの中身がマジでスッキリしました!
『Prime LC 360 ARGB』が、PCケース前面に装着していた吸気用のPCケースファンの役割も兼ねることになったことから、ケースファンを取り外せることに。
ケースファンから出ているケーブル類がPCケース内の大部分を占めていただけに、できるだけ少ないケーブル接続でPC起動できるというのは、かなりのメリットと言えるでしょう。
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ケースファンを取り外すことで、ケースファンのケーブルを除くことに成功!
詳しくは、後述のPCケース内をスッキリさせたい!をみてね!
PCケース内の掃除といったメンテナンスや新たなPCパーツを交換する作業がやりやすくなることに繋がっています。
また、クーラーファンの音の大きさも空冷型CPUクーラーよりも静かになったことを実感します。
たまに水が流れる音がすることもありますが、耳を澄ましていなければ気づかないくらいです。
さらに、『Prime LC 360 ARGB』のファンは、RGBライティングを楽しむことができます。
マザーボードにASUSの『TUF GAMING H570-PRO WIFI』を使用していたため、ASUS製品同士ということで、「Armory Crate」のアプリを使用することで、ライティングやファンの回転数を自在に調整し、管理しやすくなりました。
オシャレなPC環境を熟慮し、構築した結果、PCケース内にたくさんのケーブル類を残す要因となった過去記事。


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最初から『Prime LC 360 ARGB』をはじめとする簡易水冷型CPUクーラーを導入しておけばよかったんだね…
前面にラジエーターを設置する場合、ファンの取付作業あり【必要な人のみ】
『Prime LC 360 ARGB』は、ファンの向きが排気方向で取り付けられています。
PC内のエアフローを考慮する際の水冷型CPUクーラーのラジエーターの設置については、前面に設置する場合はプッシュ型(吸気のファンの向き)、天板に設置する場合はプル型(排気のファンの向き)にするのが、最も効率的と言われています。
おそらく、ラジエーターを天板配置する前提で製品化されたものと推測されます。
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現に、説明書の例も天板配置しか掲載されていませんでしたし。
ただ、360mmクラスの大きさで僕のPCでは、ラジエーターを天板配置するには大きすぎてしまうため、前面での配置が必須な状況です。
効率的なエアフローを考慮すると、ファンの向きを排気方向ではなく、吸気方向へと変える必要が生じたわけです。


ファンを逆向きにするには、両角にあるネジを外して、ファンを逆にしてからまた取り付ければいいだけで、そんなに手間はかからないけれど、前面配置して吸気としてファンを使いたい場合は、一手間の作業があることを念頭に置いておいてほしいです。
ラジエーター前面配置で、ファンを吸気方向で利用したい方は、ファンの向きを逆にする作業が必要!
簡易水冷型CPUクーラーを初めて導入した経緯
ここまで、簡易水冷型CPUクーラー『Prime LC 360 ARGB』をレビューしてきましたが、僕は空冷型CPUクーラー(サイドフロー)派でした。
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これまで簡易水冷型CPUクーラーを使ったことがありません!



じゃあ、なんで簡易水冷型CPUクーラーにしたんだい?
理由を挙げると、以下の3つです。
- CPUクーラーとメモリの干渉するか不安…
- PCケース内をスッキリさせたい!
- 空冷型CPUクーラーの違いを確認したい!
CPUクーラーとメモリの干渉するか不安…


冷却性が高く、大型のファンであればあるほど、空冷型CPUクーラーはメモリを挿入している場所まで侵入するケースもあり、場合によってはファンとメモリがぶつかり合って、取り付けられないこともあります。
導入していた空冷型CPUクーラー(Novonest CPUクーラー『N1055CF』)はそうでした。


CPUクーラーとメモリが接触しないよう、強引にCPUクーラーを後方に引っ張りながらねじ止めするなどの工夫をしていました。
そのため、PC内部の掃除やメモリの調子が悪い時には、クーラーを取り外し、原因解明・解決後に元に戻すわけですが、再取付の際も接触しないよう強引に引っ張りながら、CPUクーラーを固定する作業が本当に面倒でイヤでした。
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これがまたなかなかうまくいかずに、イライラするんよ…
今回も空冷型CPUクーラーを検討しましたが、ネット等で事前調査をしたけれども、実際に取り付けてみなければ、空冷型CPUクーラーとメモリが接触しあう可能性は否定しきれませんでした。
万が一、取り付けられないというリスクを極力回避したかったという思いが強く、簡易水冷型CPUクーラーの導入を決めたという感じ。
簡易水冷型CPUクーラーは、メモリが接触しあって、取り付けられないということはない。
PCケース内をスッキリさせたい!
『Prime LC 360 ARGB』を導入する前は、空冷型CPUクーラーを使用していたわけですが、PCケース前面には吸気用のPCケースファンを装着していました。


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このケースファンから延び出ているケーブルたちが厄介だったんです。
『Prime LC 360 ARGB』を設置したことで、このケースファンたちが不要となりました。
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このケーブルの長さと煩雑さと言ったら…



机は汚いままだけどな!
PCケースをオシャレなライティングで着飾りたいという自己顕示欲の結果の末路を解消した感じになったわけです!


空冷型CPUクーラーの違いを確認したい!
これまでBTOのPCを購入し、パーツの入れ替えをずっと行ってきたところですが、CPUクーラーはずっと空冷型CPUクーラーを使い続けてきました。
実際に、インターネットで「簡易水冷型CPUクーラー」を検索すると、
- 初心者やめとけ
- 寿命が短い
などのデメリット面が強調されています。
壊れた空冷型CPUクーラーを前にして、簡易水冷型CPUクーラーを初めて導入することで「どんな感じになるかを空冷型との違いを体験してみたい!」という強い気持ちがヒシヒシと沸いてきました。



単に興味本位で、好奇心が強かったというだけじゃん!
といった具合で好奇心が抑えられずに、導入した次第です。
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ただ、導入してよかったと心から思っています!
Prime LC 360 ARGB 購入のまとめ
『Prime LC 360 ARGB』が自分にとって初の簡易水冷型CPUクーラーの装着でした。
- 長期メーカー保証による信頼性の高さ
- 1万5千円以下のコスパの高さ
- 取り付けやすい
- PCケース内のケーブル内の整理がしやすい
以上から簡易水冷型CPUクーラーを初めて導入する人にはおすすめと言えるでしょう。
個人的には、『Prime LC 360 ARGB』が前面PCケースファンの役割を兼用することになったので、PCケースの中身がスッキリし、PCパーツのメンテナンスがしやすくなることに繋がるなど、メリットがたくさんあることを実感しました。
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今後も簡易水冷型CPUクーラーを導入し続けることになるだろう!
少しでも簡易水冷型CPUクーラーに興味を持った方は、まずは『Prime LC 360 ARGB』を導入してみてはいかがでしょうか。
\『Prime LC 360 ARGB』最安のPCショップ/
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